住職
東日本大震災一周忌
岩手県・宮城県慰霊行脚

平成24年3月10〜14日


【岩手県】 山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市

【宮城県】 気仙沼市・南三陸町・石巻市・塩竃市・仙台市・多賀城市

各所をお題目行脚致しました

南三陸町防災対策庁舎

「大津波がやってきます、急いで、高台に避難して下さい!」
遠藤未希(みき)さん(24)。9月には結婚披露宴をひかえていた。しかし
最後まで住民に危機を報じ、津波にのまれてしまった。
あのアナウンスを聞いて何人の方の命が救われたであろうか・・・

遠藤さんは行方不明の後、
4月23日捜索隊が志津川湾でご遺体を発見。
夫(24)がプレゼントしたミサンガが
左足首に巻かれてあった事などで遺体の写真を確認。
警察が5月2日、DNA鑑定で最終的に未希さんと断定した。

大災害で亡くなった多くの御霊(みたま)に限らず、
我々の先祖や先立たれた亡き人をご供養し、
それぞれの尊い思いを、
私たち残された者は受け継いでいかなければならない。
皆の幸せを純粋に旅立たれた方々は願っている。
そのために私たちは一日一日を大切に
「生きて」「生き抜いて」「生かされている」・・・

亡き人は私たちにたくさんのことを教えてくれている。

平成二十四年三月十日〜十四日               
東日本大震災一周忌 東北慰霊行脚にて    写真 住職謹写






写真を撮影することは「大変失礼なこと」のように思いましたが、
震災後1年が経つ、今の被災地の状況を知って頂きたく、
又、この震災の教訓を風化させないためにもの想いから
命を落とされた方々の慰霊も含め、
記憶維持のため謹んで撮影させて頂きました。
尚写真の転載は禁止とさせて頂きます。


3/10(土)

 8:30〜西○家・竹○家月参り
11:00 森○家 夫25回忌(堺福田)
12:30 里○家 妻満中陰(興覚寺)
14:30 高○家 妻13回忌(河内長野)
15:30 高○家で着替え出発(名神・東名)
22:00 神奈川県厚木市泊

3/11(日)
 7:30 厚木出発 (東名・首都・東北道)
12:30 仙台宮城IC
13:00 仙台市本山孝勝寺参拝
14:46 お題目追悼回向
17:30〜19:00
      史都多賀城万灯会〜3.11復興の灯〜
      宮城県多賀城市泊

3/12(月)
 6:30 多賀城市発(東北道)
 8:30 岩手県東和IC着
12:00 岩手・宮城各所でお経
     【岩手県】
       山田町瑞然寺〜大槌町〜釜石市〜大船渡市〜陸前高田市
     【宮城県】
       気仙沼市〜南三陸町
18:30 南三陸町泊

3/13(火)
 8:00 南三陸町発
      大川小学校(お経回向)
      石巻、塩竃
      仙台〜名古屋

3/14(水)

      名古屋〜興覚寺 春彼岸準備 

3/20(火祝)
      興覚寺「春彼岸せがき法要」にて皆で一周忌回向



仙台市日蓮宗本山孝勝寺谷川海雅貫首猊下、奥様、山務員の皆様
岩手県山田町瑞然寺佐々木伝師様、奥様はじめお寺の皆様
陸前高田の仮設商店街の散髪屋奥様
ホテルプレミアムイン多賀城の従業員の皆様
大川小学校で出会った亡くなられたお子様の親御様

お話をお聞かせ下さった方々、この場をお借りして御礼申し上げます。



来年(平成25年)の三回忌には「福島県」を含めた慰霊に参りたいと思います。







住職
東日本大震災第三回忌
福島県慰霊行脚

平成25年3月10〜11日

仙台〜亘理町〜相馬市〜南相馬市

3/10 8:30 月参り西○家
      9:00 月参り竹○家
      9:30 月参り小木○家
     11:00 50回忌 西○家
     12:00 水子供養 ○○家
     15:00 新大阪〜東京(新幹線)
     19:30 東京〜仙台泊

3/11 9:30 名取市
     10:00 閖上地区
     10:15 岩沼海浜公園
     10:30 亘理町
     11:00 山元町
     11:20 福島県新地町
     11:35 相馬市
     11:50 相馬ポートセンター
     12:00 原釜尾浜海水浴場
     13:00 日蓮宗本山仙台孝勝寺震災三回忌法要参列
     14:46 震災発生お題目・慰霊の鐘・黙祷
     15:00 メモリアルコンサート(南こうせつさん)
     17:00 仙台発〜堺23:00頃着

がれきは綺麗にかたづけられ、空き地に。
海岸沿いではトラック、重機が行き来し、
整備にあたっている景色が延々と続いている。
海岸沿いの施設や街を更地にしただけという印象だった。
昼ご飯を食べた処の従業員さん曰く
「物の復興ばかりで、被災者の心の復興が先ではないのか」
「基本的な復興のビジョンが定まっていないから、
被災者の事が後回しになっている」と。

福島の海は綺麗だった。
福島第二原発まで50キロ手前での海は
寄せては返す穏やかな波が何事もなかったかのようにくり返している。
が、原発事故というその先で起こった未曾有の天災による人災は、
人々の叡智が、自然にはかなわないことを教え、
我が国の繁栄の為だけにする物事の取捨を、
戒めているようであった。

慰霊のお題目が亡き人々に少しでも届き、
心が落ち着き、我々の守り主となって頂けることを願い、
被災者の方々の心の復興が早くおとずれますよう・・・
忘れません。
またお題目をしに行きます。
南無妙法蓮華経。

平成25年春彼岸会  興覚寺住職