カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2010年 4月の日記

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2010年04月24日
2010年04月06日


2010年 4月24日


寒暖の差が激し過ぎて気分的に出掛けられずにいたが、気が向いたので久しぶりに出掛けるんでシュ。
今日はカイズの現況確認を兼ね、ウミタナゴでも釣れてくれればという思いで狐崎漁港付近に向かってみることにする。

1時間半ほどで目的地近くに到着したが、釣り人はほとんど見当たらない。漁港左手沖の堤防の上に投げ釣りの人が2人居るだけだ。
目的の場所にも止まっている車は1台も無い。道具の準備をして釣り場へと向かう。

15分ほどで釣り場に着いたが、波は比較的静かだし風も気になるほど強くはない。早速始める。まずは岸際から始める。
水温は10度弱だ。さお1本分くらいから始めてみる。マキエには何も集まってこない。少しずつ深くしてみる。

お昼近くになって、茶色っぽい魚が1匹岸際の中層を泳いでいくのが見えた。一応魚は居るみたいだ。
その後しばらくして、ウキの近くで海草ゴミみたいな色をした魚が2、3匹波紋を立てて泳いでいる。沈黙が続く。

更にクラゲが数匹流れていくのも見える。少しして仕掛けを引き上げようとして巻き始めた時、何か違和感を感じた。
油断していたので何が起こったのか分からなかったが、巻いてもさおがしなるだけでまるで根掛かりでもしたような雰囲気だ。

そして次の瞬間、一気に持っていかれた。何も出来ないままハリスを切って逃げていってしまったのだ。あぜんとしてしまった。
油断している時に限って魚は来るものだ。気を取り直して同じ筋を攻め続ける。しかし全く反応が無いので、ここで昼食とする。

見える範囲には釣り人は見当たらない。少し風が強くなってきたようだ。食後又始める。
そして2時半を過ぎたころ、雨がポツリポツリと降ってきた。雨が降り始めると同時に、風がやみ静かになった。

やがて雨は強くなってきたが、空を見上げると比較的明るいので、しばらく我慢していれば晴れると思いそのまま続ける。
30分ほどで雨は上がり、日が差してきた。しかし依然として沈黙が続く。4時近くになり、又空が暗くなってきた。

今度は見える範囲全体で厚い雲に覆われている。時間も時間なので、降ってくる前に本日は終了とする。
久しぶりの強烈な引きに、ただただびっくりしてしまった一日だった。

多分シーバスみたいな魚なのだろうが、かなりの強烈な引きが印象に残った。


2010年 4月 6日


5月上旬並みの気温16度との予報に誘われ、ウミタナゴ狙いで牡鹿半島へ出掛けるんでシュ。
先日、近くの釣具店のおじいさんに前網漁港を勧められていたので、とりあえずそこを目指して進む。

ボーズが予想されることから、今回は犬を一緒に連れて行くことにする。久しぶりなので途中で道を間違えてしまった。
矢本の飛行場付近で曲がらずに、まっすぐに進んでしまったのだ。石巻市内に入ってから気が付いたので、仕方なくそのまま進む。

町の中心部を通ったので信号は多いし車は込んでいるし、散々な目に遭ってしまった。
それでも何とか町の中を抜け、鮎川方面との分かれ道まで来た。そこをまっすぐに進み女川町へと向かう。

女川港の岸壁で一休みしたが、犬が車酔いをしていてバスケットの中で吐いていた。
後片付けをしてから、15分くらいゆっくり散歩させながら休憩させる。落ち着いたようなので助手席に犬を乗せゆっくりと進む。

30分ほどで前網漁港に着いたが、宮城県の車が2台止まっていて、6人くらいの職員が漁民の人たちと岸壁で話しをしている。
釣り人は見当たらないし、向かい風で釣りづらそうだ。前網漁港をあきらめ、前にやったことのある横浦漁港へと戻ることにする。

横浦漁港では背中から少し風が吹いてくるだけなので、釣りをするのには支障が無い。先端の方に投げ釣りの男女2人組が居る。
前回と同様に、堤防の付け根付近のテトラの切れめ辺りでやってみることにする。バッカンに犬をつなぎ早速始める。

水温は10.5度ある。水面はおおむねなぎている状況だ。しかし反応は全く無いし、オキアミも無くならない。
しばらくして2台の車で若者たちが7人くらいやって来た。あちこち回っている。先端の方で始めるようだ。

少しして投げ釣りの人に何か小さい魚が来たようだが、種類までは見えない。地元のおじいさんが話し掛けてきた。
ウミタナゴにはまだちょっと早いとのことである。もう1箇月もすればウミタナゴ、そしてカイズが釣れ始まるとのことだ。

続けるが沈黙は続く。来る時犬が吐いてしまったので、持ってきた水とおやつを与える。
おなかがすいているのか全部食べてしまった。ここで私も昼食とする。若者たちのうち3人は飽きてしまい、磯場で遊んでいる。

それにしても何も来ないのだ。食後も続けるが全くの無反応である。2時を回り、若者たちは場所を変えるようだ。
やがて若者たちは居なくなり、又3人だけになってしまった。3時近くになり、2人組も帰り支度を始めた。

相変わらず反応が無い。3時半を過ぎたので、帰りの時間を考えここで終了とする。
まだちょっと早いようだが、近々ウミタナゴは釣れるだろう。帰り道も犬の車酔いが心配だ。



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