カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2009年12月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2009年12月30日
2009年12月24日
2009年12月22日
2009年12月14日
2009年12月10日
2009年12月08日
2009年12月04日
2009年12月02日


2009年12月30日


強風のため出掛けられずにいたが、今年の釣り納めに今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
今日は納会を兼ねて長男と2人での釣行だ。公園の駐車場には、既に20台以上の車が止まっている。

かなり込んでいると思われるが、せっかく来たのでとりあえず釣り場へと向かう。砂浜にはカレイ狙いの人が一人居る。
そして沖のテトラ群にもフカセ釣りの人が一人渡船している。高い防波堤の上には3人分くらいの人の荷物が置いてある。

釣り場に着いたが、意外にもフカセ釣りの人が2人居るだけだ。だが、北防波堤の灯台付近には20人近い人が見える。
皆さんはあちらの方で釣っていたのだ。そこで長男にはメジナの可能性のある所に入ってもらい、私はその脇に陣取る。

いつもの猫がやって来たが、やる物が無いのでそのままにしていたら居なくなってしまった。早速始める。
風はそれほど強くないが、かなり寒い。しばらくの間沈黙が続いたが、1時間ほどして岸際でチビカジカが来た。

とりあえずボーズは免れたようだ。しかし、その後は又沈黙状態に入ってしまった。長男も同じく、何の反応も無いようだ。
その後、何の反応も無いまま昼食とする。右手にフカセ釣りの人が一人入っている。流心にもメジナ狙いの人が一人居る。

そして、灯台の近くでは15、6人の人が釣りをしている。さおが曲がっている人は居ない。食後又始めるが、沈黙状態が続く。
潮の流れが緩やかになった時、ウキが静かに沈んだ。アワセると重い。上がってきたのは40センチくらいのボラだ。

今日は適度な流れがあるので、いけるかも知れない。その後すぐにウキがスッと沈んだので、アワセたが乗らなかった。
しばらくの間はオキアミが半分くらい食われていたが、やがて反応が無くなった。沈黙状態に陥ってしまったのだ。

3時を回り、フカセ釣りの人や灯台付近の人たちが帰り始めた。少しして、岸際でウキが沈み20センチ強のチビアイナメが来た。
ハリが唇の端に少し掛かっているだけだ。かなり食いが悪いようだ。その後はヒトデが1匹来ただけで終わってしまった。

4時近くになり、長男が戻ってきたので本日は終了とする。長男もヒトデ1匹を掛けただけだと言う。
今日の釣りは納得のいくものではなかったが、来年に期待して本年最後の釣りを終了とする。


2009年12月24日


クリスマスイブに是非ともカイズ1匹が欲しくて、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には5台の車しか止まっていない。荷物を持って釣り場へと向かう。砂浜に貝採りとおぼしき人が一人居る。

そして、沖の右側のテトラ群にフカセ釣りの人が一人渡船している。低い防波堤と、その先の高い防波堤の上には誰も居ない。
更に進み釣り場に着いたが、流心脇にいつものおじいさんが居るだけだ。北防波堤付近では2人の釣り人が釣りを楽しんでいる。

北寄りの弱風なので釣りにはほとんど影響は無い。早速始める。今日は潮の動きが極端に悪いようだ。先が思いやられる。
全く反応が無い。いつもの猫が遠くの方からやって来た。魚をやりたいが全く釣れないのでやることが出来ない。

あきらめたのか、おじいさんの方へ行った。岸際のテトラ付近で、20匹くらいのマメグレが落ちたマキエを食っているのが見える。
型の大きい物は見当たらない。何の反応も無いまま昼食とする。相変わらず流心脇のおじいさんと灯台近くの2人しか居ない。

程なく流心に一人の釣り人が入った。多分メジナを狙っていると思われる。少ししてさおがしなっているのが見えた。
20センチ強のメジナだ。しばらく見ていたが、その1匹だけで終わったようだ。食後も続けるが、沈黙状態から抜け出せない。

流心脇のおじいさんは帰ってしまった。しばらくして、流心の釣り人も場所を変えたらしく居なくなってしまった。
ほとんど流れの無い中だが、ウキが止まったままになってしまった。静かに持ち上げてみると何か付いている。白っぽいヒトデだ。

本当に魚の居る気配が無いのだ。4時過ぎまでがんばってみたが、全く何の反応も無かった。
あの好調さはどこへ行ってしまったのだろう。しばらく間を空けて、海が安定してから又来よう。


2009年12月22日


今季最強の寒波が抜けたようなので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
駐車場には6台の車が止まっているが、犬の散歩のために来ている人も居るようだ。

釣り場に向かう途中の砂浜、低い防波堤、更にはその先の高い防波堤の上にも誰も居ない。
目的の場所に着いたが、釣り人は流心脇にボラのガラ掛けのおじいさんが一人居るだけだ。

そして、北防波堤の灯台付近にも2人の落とし込みの釣り人が居るだけだ。風は弱いがかなり寒い。水面は波立っている。
こういう状態で釣れたためしは無いが、せっかく来たのでとりあえずやってみることにする。早速始める。

案の定、沈黙状態が続く。流心脇でやっているおじいさんは、見ただけで3匹ほどのボラを引っ掛けている。
午前中はずっと沈黙状態が続き、全くの反応無しで終わってしまった。休憩を兼ね、ここで昼食とする。

ガラ掛けのおじいさんは、持ってきた袋に半分ほどボラを入れた後、帰っていった。
食後又始める。風が少し強くなってきたが、風向きが西寄りから北寄りに変わったので、そんなに苦にならない。

それにしても、全くの無反応が続く。いつもの猫も寒さのせいかテトラの近くにはやって来ない。
3時を少し回ったころ、ウキがちょっと沈んだ。引き上げてみるとハリが無くなっている。多分フグのせいだろう。

その後2、3回はオキアミが半分くらい食われたが、又沈黙状態に陥ってしまった。
4時を回ってしまったので本日は終了とする。午後2時ころから、若干風は弱まったが非常につらい一日だった。

最強の寒波襲来で、海の状況が変わってしまったのかも知れない。


2009年12月14日


かなり寒そうだが風は穏やかなので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には10台くらいの車が止まっているが、半分は工事車両だ。荷物を持って釣り場へと急ぐ。

途中の砂浜、沖のテトラ群、低い防波堤そして高い防波堤いずれにも釣り人は居ない。
釣り場に着いたが、流心脇に一人と北防波堤の灯台付近に2人の釣り人しか居ない。早速始める。

いつもと違う猫がやって来た。魚をやりたくても、何も来ない。沈黙が続く。猫はあきらめて居なくなってしまった。
魚の波紋すら見えない。何の反応も無いまま1時間が過ぎてしまった。そこへいつもの猫がやって来た。

運良くウキが沈み、チビハゼが来た。それをやると、くわえてどこかへ行ってしまった。
その後はチビフグを1匹追加し、昼食とする。釣り人は相変わらず4、5人しか居ない。風は無いが結構寒い。

食後も続ける。いつもの猫の、気の小さい方がやって来た。寒いのか、少しずつひざの上に上がってくる。
猫は暖かいので、そのままにしていると寝込んでしまった。少ししてウキが静かに止まった。

猫をどけてからアワセると、ちょっと重い。上がってきたのは45センチ弱のボラだ。
もしかしたら、今日はいけるかも知れない。続いて小型のフグだ。そしてウキが沈んだ。すかさずアワセる。

乗った。小型のカイズか。しかし上がってきたのは、40センチ弱の小型のカンパチだ。残念。
その後は、沈黙状態に入ってしまった。気の弱い方の猫が又やって来て、座ってやっているひざの上で丸くなって寝込んでしまった。

静かに寝ているので、そのままにして続ける。雨がパラパラと降ってきた。皆さんは帰り支度を始めたようだ。
段々と雨足が速くなり全員帰ってしまった。雨の中、我慢して続ける。3時を過ぎたころウキが急に沈んだ。

すかさずアワセる。グンと重みを感じた。きたぁーー。猫をどかして引きに耐える。
2、3回の引き込みを見せながら上がってきたのは、間違いなくカイズ君でシュ。

35センチくらいはあるだろうか。タモ入れに注意しながら、慎重に取り込む。
予備のバッカンに魚を入れ、更に続ける。ますます雨が強くなってきた。ラインがさおに絡みつき釣りにくい。

マキエもびしょびしょになってきて、あまり飛ばなくなったので、本日はここで終了とする。
今日は気の弱い猫のおかげで釣れたような気がする。お猫様に感謝感謝。

カイズ君 ・・・やっとのことで釣れた、36センチの良型カイズ君の写真です。・・・
ミウちゃん ・・・このたび我が家の一員となりました、トイプードルの女の子で美宙(ミウ)ちゃんという名前の犬です。・・・


2009年12月10日


少し寒いようだが風は穏やかなので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には6台ぐらいの車しか止まっていない。かなり少なくなってきた。

途中、砂浜でカレイ狙いの人が一人と、高い防波堤の上で投げ釣りの人が一人、それぞれ釣りを楽しんでいる。
目的の場所に着いたが、釣り人は見当たらない。少ししてサヨリやボラ狙いのおじいさんが一人、流心の脇に入った。

最近相性のいい場所でやることにする。早速始める。工場は運転しているようだ。
しばらく沈黙が続いたが、やがて魚によるもの思われる波紋が現れ始めた。

そのうちに付けエサが半分くらい無くなるようになってきた。そして空ハリ状態に陥ってしまった。
よくよく見ると、マメグレの集団がマキエの周りに群がっている。しかしハリ掛かりはしない。

しばらく我慢して続けていたが、場所を移動することにする。右手の方へ50メートルほど移る。
又始めたが、すぐに根掛りを起こしてしまった。今日は朝から縁起の悪い事ばかり続いている。

出掛けに「今日も釣れるといいね。」と声を掛けられてしまったのだ。出掛ける前に声を掛けられて釣れたためしが無いのだ。
更にテレビの占いコーナーでも凶と出ていたのだ。ハリスを付け直して続けるが、又しても根掛りを起こしてしまった。

ウキ下を短くし、やってはみたが何かしっくりとしない。少ししてチビフグが2匹続けて来た。
その後ウキが止まりアワセたが、来たのは40センチくらいのボラだった。

先日の感触がまだ残っているので、ボラも小魚程度にしか感じられない。そして又、沈黙状態に入ってしまった。
ここで昼食とし、食後は前の場所でやることにする。流心に2人、その脇にも2人、そして北防波堤付近には5人の釣り人が居る。

ほとんどが常連のおじさんたちだ。どこも釣れている様子は無い。食後又始めるが、午前中には居たマメグレの姿が見えない。
工場からの煙は依然として出ている。潮の流れが緩やか過ぎて、ほとんど動かない状況だ。

これでは食ってこないだろう。3時を回りおじさんたちは帰り始めた。そして別なお兄さんたちが3人ほど入ってきた。
一人はフカセ釣りで、もう2人はカニエサの落とし込み釣りの人だ。

暇なので少し眺めていたが、フカセ釣りのお兄さんはあまり上手ではないみたいだ。
落とし込み釣りの人は、かなりせっかちのようであちこち移動している。ウキの沈黙はずっと続いている。

灯台に明かりがともるまで、長い時間沈黙が続いた。先日とは全く違い、本当にアタリのない一日だった。
次回に期待して本日は終了とする。気分の問題なのだろうが、『やっぱり』釣れなかった。


2009年12月 8日


昨夜のKHBのお天気情報で『小春びより』とのテロップが流れたので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
帽子もかぶり、忘れ物が無いかを確認し公園の駐車場へ向かう。駐車場には10台の車が止まっている。

荷物を持って釣り場へと向かう。砂浜にはカレイ狙いの人が一人居たが、低い堤防には誰も居ない。
その先の高い防波堤の上には投げ釣りの人が一人居る。目的の場所は空いている。

流心の端に一人、右側やや離れた所に投げ釣りの人が2人とフカセ釣りの人が一人居る。
早速始める。工場は動いていて少しだが煙が出ている。今日は最初から遠投でハワセぎみに、ポイントを直接攻めてみる。

案の定何も来ない。1時間ほどしてチビフグが来た。その後は沈黙が続く。
そして潮の流れが緩やかになって止まりそうになったころ、ウキが急に見えなくなってしまった。

すかさずアワセる。きたぁーー。ゴンゴン引いている。2、3回の引き込みをかわして空気を吸わせる。
35センチくらいのカイズ君でシュ。干潮でテトラに付着している貝殻がちょっと気になったが、そのままタモで取り込む。

タモに収めた次の瞬間、船の高い波が来た。何とその弾みで魚がタモから出てしまった。テトラのすきまに落としてしまったのだ。
ハリスが貝殻に絡みついて、逃がしてしまった。残念。気を取り直して続ける。

それを見ていたちゃっかりおじさんがやって来て、すぐ左手脇に入った。右手にもフカセ釣りの人が近付いてきた。
少し探る範囲が狭くなってしまったが仕方がない。その後、中型のフグとチビフグを1匹ずつ追加したが、本命の気配は無くなった。

ここで昼食とする。流心に2人のメジナ狙いの人が入っている。北防波堤の灯台付近には7人くらいの釣り人が居る。
食後、戻って又始める。相変わらず沈黙状態が続く。いつもの猫は姿を見せないが、違う猫が近くで泣いている。

だが、そばにはやって来ない。3時を回りあきらめかけた時、潮の流れが止まりウキに小さなアタリが出た。
すかさずアワセる。きたぁーー。さおの根元にまで感じるくらいのすごい引きだ。まずい!!。潜水艦だ。

強烈な引きでズンズン進んでいく。ドラグを鳴らしながら、やつはなおも進む。テトラの陰に回り込んでしまった。
ハリスの擦れる感じが伝わってくる。さおでためていたが、ふっと軽くなってしまった。ハリスが切れたのだ。

久々に味わった強烈な引きにぼうぜんとしてしまった。しばらくの間、何もする気が無くてただ立っているだけだ。
右向きで釣っていたのに、左手の遠くの方まで持っていかれてしまったのだ。

今年はバラシが無くて良かったと思っていたのに、最後の最後で超大物級の獲物をバラしてしまった。
それでも、気を取り直し続けるが沈黙状態が続く。4時を回り、周囲の釣り人たちは帰り支度を始めた。

最後まで頑張ってはみたが、ついに来ることは無かった。多分50クラスの獲物だったろう。
自分はよっぽど下手なのだろうか。だが、何とか1匹でも大物を釣り上げてみたいものだ。

結局今日は、2匹のバラシということで終わってしまった。


2009年12月 4日


強風波浪注意報が出ているので、駄目元で今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
浜に向かう途中で帽子を忘れた事に気付いた。相性の良い帽子だが戻るのもしゃくなのでそのまま進む。

駐車場には8台くらいの車しか止まっていない。風は弱いようだ。砂浜、低い堤防、そして高い防波堤にも誰も居ない。
釣り場に着いたが、いつもの場所には投げ釣りの人が入っていた。そこで右手の少し離れた所に陣取ることにする。

準備をしていると、その間に7、8人の若者が入ってきた。今日はちょっと付いていないようだ。
右側遠くの方にフカセ釣りの人が一人居る。温排水の流心近くには誰も居ないようだ。

メジナは釣れないのだろうか。そして、北防波堤の灯台付近には5人くらいの釣り人が見える。
とりあえず始めてみる。しばらくの間、何も来ない。今日は猫も見当たらないようだ。不運続きだ。

雰囲気からいって、多分今日は駄目だろう。少ししてウキが斜めに勢い良く沈み、チビハゼが来た。
右手でやっているフカセ釣りの人にカイズが来たようだ。左手の若者たちは、かなりはしゃいでいて結構うるさい。

しばらくして、ウキが少し沈んだのでアワセると40センチくらいのボラが来た。
いけるかなと思ったが、それで終わってしまった。沈黙状態が続く。若者たちは釣れていないのに、まだはしゃいでいる。

ここで昼食とする。流心付近に一人の釣り人が入ったようだ。相変わらず猫は姿を見せない。
食後、又始める。沈黙状態は変わらない。その後は右手のフカセ釣りの人にも何も来ていないようだ。

左手の若者たちはやっと静かになってきた。これでじっくりと攻められそうだが、全く反応が無い。
少ししてアイナメが掛かってきたが、口元からハリスが出ている。前にも釣られた事があったのだろう。

ハリを外してやろうと思ったが、奥の方まで入っていたので、ハリスだけを切って逃がしてやる。
その後、チビフグを1匹追加しただけで3時半になってしまった。右手のフカセ釣りの人は帰り支度を始めている。

その外の人たちは、まだ頑張っている。そして潮の流れが若干緩やかになった時、ウキに小さな反応が出た。
すかさずアワセる。重い。きたぁーー。グイグイ引く。なかなか姿を現さない。やっと姿を確認できたが、又潜っていく。

2度3度繰り返し、やっとのことでタモ入れに成功した。35センチくらいの元気なカイズ君でシュ。
予備のバッカンに海水をくみ、それに魚を入れ続ける。同じ所を流したが根掛りを起こしてしまった。

4時を回っていたので、無理をせずにここで終了とする。最後の15分間で釣り上げられたのは非常に幸運だ。
左手の若者たちはまだ頑張っている。見た目以上に根性のある若者たちだ。

年内にもう1回くらいは、カイズの姿を見たいものである。

カイズ君 ・・・最後の最後に釣り上げた、34センチのカイズ君の写真です。
今年最後の釣果となるかも知れないので、持って帰り、おいしく頂きました。・・・


2009年12月 2日


いよいよ師走を迎え今年も残すところ1箇月ということで、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には20台以上の車が止まっている。荷物を持って釣り場へと急ぐ。

砂浜にはカレイ狙いの人が端々に一人ずつ居る。そして、その沖の真中のテトラにフカセ釣りと思われる人が一人渡船している。
低い堤防には誰も居ないが、高い防波堤の上には6人の投げ釣りの人が釣りを楽しんでいる。

釣り場に着くと、先日帰り際に釣果を聞いたおじさんが、ちゃっかりとその場所に入っている。
油断もすきもあったものではない。仕方がないので、いつもの場所で始めることにする。

流心近くには3人の釣り人しか居ない。ほとんどさおのしなっている様子は見えない。
始めて間もなく、いつもの猫がやって来た。いつもは2匹で行動しているのに、今日は1匹しか居ない。

もう1匹はどうしたのだろう。猫に魚をやるため、岸際で木っ端グレを狙うが、なかなか釣れてこない。
やっとのことで小型のオキタナゴを釣ったので、猫にやるとくわえたままどこかへ去っていった。

そこで、静かに始めるが食いが悪い。たまに木っ端グレやチビフグやオキタナゴが来る程度だ。
ちゃっかりおじさんは全く釣れないのか段々そばへ近付いてくる。そしてついに反対側の左手の方へ移動してしまった。

やがて、空ハリ状態に陥ってしまった。しばらくは我慢したが、先日の場所へ移動することにする。猫はまだ姿を見せない。
しかしマキエをまいても何も集まってこない。沈黙が続く。1時間ほどして、ウキが止まりチビフグが来た。

魚体は冷たく感じる。ここで昼食とする。落とし込みの釣り人が右手に入ったが、すぐに移動していってしまった。
北防波堤の灯台付近には5人くらいの落とし込みの人が居るが釣れている様子は無い。戻って又始める。沈黙の状況は変わらない。

2時半を回ったころ、はわせ状態の仕掛けの動きが止まった。アワセると中型のフグが来た。時合いが来たのかな。
少しして、又ウキが3センチくらい沈んだ。アワセると軽い。すっぽ抜けか。しかしすぐに引きを感じた。

きたぁーー。ゴンゴンとした引きだ。3回の突っ込みを見せて上がってきたのは、紛れもないカイズ君でシュ。
すぐに写真を撮り、リリースして続ける。少しして又ウキの動きが止まったが、上がってきたのはチビフグだ。

やがてマキエの回りに魚の波紋が見え始めた。潮が止まりから下げに変わった。ウキがゆっくりと流れていく。
2、3センチウキがゆっくりと沈む。アワセる。きたぁーー。今度の引きは先程のものよりも強い。

潮上へグングン潜っていく。テトラのすぐ脇を潜っていくので心配したが、何とか上がってきた。
本日2匹目の30センチくらいのカイズ君でシュ。これも写真に撮り、少しやせていたのですぐにリリースして更に続ける。

そして次の1投目、又してもウキが沈みゴンゴンとしたアタリだ。きたぁーー。3匹目なので半ば強引に引き寄せる。
今度も30センチ強のカイズ君でシュ。今日は何という日だ。運が良過ぎるではないか。又写真に撮りリリースする。

少しして同じような状態の時に、ウキが止まった。4回目のきたぁーー。
手慣れたもので、引きに耐えながらも手繰り寄せたのは25センチ強のカイズ君でシュ。

サイズが大きくないので今回も写真だけでリリースする。
その後は反応も無くなり、付けエサだけが取られるようになった。4時近くになっており、そろそろ終了の時間だ。

するとウキがちょっと沈み小型のハゼが来た。もしかするとと思いながら、少し手前側に仕掛けを入れる。
ちょっとしてウキの動きが止まり、カイズの反応だ。きたぁーー。本日5回目の手ごたえだ。

型は小さいが紛れもなくカイズ君でシュ。写真に収め、本日は終了とする。
このまま続ければもう少しいけるかも知れないが、この辺でやめておこう。真っ暗になってけがでもしたら大変だ。

午前中はほとんど釣果無しで、更に午後も2時半までは全く反応が無かった。
2時半過ぎから4時までの間に、小型ながらも5枚の釣果が得られたのはかなりラッキーだ。

こんな日はめったにないので興奮してしまった。35センチ超えを目指して、今後も頑張ろう。

カイズ君 1 ・・・本日の1匹目、26センチのカイズ君の写真です。
前回を越えられました。・・・
カイズ君 2 ・・・本日の2匹目、31センチのカイズ君の写真です。
とても元気でした。・・・
カイズ君 3 ・・・本日の3匹目、同じく31センチのカイズ君の写真です。・・・
カイズ君 4 ・・・本日の4匹目、27センチのカイズ君の写真です。
もう余裕です。・・・
カイズ君 5 ・・・本日の5匹目、22センチのカイズ君の写真です。
かわいいのでそのまま引き抜きました。・・・



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