思い込み・自意識過剰・自己主義は被害妄想へ
2002/5/3

先日、家の近くで「クラクション殺人」がありました。
何といたましい事件でしょう。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
世はまさに狂乱の時代といえるでしょう。(不安をあおっているつもりはない)
全国各地でこのような事件が起こっています。

人は一つの事柄に一つの答えを出しがちですが、
それは片寄った思想や人格の形成を生み出してしまうと思います。
ポリシーとか個性というものは自然と身について振る舞える独自の形であって、
それを無理に作り上げたり、人に押しつけるのは間違いです。

悪気なく、云った一つの言葉に人は傷つきます。
悪気なく、おこした行動に人は驚きます。
良かれと思ったことが逆に取られることがあるのです。
が、今の時代、悪い方へ悪い方へ考えすぎて・・・
心の余裕(柔らかい頭)がなく一つのクラクションに対して殺意をいだいてしまう・・・

一つの動(行動、言動・・・)にはたくさんの意(意味、意見・・・)があることを知らなければなりません。
この前テレビドラマで良い句を耳にしました。

「手を拍(う)てば、魚(うお)は集まる、鳥逃げる、女は茶をくむ、猿沢の池」

猿沢の池(世界遺産興福寺の池)でポンと手を一つ叩いただけで、
「ふ」をもらえると思い込み魚は集まってくるし、
鳥は敵が来たと思い込み飛び去る。
近くの茶屋の女人は客と思い込み茶をむ。
単純な人間のたった一つの行動について、いろんな感じ方取り方をする他者がいる。
それを理解する柔らかい頭が必要だよ。と教えてくれています。

偉そうなことを書き連ねていますが、頭が固いのは私の欠点でもあります。^^;