カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2009年11月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2009年11月30日
2009年11月番外
2009年11月26日
2009年11月19日
2009年11月16日
2009年11月10日
2009年11月08日
2009年11月07日
2009年11月04日


2009年11月30日


朝方の雨が上がり風も無さそうなので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
少し遅かったのだが、駐車場には10台くらいの車が止まっている。荷物を持って釣り場へと向かう。

砂浜、低い堤防、そして高い堤防にも誰も居ない。戻ってくる人も居ない。
目的の場所に着いたが、流心付近に3人、その脇に2人の釣り人しか居ない。

そして北防波堤の灯台付近には4、5人の釣り人が見える。早速準備して始める。先日と同じ猫2匹が鳴きながらやって来た。
今日も猫と遊びながらやることにしよう。誰もマキエをまいていないのか、かなり反応が鈍い。

煙突からはもくもくと煙が出ているので、工場は運転しているはずだが。
左手の流心脇の人はウキ下を短くし、アオイソメを付けてボラを狙っているようだ。少ししてウキが沈んだ。

小型のサバが釣れてきた。猫にサバをやったが、大き過ぎてすぐに逃がしてしまった。少しして今度はオキタナゴが釣れてきた。
猫が又、泣き叫んでいる。オキタナゴをやると、オキタナゴをくわえた1匹は居なくなってしまった。

残る1匹は気が小さいのか泣くのをやめた。更に続けるがマメグレの動きがおかしい。岸際から離れない。
大きめの木っ端グレは居ないようだ。左手脇に木っ端グレ狙いのおじいさんが入ってきた。

狙う場所が一緒で釣りにくいので、場所を移動することにする。右手の先日やった所に移る。
岸際にマキエをまいてみるが何も集まってこない。少し遠投して、深みを狙う作戦に変える。

しばらくの間、何の反応も無い。そのうち猫2匹も移動してきた。やる魚は無いが、去っていく気配は無い。
少ししてサバの引きと分かるくらい急に斜めに持っていかれた。やっぱりサバだ。40センチくらいはあるだろう。

ウキ下を40センチ長くしてハワセの状態にする。ウキの動きが止まった。アワセると結構重い。
40センチを超えるボラだ。底の方へ突っ込むので、本命と勘違いしてしまったほどだ。

続けていると、又ウキの動きが止まった。アワセる。これまでの引きと雰囲気が全く違う。きたぁーー。間違いなくカイズ君でシュ。
かなり小振りのようだが底へ底へと持っていく。水面近くまで来ると小さいながらも反転する。

銀色に輝く魚体は、いつ見てもほれぼれする。猫に取られないように注意しながら写真に収め、リリースして続ける。
同じ所で、又ウキの動きが止まった。アワセると前の引きよりも強い。もしかしてより大きいカイズか。

しかし残念ながら50センチ弱のボラだった。普通ボラは左右に走るのだが、今日のボラは皆底へ潜ろうとしているようだ。
そのうち、流心の脇で釣っている人にサヨリが来たようだ。3匹ほど続けて来たがそれで止まってしまった。

するとこちらにも、マキエに群がるサヨリの群れが見え始めた。しかし、細めのゴボウくらいの太さしか無い。
ここで遅い昼食とする。左手にボラ狙いとメジナ狙いの人が少し増えている。だがメジナは釣れていないようだ。

たまにさおをしならせているのはボラの方だ。左手のおじいさんは帰り支度を始めた。灯台付近でもほとんど動きは無い。
食後又始める。煙突の煙は今はもう出ていない。運転は止まってしまったのだ。水温は17度に下がっている。

海水は午前中に比べると少し冷たくなったような気がする。相変わらず無風状態に近い。少ししてチビフグが来た。
そしてチビハゼだ。水温低下と共に魚は離れていってしまったのだ。

その後灯台に明かりがともるまで続けたが、小型のサバと中型のボラ、そしてチビフグそれぞれ1匹ずつだけだ。
それでも午前中に1枚上げたのでそれなりに満足している。次回はもう一回り大きいのを狙いたいと思う。

結局2匹の猫は一日中、そばを離れることは無かった。

カイズ君 ・・・23センチしかありませんでしたが、この冬の初物となる小型カイズ君の写真です。
猫2匹がそばに居るので、タモの中で写真を撮り、その後リリースしました。・・・

 追伸

N市在住のTさん、かなり先の話にはなりますが、大いに釣りまくって下さい。
今日サヨリが釣れていた場所は、初心者の方にはお勧め出来ない危険な所ですので、無理なさらないで下さい。

今後ともよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。


2009年11月番外


N市在住のTさん、私のつたないサイトを御覧頂きまして、誠に有り難うございます。
宮城県におけるカイズ釣りのシーズンは5月〜10月までで、最盛期は6、7月と思われます。

サヨリ釣りについては、松ヶ浜漁港船だまりか菖蒲田浜漁港船だまりが釣りやすいと思います。
(これについては2007年12月15日及び12月19日の写真の欄の説明書きを参考にして下さい。)

ただ、現役を引退したおじさんたちが場所を独占していますので、そのおじさんたちの近くでやってみて下さい。
時期的には9〜10月ころが良いようです。11月に入ってからは、水温の低下でドンコ、アイナメ以外はほとんど釣れません。

大型のサヨリは9月の初物のころで、その後段々と型が小さくなっていくようです。
場所的には松ヶ浜漁港船だまりは灯台のある堤防で、先端から3分の1くらい戻った近辺の外海側が比較的良いようです。

先客が居ないとすぐには来ないので、あきらめないで続けることが必要です。寄りさえすれば簡単に釣れます。
そして菖蒲田浜漁港船だまりでは中程の高い防波堤の右側付け根付近と、反対側の左手の角辺りが実績のある場所です。

どちらの浜も、一緒にダツが来ますので怪我をしないように注意が必要です。


2009年11月26日


暖かい日が続き風も静かなようなので、今日も湊浜緑地公園付近へ出掛けるんでシュ。
暖かいにもかかわらず、駐車場には10台くらいしか止まっていない。早速釣り場へと向かう。

途中の砂浜ではカレイ狙いの人が2本のさおを出している。そして高い堤防にも2人の投げ釣りの人が居る。
目的の場所付近には誰も居ない。流心付近では、2本のさおが見えるが釣り人の姿は見えない。

準備をして始める。工場の煙突からは真っすぐに煙りが立ち上っている。ほとんど無風状態だ。
いつもの通り左手岸際から攻めてみる。少し湯気が出ているので、結構水温は高めなのだろう。

ウキが急に沈み、すぐに上がってきた。付けエサは半分くらい無くなっている。恐らく木っ端グレの仕業だろう。
間もなく木っ端グレが来た。それと同時にマキエに群がる数百匹の木っ端グレが姿を現した。

3匹ほど釣ったところにいつもの猫が近寄ってきた。すぐに足元に来て泣いている。
釣れた魚をやると陰の方に持っていった。しばらくして10センチ強のチンチンが来た。

久しぶりに見る超小型のカイズなので心が弾む。続いて2匹目だ。その後は、木っ端グレに変わってしまった。
先程の猫が又戻ってきた。あまりにもうるさいのでもう1匹やると又どこかへ行ってしまった。

少し遠投してサイズアップを狙うが、依然として木っ端グレだけだ。左手の流心の脇に一人のワーム釣りの若者が入ってきた。
あちこちにキャストを繰り返しているが何も来ないようだ。そして流心のメジナ狙いの人たちのさおも、ほとんどしなっていない。

たまに木っ端グレが来る程度で、次第に付けエサが残らなくなって、ついに空ハリ状態に陥ってしまった。
ここで遅い昼食とする。北防波堤の灯台付近に5、6人の落とし込み釣りの人たちが見える。

しゃがみこんでやっている人も居るくらいなので、ほとんど釣れていないのだろう。
この近くの釣り人は左手の若者一人だけだ。戻って又始める。依然として空ハリ状態が続く。

そこで場所を少し移動することにする。右手に50メートルほど移る。
しばらくの間は何も来なかったが、やがて木っ端グレが釣れ始めた。

そしてウキに何の反応も無いままで、付けエサが無くなる状況になった。そこで、遠投してみる。
少しして、木っ端グレに混じってオキタナゴが釣れてきた。水温を計ってみると18度ある。

お昼ちょっと前から工場の運転を止めたみたいで、煙突から煙は出ていない。我慢して続ける。
左手の若者の近くに、2人の落とし込み釣りの常連さんが入ってきた。この冬もちょくちょく見掛けることになるのだろう。

しかし30分ほどで居なくなってしまった。反応が無いのだろう。
やがて4時を回り、灯台に明かりがともり始めたので、本日は終了とする。

これからの時期の釣りは、少なくとも根性が無いとやっていけないだろう。


2009年11月19日


かなり寒いが風は弱いようなので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
それでも駐車場には15台くらいの車が止まっている。荷物を持って釣り場へと向かう。

寒いせいか、今日は工場の煙突から煙が出ている。途中の砂浜にはカレイ狙いの人が5人ほど居る。
そして沖の真中のテトラに、フカセ釣りとおぼしき人が一人渡船している。

先へ進むと奥のあずまや付近に5、6人のおじさんたちがたむろしている。低い堤防には誰も居ない。
今日も高い堤防でやってみることにする。準備をして早速始める。波は無いが風が出てきた。

しばらくの間、何の反応も無い。岸際のテトラに近付いた所で、ウキが斜めに潜っていきチビフグが来た。
少ししてヒトデが掛かってきた。深さ的には問題は無いようだが、それにしてもかなり寒い。

北防波堤でやっている人たちのうち、何人かは帰り始めた。あそこも釣れないみたいだ。
水温を計ってみると11度しか無い。これでは本命は絶対的に無理だ。この場所も終わりなのかも知れない。

しかし今日はここで頑張ってみることにする。少ししてチビフグが来た。その後、付けエサが取られるようになってきた。
マキエはそのままで、仕掛けを少し遠くへ投げ入れる。すると木っ端グレが来た。やっぱり木っ端グレの仕業だったのだ。

その後は空ハリ状態に陥ってしまった。今度は反対側に仕掛けを投げ入れてみる。
しばらくして5センチくらいのかわいいカジカが来た。ほかの魚は居ないようだ。ここで昼食とする。

初めは7、8人居た北防波堤も今は2人しか見当たらない。食後又始めるが風が強くなってきた。
西側から吹いてきているので東側を向いて風を避ける。更に、立っていると風を大きく受けるので座ってやることにする。

しかしチビフグしか来ない。アイナメも来ないのだ。たまに突風が吹いてくるようになってきた。
危険なので、少し早いが本日はここで終了とする。

これで可能性が残っているのはいつもの場所だけのようだ。


2009年11月16日


やっと風と雨が収まったようなので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
駐車場には20台近い車が止まっている。今日は平日なのに結構込んでいるようだ。

砂浜や低い堤防の所には誰も居ない。高い堤防の所にも誰も居ないので、ここでやってみることにする。
後から来た釣り人は北防波堤に行ったようだ。その防波堤では10人近い釣り人がさおを垂れている。

高い防波堤の上に荷物を運ぶが、久しぶりなのでちょっと怖い。準備を終え早速始める。
水温は14度と低くなっている。風も波もうねりも思ったほどは無く釣りやすい。しばらくの間、何の反応も無い。

いつもの猫が近くで鳴き出した。オキアミを投げてやると、すぐそばまでやって来て体をこすり始めた。
慣れっこい猫だ。少しして、根掛かりのようにウキが静かに沈んでいった。持ち上げてみるとヒトデが付いている。

その後、ツブも来たのでちょっとウキ下を短くしてみる。
15分くらいしてウキの流れが止まったので、アワセるとハリが無くなっている。フグのせいだろう。

間もなく小型のフグが掛かってきた。とりあえず全くのボーズは免れた。少し遠くを狙ってみる。
すると中型のボラが掛かってきた。小さい割になかなか上がってこない。抜き上げるのは無理なのでタモですくう。

あまりに猫が鳴き続けるので、釣ったボラをやると、くわえてどこかへ行ってしまった。
同じ所を何度も流してみる。チビフグが来た。更に遠くを狙う。今度はオオガイだ。

先程のボラよりも一回り大きい。又タモですくう。その後は沈黙が続くので、ここで昼食とする。
左手に投げ釣りの人が一人入った。北防波堤でやっている人たちは、少しずつ帰り始めているようだ。

あまり釣れていないのだろうか。食後又始める。すぐにチビフグが来た。続いて20センチ強のアイナメだ。
マキエの近くで波紋が出始めた。マメグレでも居るのだろうか。姿は見えない。少しして小太りのボラが来た。

体長はそんなにないのだが、胴回りが結構あるボラだ。付けエサの半分くらいが無くなるようになってきた。
しばらくして小型のフグが来た。その後は空ハリ状態に陥ってしまった。あちこち探ってはみたがどこも同じような状態だ。

4時を回っているので本日は終了とする。
水温は低めだが、この場所ならばまだまだいけそうな気がする。次回又頑張ろう。


2009年11月10日


先日の男鹿遠征の疲れも取れないまま、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
駐車場には7、8台の車が止まっている。荷物を持って先を急ぐ。

海水浴場の砂浜には、両端に一人ずつカレイ釣りの人が居る。沖のテトラにはフカセ釣りの人が一人渡っているのが見える。
低い防波堤にもカレイ釣りの人が4本のさおを出している。高い防波堤でやってみようと思ったが、残念ながら先客が居る。

結局いつもの場所に入ることにする。左手の温排水溝の所には流心に一人、流れの境目辺りに一人の釣り人しか居ない。
工場が動いていないから人が少ないのかも知れない。早速準備して始める。水温は21度で少し濁り気味だ。

潮が引いているので、テトラに張り付いているイガイやフジツボが、水面に出てきている。
しばらくしてウキが斜めに沈んだ。アワセると横に走る。上がってきたのは中型のサバだ。

引きは面白いが手ごたえはイマイチだ。その後沈黙が続く。付けエサは無くならないし、マキエにも何も群がってこない。
流心でやっている人のさおのしなっているのが見える。どうやら20センチ弱のメジナみたいだ。あまり釣れていないようだ。

午後になるとほとんど釣れなくなってしまう。少しして又ウキが沈み中型のサバが来た。
20匹くらいの小型のメジナの集団が岸際を横切っていく。温排水が出ていないので魚が散らばっているようだ。

ここで昼食とする。相変わらず流心の一人、そして境目辺りの一人もまだ頑張っているようだ。
北防波堤には探り釣りの人や落とし込みの人が10人近く居る。たまに歓声が上がっているが何が釣れたのかは分らない。

食後戻って又始める。依然として食いが悪い。付けエサが無くならないのだ。しばらくして3匹目のサバが来た。
その後4匹目のサバを追加した辺りから、マキエの近くに魚が群がり始めてきた。ウキは深く沈んでいくがハリ掛りはしない。

多分木っ端グレだろう。やがて付けエサが持たなくなってきた。サバの反応も無くなってしまった。
空ハリ状態に陥ってしまって、段々やる気が薄れてきたので本日は終了とする。

この場所も釣り人が少なくなれば、じっくりと狙うことが出来そうだ。


2009年11月 8日


男鹿遠征釣行の2日目、今日も元気に5時半出発で船川港沖堤へ出掛けるんでシュ。
昨日の帰りに釣具店『海風』に寄って渡船の手続きについて聞いておいたので、指示された時間通りに6時に店へ向かう。

ちょうど1番船が出発するところなので、それに乗せて頂く。
港の防波堤を過ぎた辺りから、強烈な風と波とうねりに見舞われる。

小さな船なので揺れること揺れること、前進するのもままならない状況だ。
もしかすると引き返すのかなと思っていたが、舟木船頭さんは慣れたものでスピードこそ遅いが、確実に沖堤を目指している。

40分以上も掛けてやっとのことで沖堤に着いたが、今度は波で堤防に渡れない。
通い慣れた感じの若者が、舳先で荷物を堤防の上に上げてくれるとのことなので手渡しでお願いする。

いざ渡ろうとするが、風と潮の流れが速いのとで、1回の接岸で一人しか渡堤出来ない。
やっとのことで無事に堤防に上がれたので、早速沖向きの空いている場所に陣取る。既に7、8人の人が釣りをしていた。

違う渡船屋さんの船で渡ったのだろうが、この人たちも渡るのに苦労したのだろう。
5メートルくらいの高さのある堤防からの釣りなので、ちょっと怖い感じがする。際から少し離れた所で座って始める。

まずは長男にヒットしたが、途中でハリから外れたようだ。波がすごく高いのでウキが安定しない。
しばらくしてウキが急に沈み、サワラが上がってきた。歯のすごいこと、ダツの上をいっている。続いてウキが沈んだ。

前の引きよりももっと強烈だ。てっきりカイズだと思い込んでいたが、ハリスが切れてギザギザになって上がってきた。
やっぱりサワラだったのだろう。結構強い引きだった。それから少しして長男にメジナが来た。

少し大きいようなので念のためタモですくう。27センチのメジナだ。それにしても風と波がかなり強い。
しばらくして又サワラが来た。すると脇でやっていた、今朝荷上げをしてくれた若者のさおがしなっている。

見るとカイズを釣り上げた。40センチ弱くらいの大型カイズだ。期待が膨らむ。しかし私にはサワラしか来ない。
それも半分以上はハリス切れだ。昨日からハリを30本以上は失っている。

今度は長男にウミタナゴが来た。段々と潮の流れが止まり掛けている。
夕方までには家に帰らなければならないので12時までの予定にしていたが、先程の若者にお願いして2時に変更して頂く。

ここで遅い朝食とする。周囲を見渡しても釣れている様子は無い。食後も続けるがほとんどはハリス切れだ。
さお1本半の底近くを探ってみると、たまに付けエサがボロボロになって戻ってくる。

何が食っているのかは分らないが、小型の魚が居るのだろう。ちょっと本命は望み薄みたいだ。
12時近くになって、先程の若者が又タモを使っている。小型ながらも2匹目を釣り上げたようだ。

この若者の釣りに対する情熱には頭が下がる思いだ。その時点、その時点で仕掛けを作り変えているのだ。
初めは普通のドングリウキでやっていたが、風が強いとみると大きいドングリウキに変える。

更に波が強くなり見づらいと判断すると、電気ウキの小さい物に変えるなどして、見ていても忙しいくらいだ。
残り1時間近くになったので、昼食をとり時間まで頑張ることにする。しかし残念ながら本命が来ることはなかった。

2時近くになって片付けていると、迎えの船が見えてきた。帰りの船は波も若干静まり、15分くらいで港に着いた。
行きの3分の1くらいの時間で着いたのだ。船頭さんに御礼を言って帰途に就く。

昭和男鹿半島ICから大和ICを経由して、6時半ころ無事自宅に到着した。
今回も遠征時のボーズの記録を伸ばしてしまった。

船川沖堤 1 ・・・私が釣った唯一の魚種であるサワラ君の写真です。
ハリを何本失ったことか。・・・
船川沖堤 2 ・・・長男が釣った27センチのメジナ君の写真です。・・・
船川沖堤 3 ・・・同じく長男が釣ったウミタナゴ君の写真です。・・・
船川沖堤 4 ・・・釣り場から見た沖側の写真です。・・・
船川沖堤 5 ・・・釣り場から見た港側の写真です。
すぐ手前の若者が今回大変お世話になった、カイズ君を2枚釣った人です。・・・


2009年11月 7日


今年2回目の男鹿遠征釣行に1泊2日で出掛けるんでシュ。前回はメジナ狙いだったが、今回はカイズを狙うことにしよう。
今回も長男と2人での釣行である。昨日渡船屋さんに確認したところ、1番船は5時半ころに出発するとのことだ。

あまりにも早いので、1番船はあきらめて午前1時起床の1時半出発で男鹿へと向かう。
大和ICから東北道、秋田道と乗り継いで昭和男鹿半島ICで降りる。そこから加茂の渡船屋さんへ向かう。

1時間ほど走って港に着くと、既に20台以上の車が止まっている。そして次々と車が入ってくる。
1番船はとっくに出掛けており、帰ってくるのを待つことになる。やがて戻ってきたので2番船に乗り込む。

定員一杯に乗せた船は港を出ると波にあおられかなり揺れる。しかし、お構いなしにフルスロットルで北側の磯を目指す。
次々に釣り人を空いている島に降ろしていく。最後に我々2人だけが残ってしまった。

船はそのまま港に戻り、3番船として今度は南側へと進む。港を出てすぐのカンカネ洞近くの岸に近い小さな島に降ろされた。
この波で背の高い島に渡るのは危険だなと感じていたので、少しは安心したが何せ岸に近すぎる感じだ。

なぎの日では絶対に釣れない場所だ。早速始める。風を背にして左右の方向をそれぞれ攻めることにする。
長男は沖側で、私は岸側でさおを出してみる。間もなく長男に20センチくらいのメジナが来た。

その後しばらくの間、入れ食い状態が続く。遅ればせながら私も始める。水深はさお3分の2くらいの深さしかない。
私にもチビメジナが来た。そこで、型の大きいのを狙って少し離れた海底の岩の切れめ辺りを探る。

少しして25センチくらいのメジナが来た。次に25センチくらいのキュウセンだ。
その後20センチくらいのキュウセンが続く。ここには大きな魚は居ないみたいなので遅い朝食とする。

私が食べている間も、長男はコンスタントにメジナを釣り上げている。しかし大きくても20センチ強のようだ。
もう少し沖向きを狙ってみるとのことである。私もあちこちに探りを入れるが、キュウセンと小型のメジナしか来ない。

今度は遠投してみる。25センチくらいのメジナが1匹来ただけで、そのほかはやっぱりキュウセンと木っ端グレだ。
周囲を見ても大物を釣り上げている人は居ないようだ。やがて12時を回り、潮が引き始めると根掛りが起こるようになってきた。

そこで少しウキ下を短くしてみたが、流れが複雑になったため釣りづらい。
残り1時間、気合いを入れて頑張ろうとするが、木っ端グレに付けエサを取られ、空ハリ状態に陥ってしまった。

最悪のパターンだ。やがて1時半を回り、そろそろ帰り支度を始める時間だ。
周りの人たちもほとんどが帰りの準備を始めたようだ。迎えの船が通り過ぎていく。1番遠い所から回収しているようだ。

やがて到着した船に乗り込む。港に着いて道具を車に積み込んでいると、プクプクを使っている人を見かけた。
恐らく釣れたのだろう。ただ話しぶりから推測すると、釣れたのは一人だけで、ほかの人は全く駄目だったようだ。

なぜか釣れない時だけ来ているように思えて気分がよろしくない。渡船の料金を支払い、宿の『新地』へと向かう。
明日こそ、と願いつつ早めの就寝とする。

加茂釣行 1 ・・・本日の釣果の中で一番大きな25センチのメジナ君の写真です。・・・
加茂釣行 2 ・・・無名島というよりは地磯からの釣り場であると感じました。・・・
加茂釣行 3 ・・・釣り場から見た加茂漁港の写真です。
こんなに近いんですよ。・・・
加茂釣行 4 ・・・釣り場の岸側の写真です。・・・
加茂釣行 5 ・・・釣り場の沖側の写真です。・・・


2009年11月 4日


強い寒波が去り、暖かさが少し戻ったようなので、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
浜では投げ釣りの人がほとんどだ。サヨリ狙いの人は少ししか居ない。いつもの場所で早速始める。

寒波の影響なのか、水温は16度しかない。波とうねりはほとんど無いが、風は強い。
満潮近くになるまでここで出来るだろう。しかし今日も反応が全く無い。マキエに群がる魚の陰も見えない。

2時間近く何の反応も無いままだ。港から12時発の渡船が出掛けていく。
15分ほどで、お昼上がりの釣り客を乗せて戻ってきた。そこでこちらも昼食とする。

左手の角近くに、探り釣りの若者が2人入っている。少しして、25センチ弱のアイナメを釣り上げたようだ。
30分くらいの間に3匹のアイナメを釣り上げたみたいだ。向かい側の堤防には誰も居ない。

サヨリは釣れなくなってしまったのか。戻って又始める。だが相変わらず何の反応も無い。
しばらくしてボラが1匹マキエの辺りを回り出した。しかし数は増えないし、サヨリも集まってこない。

少ししてウキが流れるように沈んだ。もしかしてサヨリ?。上がってきたのは中型のサバだ。
40センチ弱のサバだが、本日初の獲物だ。その後、もう1匹のサバを追加したが、そのほかの魚は来なかった。

結局1日掛けて釣れてきたのは2匹のサバのみだ。あきらめて、帰りしなに松ヶ浜漁港船だまりへ回ってみる。
松ヶ浜漁港船だまりでは主にドンコ(エゾイソアイナメ)が釣れていた。カイズ狙いの人は全く見当たらない。

湊浜緑地公園前のテトラにフカセ釣りらしき人が一人、渡船で渡っていくのが見えた。まだ釣れているのだろうか。
風が強く、かなり寒いので戻ることにしよう。本当に釣れなくなってきた。



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