第６０話：「悲しき相互リンク」

「相互リンク」

お互いのHPにURLを貼り合う事なのだが、

実は当サイトも「相互リンク」なるものをやっちゃってたりする。

ある切っ掛けで、俺も個人ホームページを作ろうと思い

何か面白くなって、当サイトを運営する事となった訳だが、

いくら自分で作ってＵＰしても

見てくれる人がいなきゃ、張り合いが無い。

ってな事で、ＵＰした当初は、検索に引っかかるように

いろいろ当サイトのＵＲＬを登録させてもらったりして

期待に胸膨らませちゃってりしてたもんだ。

そんなかんだで、どこかで当サイトに辿り着いて

知り合った方のＨＰとの相互リンクを

いくつかさせていただけるようになったのだが、

実は当サイトの「ＬＩＮＫ」ページに、

「ＳＰＥＥＤ　ＮＥＴ」というバナーが貼ってあり

リンクを貼らして頂いているのだが、

これは先方のサイトと「相互リンク」を貼っているのである。

しかし、これは俺から「相互リンク」を希望したものではなく、

向こうからある日メールで、

「相互リンクを貼っていただけませんか？」

と来たのである。

嬉しいじゃありませんか。

どこで、どう俺のサイトを閲覧するに至ったかは解らないが

個人サイトを運営する側としては、嬉しいもんです。

だが最初来たメールを見たとき、

「スピード・ネット」なんて会社知らなかったから

おらぁ、

「消費者金融」

かと思ったよ。

「スピード融資！」

みたいにね。

恐る恐る、メールに書いてあったＵＲＬにアクセスしてみると、

なんと、

東京電力がやってる「無線」だか「光ファイバー」で

インターネットができる、プロバイダーじゃないですかい！

「ふっ、

俺のサイトも、いっぱしの企業から相互リンク頼まれる

サイトになったか、、、。」

なぁ～んて悦に入りながら、

当然のように、「相互リンク」貼る事をＯＫする返事を

先方の担当者に送った。

どういう風に、俺のサイトにバナーを貼ればいいのか

詳細な返信メールが届く。

で、

俺のサイトの「ＬＩＮＫ」ページに

「スピード・ネット社」のバナーを貼ったのだが、

当然、先方のＨＰにも俺のＨＰに対して

リンクが貼られてなきゃいけないわけだ。

先方からも「リンクを貼りました」とメールが届く。

当然、先方のサイトはイッパシの企業のサイトで、

俺のしょぼい個人サイトとは、違うわけで、

先方が相互リンクをしているサイトは、

いろんなジャンルの「カテゴリー」に分類されている。

「映画」「音楽」「生活情報」「旅行」「芸能」「ペット」

等々、いろいろ有るわけだ。

さて、

イッパシの企業から、

先方より相互リンク求められて、

先方が当サイトへのリンクを、

貼って頂いていた、

その「カテゴリー」

「マーヴェラスな憂鬱」というサイトへの

リンクを貼って頂いた、

「カテゴリー」

「マーヴェラスな憂鬱」が

分類された

そのカテゴリー。

「グルメ」

↑見ておくれ。

えっ？

なぜ

この「マーヴェラスな憂鬱」が

「グルメ」？

鳴々、

悲しき相互リンク

拝啓スピードネット様。

文句を言っているのではなくて、「オチ」として使わせて頂きましたので悪しからず。

スピードネット様からは、「御サイト様に合うカテゴリーがまだ無いため、とりあえずそのカテゴリーに入れました。

該当カテゴリーが増え次第、そちらに移行させて頂きます。」というメールは頂いております。

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