カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2009年 5月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2009年05月28日
2009年05月26日
2009年05月24日
2009年05月21日
2009年05月19日
2009年05月15日
2009年05月11日
2009年05月07日
2009年05月01日


2009年 5月28日


気持ちを変えて、松ヶ浜漁港船だまりを目指し、今日も出掛けるんでシュ。
浜では、防波堤灯台近くに2人のフカセ釣りの人が居る。そのほか投げ釣りの人や、ワーム釣りの人が5、6人居る。

いつもの場所が空いているので早速入る。準備をしながらフカセ釣りの人の様子を見るが、どうもエサ取りが居るようだ。
水温は17度ある。まずは岸際から始める。エサ取りはまだ出てきていない。

しばらくして、底近くでチビメバルが食ってきた。水は若干濁り気味な上、干潮の潮止まりなので、底でしか食わないだろう。
続けるが一向にエサ取りの出てくる様子は無い。だが、何せ干潮の潮止まりなので何も釣れない。

やがて上げ潮に変わった。オオガイの群れが泳ぎ回っている。そして沈みテトラの脇を流した時、ウキに微妙なアタリが出た。
トントンと静かに沈んでいく。ゆっくりとアワセる。根掛りに似た重い引きを感じた。きたぁーー。

テトラに気を付けながら手繰り寄せる。2度3度、底の方への突っ込みに堪えながら、何とか無事タモ入れに成功する。
今年の初物カイズ君でシュ。やっぱり嬉しいものだ。ストリンガーに掛け、堤防の内側につなぐ。

エサ取りが居ないので、すぐさま続ける。防波堤灯台近くでやっていたフカセ釣りの人が見に来た。
その人の近くではオキタナゴの群れが居るらしい。さっきのカイズ君のせいでオキタナゴが離れていたのだ。納得!。

上げ潮と南寄りの風のため、海草ゴミが岸近くに集まってきた。だが依然エサ取りは居ない。
ゴミの間を縫うようにして続ける。しかし何も来ない。ゴミの大きな集団がゆっくりと流れてきたので、それを避け昼食とする。

休憩後もゴミの大きな塊が見える。30分以上ぼんやりと海を眺めていた。
やっとゴミの切れ間が見えたので又始める。依然としてエサ取りの姿は見えない。もしかしてまだ居るのかな。

何も釣れないまま1時間くらいたったころ、先程の沈みテトラの近くを流れていたウキが止まった。
少し深くしていたので根掛りか。ちょっと引いてみると重い引きを感じた。

きたぁーー。今度の魚はかなり元気だ。銀色の魚体が見える。間違いなくカイズ君でシュ。
オオガイみたいに右や左にと暴れている。少ししてやっとおとなしくなった。今度も無事にタモ入れが出来た。

2匹目もストリンガーにつなぎ、更に続ける。しばらくはエサ取りが居なかったが、やがて付けエサが無くなって戻ってくる。
カイズは居なくなってしまったのか。そのうち、サヨリが釣れ出した。

表面近くではサヨリが、中層ではオキタナゴが、とゆっくり探ることが出来ない。少し間を置くことにする。
灯台近くの2人は帰り、別な若者が一人右手に入ってきた。15分ほど待ってから続けたが、空ハリ状態から抜け出せない。

少々疲れてしまったので、本日はこれで終了とする。
このまま続くと良いのだが、一年分の「 つき 」を使い果たしてしまったような気もする。

カイズ君 ・・・今年初めての良型カイズ君たちの写真です。
2匹共37センチありました。・・・


2009年 5月26日


今日こそ菖蒲田浜漁港船だまりで初物を上げたいという気持ちで、今日も出掛けるんでシュ。
浜に着くと相変わらず釣り人は3、4人しか居ない。フカセ釣りの人は一人しか居ない。

いつもの場所は空いている。右端にいつもの投げ釣りのおじさんが居る。
しばらく見かけなかったので心配していたが、元気そうなので一安心だ。早速始める。

水温は今日も16度ある。エサ取りが居そうなので、マキエと仕掛けを最初から離してやることにする。
しかし、すぐにマキエに群がる小魚の群れが見えた。左側に投げているのに、右側の遠くの方からも出張して来るのだ。

本命は近くには居ないようだ。やがて中型のオキタナゴが釣れてきた。やっぱりエサ取りの正体はオキタナゴだ。
参ってしまう。あちこち探ってみたが、どこもエサ取りだらけだ。サヨリ狙いのおじさんが声を掛けてきた。

「今日はサヨリを見かけない。」と告げると、別な場所でやってみると言って、去っていった。
気分を変えるため昼食とする。近辺を見て回ったが、ほとんど投げ釣りの人だけで、釣果は無いようだ。

戻って又始める。間もなくチビフグが来たが、その後は空ハリ状態に陥ってしまった。
風が冷たくなってきたので、防寒着を着込んでやることにする。しばらくして、やっとオオガイの群れが回ってきた。

マキエに群がっている。しかし、エサ取りが消える気配は無い。一緒になってマキエを食っている感じだ。
続けていると、岸際近くでウキを持っていかれた。50センチ弱のオオガイだ。仕方がないので引きを楽しむ。

そしてリリースして続ける。遠投すればチビフグは来るが、手前側はどこへ投げても空ハリ状態だ。
万事休す。潮が上がってきて、しぶきをかぶるようになってきた。少し早いがあきらめて帰ることにする。

帰りしなに、松ヶ浜漁港船だまりへ寄ってみる。こちらも釣り人は少ない。フカセ釣りの人は2人居る。
防寒着を着込んでやっている。ここも釣果は無いようだ。

寒さが身にしみるので、見るのをやめて帰ることにする。次回頑張ろう。


2009年 5月24日


先週予定していた狐崎漁港方面への釣行が強風のため延期となり、その分今週出掛けるんでシュ。
石巻市の外れに位置するので、4時起床4時半出発で向かう。今回は長男と2人での釣行だ。

途中エサと食事を調達し、6時過ぎに狐崎漁港付近に到着する。もう既に2台の車が止まっている。
荷物を担ぎ、山道を釣り場へと急ぐ。磯では5人の人たちがそれぞれ釣りを楽しんでいる。

坂を下りたすぐの辺りで、早速準備をして始める。水温は16度だ。
磯際にマキエをまき、近くを狙う。間もなくチビメバルが来た。続いて2匹目だ。

このまま続くかな。しかし付けエサが持たなくなってきた。
よく見ると、小型のオキタナゴが数匹マキエに群れている。この魚の仕業だ。

そこで少し離れた所を狙ってみることにする。又チビメバルだ。しかし、ここもすぐにエサ取りが出てきた。
左手でやっていた2人組のうちの、一人のさおがしなっている。カイズが来たようだ。

35センチ前後のカイズだ。俄然力が入る。しかし、思いとは裏腹にチビメバルとチビフグだけだ。
向かい側でやっていた3人組の若者たちにも、40センチ強のアイナメが来たようだ。

この若者たちのスカリの中には4、5匹のアイナメが入っている。結構釣れたようだ。
急に寒くなってきた。防寒着を着込んで続けるが、空ハリ状態に陥ったので遅い朝食とする。

長男は磯の先端の方へ場所を変えた。潮が下げ止まりになって、誰もさおをしならせていない。
しばらく無言の状態が続く。その後少しして、左手のもう一人の人のさおがしなっているのが見えた。

こちらもカイズのようだ。30センチ前後だが、かなり嬉しそうな雰囲気だ。
それにしてもエサ取りが居なくならない。お昼近くになって、左手の2人組が帰っていった。

我々2人は黙々と続ける。突然、私を呼ぶ声が聞こえた。
長男の方を見ると、何とさおがしなっているではないか。すぐにタモを持って駆け付ける。

無事にタモ入れしたのは39センチの良型のカイズだ。しばらくぶりのカイズということで、かなり嬉しそうだ。
又戻って続けるが状況に変化は無い。長男の近くへ移動することにする。やがて潮が上がってきた。

低い磯なのでうねりがはい上がってくる。足元にまで水が来るようになった。
向かい側でやっていた3人組の叫び声が聞こえてきた。どうやら大型のカイズを逃したらしい。

悔しそうな声が聞こえてくる。私としては非常に面白くない。魚らしきものは全然釣っていないのだ。
どこへ投げても空ハリ状態なのだ。次第にやる気が無くなってきた。

渡船で一人、歩きで一人、2人のおじさんたちがやって来た。これから日没近くまでやるのだろう。
帰りの時間を考え、2時半で終了とする。長男にとっては最良の日、私にとっては最悪の日となってしまった。

やむを得ない。次回頑張ろう。リリースして帰途に就く。

カイズ君 ・・・久しぶりに釣ったという長男の、39センチの良型カイズ君の写真です。・・・


2009年 5月21日


気温が低く曇りがちとの予報だが、今日も出掛けるんでシュ。
何としても菖蒲田浜漁港船だまりで初物を上げたい、という思いで浜に向かう。

今日は釣り人が少なく、目的の場所は空いている。準備をしていると、左手角に2人の若者が入った。
サヨリを狙うみたいだ。早速始めるが、海水の色が思わしくない。水温は16度近くあるがよどんでいる。

潮の流れが緩やかなので、マキエをウキにかぶせてみる。間もなくチビクジメが来た。
その後しばらくして、中型のオキタナゴが来た。

おかしいと思い、マキエの周囲をよく見てみると、20匹以上のオキタナゴが群れている。
近くに本命は居ないようだ。手前にマキエを、遠くに仕掛けをと、攻め方を変えてみるが付けエサは残らない。

30分くらい空ハリ状態が続いた後、水面近くでサヨリが来た。それを見て、脇でやっていた若者2人が少し近付いてきた。
彼らもサヨリやオキタナゴを釣り始めた。しかしそのほかの魚が全く来ない。

エサ取りのオキタナゴがあまり外側に出て行かないようなので、少し遠くを狙うことにする。しばらくして中型のフグが来た。
しかし、魚体に冷たさが感じられる。表面近くと底の方で、水温にかなりの差があるのかも知れない。

先日に比べるとかなり寒い。防寒着で寒さをしのぐ。周囲の釣り人も寒そうだ。
それにしても本命の気配すら無い。ここで昼食とする。釣り人は増えてはいるがあまり釣果は無いようだ。

戻って又始める。エサ取りのオキタナゴが依然として幅を利かせている。
このエサ取りが消えれば何とかなるのだが、なかなか消えそうにない。

その後もしばらくの間、空ハリで戻ってくる状態が続いた。やがて3時を回り、次第に釣り人が帰り始めた。
脇の2人組も帰り支度を始めた。今日はオオガイも1回しか見かけていない。

オオガイやアイナメが釣れてこないと、本命は難しい。雰囲気的に何かが違うような気がする。
その後もクジメとオキタナゴを追加しただけだ。やっぱりカイズは難しいな。

残念だが本日も終了とする。


2009年 5月19日


少しうねりが残っている様子だが、今日も出掛けるんでシュ。
まずは菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。目的の場所には、投げ釣りの若者が入っている。

更に左手角では、フカセ釣りの人が釣りをしている。その近くの釣り場はうねりで足元がぬれている。
仕方なくこの浜をあきらめ、松ヶ浜漁港船だまりへ向かう。投げ釣りの人が5、6人しか居ない。

いつもの場所は空いているので、早速準備をして始める。水温は14度と、先日よりは上昇している。
ゴミと泡の帯が岸際に添って流れている。15分ほどしてチビクジメが来た。

ゴミの帯が岸際から少し離れたが、付けエサのオキアミが無くなり、ハリだけで戻ってくる。
何か小さな魚が居るようだ。岸際にマキエをまき、遠くを狙う。少ししてウキに反応が出た。

上がってきたのは20センチ強のウミタナゴだ。気を良くする。リリースして又始める。
しばらくしてウキがスパッと沈んだ。今度は27センチのウミタナゴだ。ますます力が入る。

しかし続かずに、空ハリ状態に陥ってしまった。あちこち、付けエサの残ってくる所を探す。
1時間ほどして、又ウキに反応が出た。重い感じの手ごたえがあり、50センチ強のオオガイが来た。

残念。リリースして続ける。ほどなく3匹目のウミタナゴが来た。
しばらくして又空ハリ状態に入ってしまった。そこで昼食を兼ね休憩とする。

左手脇にフカセ釣りの若者が入った。先端の防波堤灯台付近にもフカセ釣りの人が一人居る。
投げ釣りの人は10人くらいは居るだろうか。食後又始めるが、エサ取りは居ないようだ。

少しして、今度はサヨリが来た。エサが沈み切る前に食ってきたようだ。
15分間隔くらいで3匹食ってきた。やがてエサ取りが出始めて、空ハリ状態になった。又あちこち探す。

今度はオキタナゴが食ってきた。ちょっとまずい状況になったかな。
そこへ顔見知りのフカセ釣り師C氏がやって来た。いろいろと話をしながらも続ける。

少ししてウミタナゴが来た。C氏はしばらく眺めていたが、やがて帰っていった。
その後空ハリ状態がしばらく続き、マキエも底を突いてきた。6時近くになったので本日は終了とする。

この調子でいけば、近いうちに顔を拝めるだろう。

ウミタナゴ君 ・・・本日一番の魚らしき魚、27センチのウミタナゴ君の写真です。・・・


2009年 5月15日


ちょっと風は強いが、午後から弱まるとの予報を信じ、今日も出掛けるんでシュ。
菖蒲田浜漁港船だまりに着いたが風は強いままだ。目的の場所に若者3人が入っているので、左手角でやることにする。

北東寄りの風で、斜め後から吹いてくるためそれほど苦にはならない。しかし水温が11度に下がっている。
今日も苦労しそうだ。小魚がつついているのか、ウキに小さな反応がある。当然乗ってはこない。

やがてその反応も途絶えてしまった。風はやみそうにない。潮が止まった。ウキも止まった。
しばらく止まったままの状態が続く。上げ始めたが反応は全く無い。若者3人は場所を移動するようだ。

風向きが変わり南東寄りの風になった。左前方からの向かい風だ。ウキが押し戻されてくる。
風がやむのを待ちながら休憩する。周りに釣り人はほとんど居ない。昼食後又始める。

状況に変化は無く釣りづらい。マキエにさえ何も集まってこない。次第に風が強くなってきた。
危険な状況になってきたので、本日は終了とする。予報は外れたようだ。


2009年 5月11日


やっと七ヶ浜地区でもカイズが上がったという情報に、今日も出掛けるんでシュ。
いつもの菖蒲田浜漁港船だまりを目指す。意に反し、釣り人が極端に少ない。2、3人しか居ない。

左手の沖側で、素潜りの漁師さんたちが漁をしている。そばに来るまで、とりあえずやってみよう。
早速始める。水温は15.5度だ。3投目でオキアミが細かく食いちぎられて戻ってきた。

何か小さい魚が居そうだ。しばらくしてウキにアタリが出た。アワセるとグイグイ引く。
上がってきたのは20センチ強のアイナメだ。とりあえずボーズは免れた。

その後オキアミ、ウキ共に反応が無くなった。しばらくして又オキアミが食いちぎられたが、ハリには掛からない。
マキエにオオガイが反応し出した。5、6匹のオオガイがマキエと戯れている。

やがてオオガイもどこかへ行ってしまった。忘れたころにやってきては、戯れ、そして去っていく。
漁師さんたちは休憩に入ったみたいだ。2センチくらいの小魚の集団が、前を横切っていく。

しかしウキには何の反応も無い。ちょっと昼食を兼ね休憩とする。
灯台近くに投げ釣りの人が3人、向かい側の堤防には投げ釣りの人が2人、そしてフカセ釣りらしき人が一人釣りをしている。

菖蒲田海水浴場前の堤防では投げ釣りの人が2人釣りをしている。左手脇にチョイ投げの若者2人が入っている。
戻って又始める。漁師さんたちは場所を移動するようだ。しばらくして、ウキが沈まずに沖側の方へ流されていく。

ちょっと引っ張ってみると、魚の反応だ。40センチくらいのサヨリだ。沈み切る前に食ってきたのだ。
風の影響で、海草ゴミが帯状に漂ってきた。その手前を狙うことにする。

しかし反応は無い。たまに付けエサがちぎられるくらいで、何の反応も無い。
4時を過ぎ、マキエが底を突いてきたので本日も終了とする。顔見知りのフカセ釣り師A氏もやめて戻ってきた。

左手の脇でやっていたらしく、チビメバル、チビフグ、サヨリしか釣れなかったとのことだ。
次回に期待して帰途に就く。


2009年 5月 7日


連休も終わりたまったストレスを解消しに、今日も出掛けるんでシュ。
菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。結構車が止まっている。いつもの場所とその左手の角、両方に釣り人が入っている。

防波堤灯台近くにも5、6人の釣り人が居る。偶然、その中の一人が30センチくらいのカレイを釣り上げた。
魚は確実に入ってきている。釣る場所が無いので、仕方なく松ヶ浜漁港船だまりへと向かう。

こちらの浜には釣り人がほとんど居ない。登り口の辺りで10人くらいのおじさんたちがたむろしている。
早速目的の場所で始める。東寄りの風、うねり、海草ゴミで非常に釣りづらい。ゴミを避けて投入する。

水温は15.5度ある。30分ほどしてウキがスパッと入った。アワセるとチビメバルだ。
とりあえずボーズは免れた。ほどなくして2匹目が来た。上げ潮と風とで足元にしぶきがかかるようになってきた。

昼食を兼ねちょっと休憩とする。ワーム釣りの若者が2人、右手に入った。
その他、投げ釣りの人が3人、チョイ投げの人が一人しか居ない。残念ながら釣れている様子は無い。

ゴミの切れ間を狙って、又始める。又チビメバルだ。ゴミが風で岸際近くまでやって来る。
岸際でかき混ぜられ、もうゴミだらけだ。続けられない。結局チビメバル5匹だけで終わってしまった。

片付け始めた時、顔見知りのフカセ釣り師C氏がやって来た。2月ころ会って以来だ。あいさつをして30分ほどおしゃべりした。
彼の話によると、潜り専門の漁師が5月に入って萱島の前でカイズの姿を何度も見かけたとのことだ。

釣れないだけで、入ってきてはいるとのことである。
楽しみなので、次回に期待して本日は終了とする。


2009年 5月 1日


いよいよカイズ釣りのシーズン本番へと突入したので、今日も出掛けるんでシュ。
いつものように菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。天気が良く風も無いのに、釣り人はほとんど居ない。

いつもの場所で始める。水温は表面近くで14度ある。向かい側の萱島には、カイズ狙いの人が3人くらい渡船している。
波もほとんど無く非常に釣りやすい。2センチくらいの小魚の集団が幾重にも前を横切っていく。しかし何も来ない。

釣り人が増えてきた。右手にフカセ釣りの人が2人、左手にワーム釣りの若者が一人入った。
そして、投げ釣りの人も5、6人増えている。ここで昼食とする。休憩後又始める。

しばらくして、中型のオオガイの集団が10匹くらいマキエに反応し出した。
引き潮だが、そんなに苦にならない状況なのであちこちを狙う。そのうち集団はマキエに反応しなくなり、通過するだけになった。

やがてどこかへ行ってしまった。1時間ほどして第2陣がやって来た。
潮が止まった時、ウキがスッと沈んだ。即座にアワセる。何かヒットした。沖へ走る。やっぱりオオガイか。

釣れてきたのは60センチ弱の丸々と太ったオオガイだ。釣り上げるのに時間が掛かってしまった。
リリースして又始める。その後マキエに群がるオオガイも居なくなり、ウキの反応も途絶えた。

相変わらず、小魚の集団だけは時々だが目の前を横切っていく。1時間ほどしてウキが沈んだままになった。
アワセてみると魚の反応がある。上がってきたのはチビフグだ。

もう少し大きければ本命の可能性があるのだが、何せ小さ過ぎる。そのまま続ける。
やがて4時を回ってしまった。周りの人たちが帰り始めたので、そろそろ終了とする。

片付けていると、離れた所でやっていた顔見知りのフカセ釣り師A氏がやって来た。
最近の状況などを15分ほど話しして別れた。そろそろ上がっても良いころだと思うのだが。



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