カイズを釣ろうとした日
2009年 5月の日記
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2009年05月01日
気持ちを変えて、松ヶ浜漁港船だまりを目指し、今日も出掛けるんでシュ。
浜では、防波堤灯台近くに2人のフカセ釣りの人が居る。そのほか投げ釣りの人や、ワーム釣りの人が5、6人居る。
いつもの場所が空いているので早速入る。準備をしながらフカセ釣りの人の様子を見るが、どうもエサ取りが居るようだ。
水温は17度ある。まずは岸際から始める。エサ取りはまだ出てきていない。
しばらくして、底近くでチビメバルが食ってきた。水は若干濁り気味な上、干潮の潮止まりなので、底でしか食わないだろう。
続けるが一向にエサ取りの出てくる様子は無い。だが、何せ干潮の潮止まりなので何も釣れない。
やがて上げ潮に変わった。オオガイの群れが泳ぎ回っている。そして沈みテトラの脇を流した時、ウキに微妙なアタリが出た。
トントンと静かに沈んでいく。ゆっくりとアワセる。根掛りに似た重い引きを感じた。きたぁーー。
テトラに気を付けながら手繰り寄せる。2度3度、底の方への突っ込みに堪えながら、何とか無事タモ入れに成功する。
今年の初物カイズ君でシュ。やっぱり嬉しいものだ。ストリンガーに掛け、堤防の内側につなぐ。
エサ取りが居ないので、すぐさま続ける。防波堤灯台近くでやっていたフカセ釣りの人が見に来た。
その人の近くではオキタナゴの群れが居るらしい。さっきのカイズ君のせいでオキタナゴが離れていたのだ。納得!。
上げ潮と南寄りの風のため、海草ゴミが岸近くに集まってきた。だが依然エサ取りは居ない。
ゴミの間を縫うようにして続ける。しかし何も来ない。ゴミの大きな集団がゆっくりと流れてきたので、それを避け昼食とする。
休憩後もゴミの大きな塊が見える。30分以上ぼんやりと海を眺めていた。
やっとゴミの切れ間が見えたので又始める。依然としてエサ取りの姿は見えない。もしかしてまだ居るのかな。
何も釣れないまま1時間くらいたったころ、先程の沈みテトラの近くを流れていたウキが止まった。
少し深くしていたので根掛りか。ちょっと引いてみると重い引きを感じた。
きたぁーー。今度の魚はかなり元気だ。銀色の魚体が見える。間違いなくカイズ君でシュ。
オオガイみたいに右や左にと暴れている。少ししてやっとおとなしくなった。今度も無事にタモ入れが出来た。
2匹目もストリンガーにつなぎ、更に続ける。しばらくはエサ取りが居なかったが、やがて付けエサが無くなって戻ってくる。
カイズは居なくなってしまったのか。そのうち、サヨリが釣れ出した。
表面近くではサヨリが、中層ではオキタナゴが、とゆっくり探ることが出来ない。少し間を置くことにする。
灯台近くの2人は帰り、別な若者が一人右手に入ってきた。15分ほど待ってから続けたが、空ハリ状態から抜け出せない。
少々疲れてしまったので、本日はこれで終了とする。
このまま続くと良いのだが、一年分の「 つき 」を使い果たしてしまったような気もする。
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・・・今年初めての良型カイズ君たちの写真です。 2匹共37センチありました。・・・ |
今日こそ菖蒲田浜漁港船だまりで初物を上げたいという気持ちで、今日も出掛けるんでシュ。
浜に着くと相変わらず釣り人は3、4人しか居ない。フカセ釣りの人は一人しか居ない。
いつもの場所は空いている。右端にいつもの投げ釣りのおじさんが居る。
しばらく見かけなかったので心配していたが、元気そうなので一安心だ。早速始める。
水温は今日も16度ある。エサ取りが居そうなので、マキエと仕掛けを最初から離してやることにする。
しかし、すぐにマキエに群がる小魚の群れが見えた。左側に投げているのに、右側の遠くの方からも出張して来るのだ。
本命は近くには居ないようだ。やがて中型のオキタナゴが釣れてきた。やっぱりエサ取りの正体はオキタナゴだ。
参ってしまう。あちこち探ってみたが、どこもエサ取りだらけだ。サヨリ狙いのおじさんが声を掛けてきた。
「今日はサヨリを見かけない。」と告げると、別な場所でやってみると言って、去っていった。
気分を変えるため昼食とする。近辺を見て回ったが、ほとんど投げ釣りの人だけで、釣果は無いようだ。
戻って又始める。間もなくチビフグが来たが、その後は空ハリ状態に陥ってしまった。
風が冷たくなってきたので、防寒着を着込んでやることにする。しばらくして、やっとオオガイの群れが回ってきた。
マキエに群がっている。しかし、エサ取りが消える気配は無い。一緒になってマキエを食っている感じだ。
続けていると、岸際近くでウキを持っていかれた。50センチ弱のオオガイだ。仕方がないので引きを楽しむ。
そしてリリースして続ける。遠投すればチビフグは来るが、手前側はどこへ投げても空ハリ状態だ。
万事休す。潮が上がってきて、しぶきをかぶるようになってきた。少し早いがあきらめて帰ることにする。
帰りしなに、松ヶ浜漁港船だまりへ寄ってみる。こちらも釣り人は少ない。フカセ釣りの人は2人居る。
防寒着を着込んでやっている。ここも釣果は無いようだ。
寒さが身にしみるので、見るのをやめて帰ることにする。次回頑張ろう。
先週予定していた狐崎漁港方面への釣行が強風のため延期となり、その分今週出掛けるんでシュ。
石巻市の外れに位置するので、4時起床4時半出発で向かう。今回は長男と2人での釣行だ。
途中エサと食事を調達し、6時過ぎに狐崎漁港付近に到着する。もう既に2台の車が止まっている。
荷物を担ぎ、山道を釣り場へと急ぐ。磯では5人の人たちがそれぞれ釣りを楽しんでいる。
坂を下りたすぐの辺りで、早速準備をして始める。水温は16度だ。
磯際にマキエをまき、近くを狙う。間もなくチビメバルが来た。続いて2匹目だ。
このまま続くかな。しかし付けエサが持たなくなってきた。
よく見ると、小型のオキタナゴが数匹マキエに群れている。この魚の仕業だ。
そこで少し離れた所を狙ってみることにする。又チビメバルだ。しかし、ここもすぐにエサ取りが出てきた。
左手でやっていた2人組のうちの、一人のさおがしなっている。カイズが来たようだ。
35センチ前後のカイズだ。俄然力が入る。しかし、思いとは裏腹にチビメバルとチビフグだけだ。
向かい側でやっていた3人組の若者たちにも、40センチ強のアイナメが来たようだ。
この若者たちのスカリの中には4、5匹のアイナメが入っている。結構釣れたようだ。
急に寒くなってきた。防寒着を着込んで続けるが、空ハリ状態に陥ったので遅い朝食とする。
長男は磯の先端の方へ場所を変えた。潮が下げ止まりになって、誰もさおをしならせていない。
しばらく無言の状態が続く。その後少しして、左手のもう一人の人のさおがしなっているのが見えた。
こちらもカイズのようだ。30センチ前後だが、かなり嬉しそうな雰囲気だ。
それにしてもエサ取りが居なくならない。お昼近くになって、左手の2人組が帰っていった。
我々2人は黙々と続ける。突然、私を呼ぶ声が聞こえた。
長男の方を見ると、何とさおがしなっているではないか。すぐにタモを持って駆け付ける。
無事にタモ入れしたのは39センチの良型のカイズだ。しばらくぶりのカイズということで、かなり嬉しそうだ。
又戻って続けるが状況に変化は無い。長男の近くへ移動することにする。やがて潮が上がってきた。
低い磯なのでうねりがはい上がってくる。足元にまで水が来るようになった。
向かい側でやっていた3人組の叫び声が聞こえてきた。どうやら大型のカイズを逃したらしい。
悔しそうな声が聞こえてくる。私としては非常に面白くない。魚らしきものは全然釣っていないのだ。
どこへ投げても空ハリ状態なのだ。次第にやる気が無くなってきた。
渡船で一人、歩きで一人、2人のおじさんたちがやって来た。これから日没近くまでやるのだろう。
帰りの時間を考え、2時半で終了とする。長男にとっては最良の日、私にとっては最悪の日となってしまった。
やむを得ない。次回頑張ろう。リリースして帰途に就く。
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・・・久しぶりに釣ったという長男の、39センチの良型カイズ君の写真です。・・・ |
気温が低く曇りがちとの予報だが、今日も出掛けるんでシュ。
何としても菖蒲田浜漁港船だまりで初物を上げたい、という思いで浜に向かう。
今日は釣り人が少なく、目的の場所は空いている。準備をしていると、左手角に2人の若者が入った。
サヨリを狙うみたいだ。早速始めるが、海水の色が思わしくない。水温は16度近くあるがよどんでいる。
潮の流れが緩やかなので、マキエをウキにかぶせてみる。間もなくチビクジメが来た。
その後しばらくして、中型のオキタナゴが来た。
おかしいと思い、マキエの周囲をよく見てみると、20匹以上のオキタナゴが群れている。
近くに本命は居ないようだ。手前にマキエを、遠くに仕掛けをと、攻め方を変えてみるが付けエサは残らない。
30分くらい空ハリ状態が続いた後、水面近くでサヨリが来た。それを見て、脇でやっていた若者2人が少し近付いてきた。
彼らもサヨリやオキタナゴを釣り始めた。しかしそのほかの魚が全く来ない。
エサ取りのオキタナゴがあまり外側に出て行かないようなので、少し遠くを狙うことにする。しばらくして中型のフグが来た。
しかし、魚体に冷たさが感じられる。表面近くと底の方で、水温にかなりの差があるのかも知れない。
先日に比べるとかなり寒い。防寒着で寒さをしのぐ。周囲の釣り人も寒そうだ。
それにしても本命の気配すら無い。ここで昼食とする。釣り人は増えてはいるがあまり釣果は無いようだ。
戻って又始める。エサ取りのオキタナゴが依然として幅を利かせている。
このエサ取りが消えれば何とかなるのだが、なかなか消えそうにない。
その後もしばらくの間、空ハリで戻ってくる状態が続いた。やがて3時を回り、次第に釣り人が帰り始めた。
脇の2人組も帰り支度を始めた。今日はオオガイも1回しか見かけていない。
オオガイやアイナメが釣れてこないと、本命は難しい。雰囲気的に何かが違うような気がする。
その後もクジメとオキタナゴを追加しただけだ。やっぱりカイズは難しいな。
残念だが本日も終了とする。
少しうねりが残っている様子だが、今日も出掛けるんでシュ。
まずは菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。目的の場所には、投げ釣りの若者が入っている。
更に左手角では、フカセ釣りの人が釣りをしている。その近くの釣り場はうねりで足元がぬれている。
仕方なくこの浜をあきらめ、松ヶ浜漁港船だまりへ向かう。投げ釣りの人が5、6人しか居ない。
いつもの場所は空いているので、早速準備をして始める。水温は14度と、先日よりは上昇している。
ゴミと泡の帯が岸際に添って流れている。15分ほどしてチビクジメが来た。
ゴミの帯が岸際から少し離れたが、付けエサのオキアミが無くなり、ハリだけで戻ってくる。
何か小さな魚が居るようだ。岸際にマキエをまき、遠くを狙う。少ししてウキに反応が出た。
上がってきたのは20センチ強のウミタナゴだ。気を良くする。リリースして又始める。
しばらくしてウキがスパッと沈んだ。今度は27センチのウミタナゴだ。ますます力が入る。
しかし続かずに、空ハリ状態に陥ってしまった。あちこち、付けエサの残ってくる所を探す。
1時間ほどして、又ウキに反応が出た。重い感じの手ごたえがあり、50センチ強のオオガイが来た。
残念。リリースして続ける。ほどなく3匹目のウミタナゴが来た。
しばらくして又空ハリ状態に入ってしまった。そこで昼食を兼ね休憩とする。
左手脇にフカセ釣りの若者が入った。先端の防波堤灯台付近にもフカセ釣りの人が一人居る。
投げ釣りの人は10人くらいは居るだろうか。食後又始めるが、エサ取りは居ないようだ。
少しして、今度はサヨリが来た。エサが沈み切る前に食ってきたようだ。
15分間隔くらいで3匹食ってきた。やがてエサ取りが出始めて、空ハリ状態になった。又あちこち探す。
今度はオキタナゴが食ってきた。ちょっとまずい状況になったかな。
そこへ顔見知りのフカセ釣り師C氏がやって来た。いろいろと話をしながらも続ける。
少ししてウミタナゴが来た。C氏はしばらく眺めていたが、やがて帰っていった。
その後空ハリ状態がしばらく続き、マキエも底を突いてきた。6時近くになったので本日は終了とする。
この調子でいけば、近いうちに顔を拝めるだろう。
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・・・本日一番の魚らしき魚、27センチのウミタナゴ君の写真です。・・・ |
ちょっと風は強いが、午後から弱まるとの予報を信じ、今日も出掛けるんでシュ。
菖蒲田浜漁港船だまりに着いたが風は強いままだ。目的の場所に若者3人が入っているので、左手角でやることにする。
北東寄りの風で、斜め後から吹いてくるためそれほど苦にはならない。しかし水温が11度に下がっている。
今日も苦労しそうだ。小魚がつついているのか、ウキに小さな反応がある。当然乗ってはこない。
やがてその反応も途絶えてしまった。風はやみそうにない。潮が止まった。ウキも止まった。
しばらく止まったままの状態が続く。上げ始めたが反応は全く無い。若者3人は場所を移動するようだ。
風向きが変わり南東寄りの風になった。左前方からの向かい風だ。ウキが押し戻されてくる。
風がやむのを待ちながら休憩する。周りに釣り人はほとんど居ない。昼食後又始める。
状況に変化は無く釣りづらい。マキエにさえ何も集まってこない。次第に風が強くなってきた。
危険な状況になってきたので、本日は終了とする。予報は外れたようだ。
やっと七ヶ浜地区でもカイズが上がったという情報に、今日も出掛けるんでシュ。
いつもの菖蒲田浜漁港船だまりを目指す。意に反し、釣り人が極端に少ない。2、3人しか居ない。
左手の沖側で、素潜りの漁師さんたちが漁をしている。そばに来るまで、とりあえずやってみよう。
早速始める。水温は15.5度だ。3投目でオキアミが細かく食いちぎられて戻ってきた。
何か小さい魚が居そうだ。しばらくしてウキにアタリが出た。アワセるとグイグイ引く。
上がってきたのは20センチ強のアイナメだ。とりあえずボーズは免れた。
その後オキアミ、ウキ共に反応が無くなった。しばらくして又オキアミが食いちぎられたが、ハリには掛からない。
マキエにオオガイが反応し出した。5、6匹のオオガイがマキエと戯れている。
やがてオオガイもどこかへ行ってしまった。忘れたころにやってきては、戯れ、そして去っていく。
漁師さんたちは休憩に入ったみたいだ。2センチくらいの小魚の集団が、前を横切っていく。
しかしウキには何の反応も無い。ちょっと昼食を兼ね休憩とする。
灯台近くに投げ釣りの人が3人、向かい側の堤防には投げ釣りの人が2人、そしてフカセ釣りらしき人が一人釣りをしている。
菖蒲田海水浴場前の堤防では投げ釣りの人が2人釣りをしている。左手脇にチョイ投げの若者2人が入っている。
戻って又始める。漁師さんたちは場所を移動するようだ。しばらくして、ウキが沈まずに沖側の方へ流されていく。
ちょっと引っ張ってみると、魚の反応だ。40センチくらいのサヨリだ。沈み切る前に食ってきたのだ。
風の影響で、海草ゴミが帯状に漂ってきた。その手前を狙うことにする。
しかし反応は無い。たまに付けエサがちぎられるくらいで、何の反応も無い。
4時を過ぎ、マキエが底を突いてきたので本日も終了とする。顔見知りのフカセ釣り師A氏もやめて戻ってきた。
左手の脇でやっていたらしく、チビメバル、チビフグ、サヨリしか釣れなかったとのことだ。
次回に期待して帰途に就く。
連休も終わりたまったストレスを解消しに、今日も出掛けるんでシュ。
菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。結構車が止まっている。いつもの場所とその左手の角、両方に釣り人が入っている。
防波堤灯台近くにも5、6人の釣り人が居る。偶然、その中の一人が30センチくらいのカレイを釣り上げた。
魚は確実に入ってきている。釣る場所が無いので、仕方なく松ヶ浜漁港船だまりへと向かう。
こちらの浜には釣り人がほとんど居ない。登り口の辺りで10人くらいのおじさんたちがたむろしている。
早速目的の場所で始める。東寄りの風、うねり、海草ゴミで非常に釣りづらい。ゴミを避けて投入する。
水温は15.5度ある。30分ほどしてウキがスパッと入った。アワセるとチビメバルだ。
とりあえずボーズは免れた。ほどなくして2匹目が来た。上げ潮と風とで足元にしぶきがかかるようになってきた。
昼食を兼ねちょっと休憩とする。ワーム釣りの若者が2人、右手に入った。
その他、投げ釣りの人が3人、チョイ投げの人が一人しか居ない。残念ながら釣れている様子は無い。
ゴミの切れ間を狙って、又始める。又チビメバルだ。ゴミが風で岸際近くまでやって来る。
岸際でかき混ぜられ、もうゴミだらけだ。続けられない。結局チビメバル5匹だけで終わってしまった。
片付け始めた時、顔見知りのフカセ釣り師C氏がやって来た。2月ころ会って以来だ。あいさつをして30分ほどおしゃべりした。
彼の話によると、潜り専門の漁師が5月に入って萱島の前でカイズの姿を何度も見かけたとのことだ。
釣れないだけで、入ってきてはいるとのことである。
楽しみなので、次回に期待して本日は終了とする。
いよいよカイズ釣りのシーズン本番へと突入したので、今日も出掛けるんでシュ。
いつものように菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。天気が良く風も無いのに、釣り人はほとんど居ない。
いつもの場所で始める。水温は表面近くで14度ある。向かい側の萱島には、カイズ狙いの人が3人くらい渡船している。
波もほとんど無く非常に釣りやすい。2センチくらいの小魚の集団が幾重にも前を横切っていく。しかし何も来ない。
釣り人が増えてきた。右手にフカセ釣りの人が2人、左手にワーム釣りの若者が一人入った。
そして、投げ釣りの人も5、6人増えている。ここで昼食とする。休憩後又始める。
しばらくして、中型のオオガイの集団が10匹くらいマキエに反応し出した。
引き潮だが、そんなに苦にならない状況なのであちこちを狙う。そのうち集団はマキエに反応しなくなり、通過するだけになった。
やがてどこかへ行ってしまった。1時間ほどして第2陣がやって来た。
潮が止まった時、ウキがスッと沈んだ。即座にアワセる。何かヒットした。沖へ走る。やっぱりオオガイか。
釣れてきたのは60センチ弱の丸々と太ったオオガイだ。釣り上げるのに時間が掛かってしまった。
リリースして又始める。その後マキエに群がるオオガイも居なくなり、ウキの反応も途絶えた。
相変わらず、小魚の集団だけは時々だが目の前を横切っていく。1時間ほどしてウキが沈んだままになった。
アワセてみると魚の反応がある。上がってきたのはチビフグだ。
もう少し大きければ本命の可能性があるのだが、何せ小さ過ぎる。そのまま続ける。
やがて4時を回ってしまった。周りの人たちが帰り始めたので、そろそろ終了とする。
片付けていると、離れた所でやっていた顔見知りのフカセ釣り師A氏がやって来た。
最近の状況などを15分ほど話しして別れた。そろそろ上がっても良いころだと思うのだが。
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