カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2008年10月の日記

(一部を除き、それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2008年10月30日
2008年10月27日
2008年10月19日
2008年10月16日
2008年10月14日
2008年10月10日
2008年10月07日
2008年10月05日
2008年10月03日
2008年10月01日


2008年10月30日


松ヶ浜漁港船だまりをあきらめ、湊浜緑地公園近辺へ今日は出掛けるんでシュ。
駐車場には10台を超える車が止まっている。釣り場の空きを心配しながら進む。

途中、高い防波堤の所にワーム釣りの人と投げ釣りの人がそれぞれ一人ずつ居る。
更に進むと、灯台のある北防波堤には4、5人の釣り人が居る。

前にやった所が空いているので早速入る。脇の排水溝で3人の人がメジナを狙っているようだ。
仕掛けを準備しながら見ていたが、たまに30センチ弱のメジナが上がっている。

釣り方は、岸際にマキエをまいて排水の流れに乗せ、流れの緩くなった所で待っているという方法だ。
掛かったメジナは岸際とは違い、テトラに潜り込むことも無くすんなりと上がってきている。

何となく緊張感に欠ける釣り方みたいだ。さて、こちらはカイズを狙って始める。
岸際の上流側にマキエをまき正面を攻める。早速木っ端グレが来た。

3匹ほど釣ったところで、マキエとは反対側の際を攻めてみる。流れがあるのでマキエをまくポイントは変えない。
しばらくしてチャリコがきた。チャリコは3匹続いたが、やがて空ハリ状態に陥ってしまった。

30分くらい我慢して続けたが、どうにも我慢が出来なくなり、カニエサに変えることにする。
カニを探すがなかなか見当たらない。やっと1匹見つけたので捕まえ、釣り始める。

カニエサでは初めての場所なので、底の様子が分からずに根掛りでカニを失ってしまった。
次を探すがなかなか見つからない。やむを得ずオキアミでやることにする。

マキエをまくポイントの更に上流側に仕掛けを投げ入れる。付けエサがそのまま戻ってくる。
4、5回繰り返した後、ウキが急に沈んだ。木っ端グレの引きよりはかなり強い引きだ。

上がってきたのは22センチのメジナだ。ちょっと大きくなるだけで引きは格段の違いだ。
気を良くしたが後が続かない。また空ハリ状態だ。今度は正面のちょっと沖めを狙う。

すると鉛筆サイズのダツが来た。その近辺にはかなりの数のダツが群れていると思われる。
あまり好きな魚ではないので、下流側の際に仕掛けを入れる。しばらくしてウキが勢いよく沈んだ。

又大きめのメジナか。しかし沖へ走る。右へ左へ沖へと走る。これは青物の引きだ。
上がってきたのは中型のサバだ。サバを3匹釣り上げた。

その後木っ端グレ、チャリコはたまに来るものの、めぼしき物は来ない。
灯台の明かりが見え始めたので終了とする。

木っ端グレの魚体が温かかったのが印象に残っている。


2008年10月27日


手術後の看病にも余裕が出てきたので、今日も出掛けるんでシュ。今日は松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
浜に着くと微妙に雰囲気が変わっている。大半が投げ釣りの人たちだ。

その他ワーム釣りの人が若干名いる。もちろんフカセ釣りの人は見当たらない。
いつもの場所で始める。まずはオキアミで岸際から始める。

正面を攻めてみるが、マメグレたちがすぐに集まってくる。少しして鉛筆サイズのサヨリが来た。
しかし、その後付けエサが持たなくなってしまった。マメグレの集団は大きくないのだが、かなり素早い。

右へまいても、左へまいても、沖へまいても、すぐに集まってきてしまう。
自由に泳いでいて大型の魚が近くには居ないようだ。30分ほどでオキアミをあきらめカニエサに変える。

慣れるまではカニ取りも大変だ。カニエサで始めるが1時間くらい何の反応も無い。
少ししてウキが急に深く潜っていく。カニが底にへばり付いているようなので少し持ち上げてみる。

するとコツコツとしたアタリがある。強く引くまで待ったが、反応は無くなった。
引き上げてみると、カニの左側が4分の1くらい丸く食われている。カニを取り替え更に続ける。

同じ所を流すが反応は無い。又ウキが深く潜ったが今度は根掛りのようだ。再度カニを取り替え続ける。
やがて雨がパラパラと降ってきた。周りの釣り人は帰り支度を始めている。

ほとんどの人は帰っていった。しばらくして雨がやむと別の釣り人がやって来た。
フカセ釣りらしき人も一人来た。それにしてもカニには反応が無い。

その後、何の反応も無いまま4時になってしまった。灯台に明かりがともり始めたのでそろそろ終了とする。
今日は1回カニが食われただけで、何の釣果も無いまま終わりを迎えてしまった。


2008年10月19日


今年最後の小遠征釣行に、今日も出掛けるんでシュ。今回は網地島長渡漁港に長男と2人で挑戦だ。
4時起床、5時出発で鮎川港に向かう。そして網地島ライン鮎川港7時10分発のブルーライナー号に乗船する。

鮎川港に向かう途中、乗船時間に間に合うかどうか心配だったが出発20分くらい前に到着する。
乗船券売り場で切符を買い、ブルーライナー号で網地島に渡る。

釣り目的の乗客は10人以上居たが、長渡漁港には我々2人とワーム釣りの人たち5、6人が下船した。
我々2人は港の先端の防波堤に向かったが、残りの人たちは隣の浜に行ったようだ。

10分くらい歩いて防波堤の先端に到着したが、風と波がちょっと強い。
早速釣り場を確認するが、テトラ側で入れそうな場所を2箇所見つける。

準備をして釣り始めるが足場が高いのでちょっと怖い。そしてうねりと風で流れが速くウキが見づらい。
少しして中型のフグが来た。その後、マキエに群がる小魚の影が見え始めてくる。

案の定、付けエサが沈み切る前に食われて無くなる。長男は堤防の内側でやっている。
もう1箇所の方へ移動する。ここは沈みテトラが入り組んでいて、根魚を狙うには良いのかも知れない。

しかし根掛りが多発するので、ここはあきらめる。又前の場所へ戻る。
遅い朝食を済ませ再開するが、状況に変化は見られない。

そこで、カニを探して防波堤のあちこちを回ってみるが見当たらない。
やっとのことで、すきまに2、3匹のカニを発見し捕まえようとしたが逃がしてしまう。

帰りが2時の予定なのでゆっくり探している暇も無く、カニを断念しオキアミで頑張ることにする。
更に風が強くなってきたので、テトラをあきらめ内側に移動する。堤防の先端の角近くで始める。

ここは潮の流れが速く、仕掛けが沈み切る前にポイントから離れてしまう。
しばらくして満潮の潮止まりになった。岸際にマキエをまいて、ちょっと沖めの流れに仕掛けを乗せる。

フグが来た。少しずつマキエを遠くへ、仕掛けを近くへと投げ入れる。だがエサ取りが集まってこない。
思い切って仕掛けにマキエをかぶせてみた。それでもエサ取りが集まってこない。もしかして、と思う。

そこへかなり大型のフグが来た。続いて25センチくらいのウミタナゴが来た。そしてまた大きいフグだ。
次にこれまでと違う引きを感じた。きたぁーー。

底に向かってぐんぐんと引っ張っている。さほど大きくはないがカイズの引きでシュ。
さお1本分の深さなのでなかなか上がってこない。そして姿が見えたところで魚が反転した。

と同時に急に軽くなった。反転した時にハリが外れてしまったらしい。残念。悔しい。
気を取り直し続ける。少ししてエサ取りが復活してきた。ここで昼食とする。

昼食後又始める。岸際のマキエには無数のエサ取りが群がっている。
仕掛けを遠投し、エサ取りの居ない所を探す。少しエサ取りが減ってきたような気がする。

しばらくしてウキが思いっ切り沈んだ。手元にまでくる物すごい引きだ。青物の引きである。
やっと姿が見えたが大型のサバだ。釣り上げてリリースし、又始める。すぐに2匹目のサバが来た。

隣でやっていた長男にもサバが来たようだ。その後またもや空ハリ状態に陥ってしまった。
1時を過ぎたので帰りの準備をし船着き場に向かう。間もなく帰りの便のマーメイド号が到着し、それに乗船する。

鮎川までの途中、うねりがかなりあり、まるで木の葉のように揺れた。
今回も釣果無しで終わってしまった。次回に期待して小遠征を終了とする。

ウミタナゴ君 ・・・25センチくらいのウミタナゴ君の写真です。
その後本命が来たのですが、残念ながらーーー。・・・


2008年10月16日


自作のカニ取り網を持って、今日も出掛けるんでシュ。松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
浜に着くと沖側のテトラには一人、内湾側には4人の釣り人が居る。いつもの場所は空いている。

早速始める。まずはオキアミでやってみる。水温は今日も18度だ。
正面の岸際でオキタナゴが来た。上げ潮なのであまりマキエが広がっていかないようだ。

続いてチビメバルと木っ端グレだ。そこへ顔見知りの前打ち釣り師C氏がやって来た。9ヶ月ぶりだ。
しばらく話したが、途中で湊浜緑地公園付近の釣り場の話になり、最近釣れているらしい。

彼によると、10月1日から工場の運転を再開し温排水を流し始めているためとのことだ。
釣り場での再会を約束し帰っていった。又続けるが段々エサ取りが増えてきた。

そこでカニエサを試してみる。まずはカニ取りから始めるが見た目以上にこれが難しい。
近寄ると逃げるし、逃げるとなかなか出てこないし、慣れないと難しい。

やっとのことで1匹捕まえたので、ハリにチョン掛けする。そして岸際を流す。
カニは無くならないのだが、いつまでたっても何の反応も無い。

マキエをまいて魚を集めながら岸際を探ったが、一向に反応が無い。
2時間くらい反応の無いまま経過したが、底に張り付いたカニを離した時ちょんちょんとした反応があった。

そのまま引き上げると中型のフグが付いていた。カニエサでの初釣果だ。
カニでも食ってくるのだと分り、何だか嬉しい気分だ。もう1匹カニを捕まえてエサ箱に入れ、昼食とする。

食後又始める。正面、右側、左側と岸際を狙う。1時間くらいして底からカニを離した瞬間に、また反応が出た。
即座にアワセてしまった。仕掛けを上げてみるとカニが半分くらい無くなっていた。

オキアミと違い若干間を置かないと食い込まないのか、釣れなかった。
非常に残念だ。数少ない反応を確実に物にしないと、どうしようもない。その後4時半まで、全く反応は無かった。

4時半になって底から離した時、急に軽くなった。カニが全く無くなっていた。
初めてのことなのでどういう訳かは分らない。もう1匹付けてやってみたが反応は無かった。

灯台に明かりがともってきたので、本日は終了とする。エサ取りの多い時はカニでも何とかなりそうだ。


2008年10月14日


快晴の3連休も終わり、今日も出掛けるんでシュ。今日も松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
浜には10人くらいの釣り人が居る。ほとんどがルアー釣りや投げ釣りの人たちだ。

いつもの場所に入り、すぐに始める。水温は18度に下がっている。
正面の岸際から攻めてみる。まずはチビメバルが来た。少ししてチビウミタナゴの群れが集まってきた。

やがて空ハリ状態になってしまった。左手の岸際は木っ端グレ3匹で空ハリ状態だ。
右手の岸際はチビメバル、木っ端グレの後空ハリ状態に陥ってしまった。

右手に投げ釣りの人が入ってきた。その後30分くらいして、その間にサヨリ狙いのおっさんが、強引に割り込んできた。
そのおっさんはルールを知らないのか、マキエをあちこちにまいている。

私のやっている所までまいてきたので、ついに堪忍袋の緒が切れてどなってしまった。
そのおっさんはすぐにまくのをやめたが、時既に遅し。どこへまいてもマメグレのえじきだ。

腹が立ったが仕方がない。おっさんは全く釣れないので1時間くらいで帰っていった。
場荒れを収めるため、1時間ほど休憩し昼食とする。

先程顔見知りのフカセ釣り師B氏が先端に入っていったので、その様子を見に行く。
すると、早々と47センチの黒鯛を上げているではないか。話を聞くと、エサはカニで流れの緩んだ時に来たとのことだ。

久々に見た50センチに近い大物、かなりでかく感じた。
今の時期はオキアミでなく、カニでやったほうが良いと勧められた。

近々1回カニエサでやってみようと思いながら戻り、又始める。
その後1回だけエサ取りが消えた時間があったが、ついに本命は来なかった。

本日は終了とする。今日は前半で怒ってしまったため、午前中は釣りにならなかった。
こうなる前に自分から場所を変える心の広さが必要だが、私には絶対無理だ。

今度自作のカニ取り網を使って、カニエサに挑戦してみよう。

自作カニ取り網1 ・・・知り合いに勧められたので、自分でカニ取り網を作ってしまいました。・・・
自作カニ取り網2 ・・・柄の部分は使えなくなった古いさおの再利用です。・・・


2008年10月10日


最高気温が20度を超える予報に、今日も出掛けるんでシュ。今日も松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
浜に着くと、7人くらいの人が既に釣りを楽しんでいる。

いつもの場所の右手で3人の若者がルアー釣りをやっていたが、邪魔にならないようなのでいつもの場所に入る。
先端付近ではフカセ釣りらしき人が2人釣りをしている。残りの人は投げ釣りだ。

早速始める。水温は今日も19度だ。まず際から始める。まだエサ取りは出てきていない。
3投目でチビメバルが来た。その後、エサ取りのマメグレが集まってきた。

そこで左手の岸際を狙うが、既にエサ取りが集まっていた。次に右手の岸際を探る。
テトラとの際すれすれで木っ端グレが来た。やがてここにもエサ取りが集まってきた。

右手のちょい沖を狙うと中型のウミタナゴが来た。そしてフグも来た。
そこへ顔見知りのフカセ釣り師B氏がやって来た。まだ釣れていないと告げると、先端近くに向かって行った。

続けるが、どこもエサ取りだらけだ。昼食とする。
左手の少し離れた比較的平らな所に、以前菖蒲田浜漁港船だまりで見かけたおばさんが一人で釣りにやって来た。

そのおばさんはなかなか機敏で、テトラの上を歩き回っている。
初めはサヨリを狙っていたようだが、途中からカイズ狙いに変更したようだ。

このおばさんも、なかなか釣れないのにかなり粘っている。
昼食後も状況は変わらず、たまに木っ端グレが来る程度で空ハリ状態が続く。

先端でやっている彼も苦労しているようだ。途中からカニエサに変更したようだが、釣れている様子は無い。
3時を過ぎ、一番先端にもう一人のフカセ釣り師が入った。先端近くでは3人が並んでカイズを狙っているのだ。

1時間くらいして、一番最後に入った先端のフカセ釣り師のさおがしなっている。
何と30センチ弱のカイズだが本命が来たのだ。

例によって、隣でやっている顔見知りの彼はわき目も振らずに黙々と続けている。本当に彼は悔しそうだ。
しばらくして、又先端のフカセ釣り師のさおがしなっている。何と、何と、2匹目のカイズをゲットしたのだ。

このエサ取りの多い中、よく2匹も釣ることが出来たものだ。さすがの顔見知りの彼も声を掛けたようだ。
5時を回り、エサ取りが消える様子は無いのであきらめて帰り支度を始める。

左手でやっていたおばさんはまだ続けてやっているではないか。びっくりしてしまった。
おじさんならまだしも、おばさんが、それも全く釣れない状況で、黙々と釣りをしているのには驚いてしまった。

このおばさんの前に帰るのは気が引けるが、暗くなる前に帰らないと危険なのでやむを得ず帰ることにする。
小型のカイズながら、まだ釣れているのだ。次回頑張ろう。


2008年10月 7日


先日の余勢を駆って、今日も出掛けるんでシュ。松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
我が家の近くで電気工事が予定されているので、騒音を避け早めに出発する。

浜に着いたが、全く誰も居ない。場所取りの必要も無いので、ゆっくりと道具を持って釣り場に向かう。
早速始める。水温は相変わらず19度だ。準備している間も、釣り人は誰も来ない。

最初は正面の岸際を流してみるが、1投目から付けエサが無くなる。そこで左手の岸際に変更する。木っ端グレが来た。
次に右手の岸際を狙う。チビメバルが来た。続いてチビフグだ。しかし、ここもすぐに空ハリの状態になってしまった。

今度は左手沖の沈みテトラの先を狙う。しかし潮が引いているためマキエが散らばり、既にマメグレが群れていた。
堤防の方を見ると2人の釣り人の姿が見えた。上がり口付近にたむろしているはずのおじさんたちは今日は居ない。

あちこち探りを入れるが木っ端グレ、チビメバル、チビアイナメ、小型のサヨリ、そしてチビフグしか来ない。
近くに大きな魚は居ないみたいだ。早めの昼食をとり、30分くらい休憩する。

そこへ顔見知りの見物人がやって来た。エサ取りが多過ぎて釣りにならないと告げる。
又続けるが、次第に風が強くなってきた。南寄りの向かい風のため釣りづらい。

波も高くなって仕掛けがなじみにくくなってきたので、本日は終了とする。
帰るには時間が早いので、湊浜緑地公園先の釣り場の状況を確認しに行くことにする。

途中、排水溝の辺りで暖かい風を感じるが温排水が流れている。
もう少し気温が下がったら、ここも良い場所かも知れない。

排水溝から少し離れた所に投げ釣りの人が居たが、釣れている様子は無かった。
公園前の沖側のテトラにフカセ釣りの人が一人渡っていた。この方もかなり熱心な人なのだろうか。


2008年10月 5日


日曜日にもかかわらず、今日も出掛けるんでシュ。今日は松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
先日長男から松ヶ浜漁港船だまりで木っ端グレの一回り大きいのを釣りたいとの話があり、早速出掛けることにしたのである。

日曜日ということで、混雑が予想されるため6時に釣り場着の予定であったが、30分ほど遅れてしまう。
浜に着くと、さすがは日曜日、10人以上の人が既に釣りを楽しんでいる。

目指したポイントには若者のグループが既に入っていたので、次のポイントにバッカンを置いて周囲の様子を見に行く。
すると、先端に入っていたフカセ釣りの人が既に40センチ弱のカイズを1枚上げている。

がぜんやる気が沸いてきた。ポイントに戻ると、さっきまでやっていたルアー釣りの若者が場所を変えている。
すぐにバッカンを移動し、目指すポイントに何とか入れた。車に戻り道具を持って釣り場に引き返す。

初め長男は左手に入る予定だったが、イマイチなので右手の少し平らな所でやることにする。
早速始める。水温を計ると今日も19度あり、水温に変化は見られない。

波は静かで風もほとんど無く、穏やかで釣りやすい状況だ。まずは正面の岸際を狙う。マメグレはまだ出てこない。
しばらくしてチビメバルが来た。大きい魚はまだ寄っていないようだ。

そのうち、マメグレがマキエに反応し出した。付けエサが無くなる。
そこで、狙いを左手沈みテトラの際に変える。するとフグが3匹続いて来た。

先端でやっていたフカセ釣りの人のさおがしなっている。2匹目のカイズが来たようだ。
ますますやる気が膨らむ。その時マメグレに変化が出てきた。群れてはいるがテトラから離れなくなってきたのだ。

25センチくらいの少し大きめなフグが来た。もしかして時合い?、はやる心を静めながら、丁寧にその辺りを探る。
何回か流した後、ウキが静かに沈んだ。ピシッとアワセる。

初めはフグの引きと同じようだったが、途中からカイズ特有の底に突っ込む引きに変わった。
きたぁーー。久しぶりに味わうカイズの手ごたえに興奮してしまった。

型は小ぶりなサイズで少し不満だが、久しぶりの感触は満足のいくものだ。
写真を撮ってリリースしたが、ハリを飲み込んでいたため腹を上にしてひっくり返ったので、又すくい上げて持ち帰ることにする。

更に続ける。フグ、アイナメ、ウミタナゴが続いて来た。しかし、その後マメグレが復活してしまう。
付けエサの所まで出張して来るのだ。来なくてもいいのにと思いながら脇を見ると、右手の長男も木っ端グレに苦しんでいる様子だ。

潮が変わり、下げ始めた。こうなると根掛りが心配になってくる。
早速やってしまった。ハリス半分の所から切れてしまったのだ。付け替えた後、ウキ下を30センチほど短くして続ける。

しかし空ハリ状態に陥ってしまった。そして何も来なくなってしまった。
午後2時を回り風が強くなってきて、波も出てきた。周りの人たちは帰り始めている。

長男も帰り支度を始めたので、本日はこれで終了とする。

カイズ君 ・・・久しぶりに釣れてきたカイズ君の写真です。
興奮してしまいました。・・・


2008年10月 3日


マメグレたちの猛攻にもめげずに、今日も出掛けるんでシュ。今日は菖蒲田浜漁港船だまりでやってみよう。
天気は良いのだが、釣れないためか人は少ない。防波堤灯台近くにフカセ釣りの人が一人、そして投げ釣りの人が4人居るだけだ。

いつもの場所で始める。波が海底の泥を巻き上げ、かなり濁っている。しばらくの間、何も来ないし付けエサも無くならない。
釣りやすいと言えば釣りやすいが、何か寂しい。水温は相変わらず19度ある。

1時間くらいして、やっとフグが来た。次第に濁りが収まり、同時にマメグレたちも現れ始めた。
少しして、岸際近くで20センチ強のクジメが来た。その後、左手脇の角にサヨリ狙いのおじさんが2人入った。

その時、顔見知りのフカセ釣り師A氏もやって来た。
現在の状況を告げると、あきれた顔をしながらも向かい側の堤防に向かっていった。

更に続ける。マメグレたちの集団が更に大きくなってきた。小型のサヨリも集まり出した。
たまに木っ端グレやフグ、そして小型のサヨリは来るものの、本命の姿は見えない。

木っ端グレの下に居るはずの、中型のメジナも居ないみたいだ。
やがて風が強くなってきた。足元にもしぶきが掛かり、危険なので一段高い所に避難して続ける。

2匹目のクジメが来た。大型の魚は居ないようだ。南寄りの風なので、ちょうど向かい風になるため非常に釣りづらい。
3時を過ぎたころ脇でやっていたサヨリ釣りのおじさんたちは帰った。少しして、高い波が来た時岸際で根掛りになってしまう。

仕掛けを付け替える気力も無く、本日は終了とする。
片付けていると、A氏もやめて戻ってきた。片付けながら15分くらい世間話をして別れる。

本当に厳しい時期に入ったようだ。


2008年10月 1日


少し寒いが、今日も出掛けるんでシュ。今日は松ヶ浜漁港船だまりでやってみよう。
釣り場では、先端にフカセ釣りの人が2人と投げ釣りの人が一人、中程に投げ釣りの人が3人、釣りを楽しんでいる。

堤防の上がり口付近に、7人くらいのおじさんたちがたむろしている。
目的の場所が空いていたので早速始める。水温は19度だ。マキエをまく前から、マメグレの集団がうろうろしている。

今日も苦戦を強いられそうだ。いつもの通り、正面の岸際から始める。まず木っ端グレが来た。2匹目も木っ端グレだ。
しかし、すぐに付けエサが無くなる状態に陥ってしまった。右手の岸際を狙う。ここも同じだ。

次に左手の岸際だ。ここも2、3匹の木っ端グレが来た後、空ハリ状態になってしまう。
今度は遠投してみる。着水と同時に、エサに群がるマメグレの姿が見える。仕掛けの届く範囲全てに、マメグレは居るようだ。

エサを「磯エビくん」に変えてみる。若干長持ちはするものの、魚が来なければどうしようもない。
ここで昼食とする。先端でやっていたフカセ釣りの人たちは帰ったようだが、また別の人たちが入ったみたいだ。

後半の部を始める。状況に変化は無い。今期一番のエサ取りの多さだ。
マメグレの外にフグや小さなウミタナゴ、オキタナゴ、チビアイナメがたまに来る程度だ。

3時を過ぎたころ、顔見知りのフカセ釣り師B氏がやって来た。彼は夕間暮れを狙うらしい。先端に入っていった。
ここはもう魚が来るまで待つしかない。しかしついに来なかった。エサ取りの途切れる瞬間さえなかった。

5時の放送が鳴った時、先端で歓声が上がった。先端でやっていた人に、40センチくらいのカイズが来たようだ。
顔見知りの彼は、今日もその隣でやっていた。かなり悔しいらしくて、見向きもせずに黙々とやっている。

声を掛けずに帰ることにする。魚体が黒ずんでいて、居付きのカイズみたいに見える。



表紙に戻る