第47話:「アメリカン・ジョーク」

<update/2002/10/05>

 

 

 

よく洋画なんかを観に行った時、

字幕で見ている日本人とは全然違うタイミングで笑う

外国人なんかがいる。

まぁ、字幕で見ている日本人には本質的な意味合いが伝わらないので、

こういった事になるのだろうが、

 

 

その中でも、なかなか伝わらないのが

「アメリカン・ジョーク」

 

 

あんまり日本人にはその面白さが伝わらないよなぁ。

まぁ、文化の違いなんかがあって、

面白いんだろうが、イマイチその面白さが伝わんないよな。

 

 

 

例えば、

「フランスの国の紙幣って簡単に破けちゃうだろう?

        でも、トイレットペーパーはなかなか破けないんだぜ。」

 

 

何で、牧場にいる女は「がにまた」なのかしってるかい?

        それはカウボーイは、常に帽子を被っているからさ。

 

??

 

「カウボーイは何故、背の高いブーツを履いているのかい?

 

            だって、羊のお尻に背が届かないじゃん。」

???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑えねぇ。

わかるけどね。

 

 

 

でも、アメリカ人とかはパブかなんかでビール飲みながら

こんなジョークを言い合ってゲラゲラ笑ってんだろうな。

 

 

 

 

でだ、今日Yahoo!のトピックを見てたら

「世界で最も面白いジョークが決定」

なる記事があった。

 

なんでもイギリスの心理学者が、

ユーモアの社会文化的研究の一環で、世界から募集し、

応募があったジョークを人気投票にかけて順位を決めたらしい。

 

 

この中でわかったのは、

 

イギリス、アイルランド、オーストラリアなどでは言葉の遊びが、

米国、カナダでは他人の愚かな行為の話が、

欧州の多くでは現実離れした話が好まれていたという。

 

 

 

 

ではその、

「世界で最も面白いジョーク」ってーやつをご紹介しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「米ニュージャージー州のハンター2人が狩りに出た。

1人が木から落ちてしまった。

仰天した連れのハンターが携帯電話で『息がない』と緊急通報した。

救急隊のオペレーターが

『落ち着いて。大丈夫。まず死んでるのか確かめなさい』と声をかける。

一瞬の静寂後、オペレーターの耳に1発の銃声。

続いて、『死んでる。これからどうしたらいいの?』

というハンターの声が響いた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやね、わかるよ、わかる、意味はね。

でもこれがジョークとして面白いか面白くないかは、

別として、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑えなぇよな。

 

 

その心理学者はこういう分析もしている。

 

「唯一日本ではジョークの習慣自体を見出すのが難しかった」

のだのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだと?

 

 

 

だったらよぉ、その心理学者とやら。俺様が

「世界に通じるジョーク」

ってーやつを披露しようじゃないか。

 

 

しかも社内で実際にあった実話でな。

勿論本人は、ジョークのつもりでは言っていないが、

後々、笑い話になっちまったってだけだ。

 

 

これを俺様がアメリカン・ジョークっぽくリライトして、

紹介しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「会社に二人の小学生になる姉妹をもつ奴がいるんだけどさぁ、

そいつがある日家に電話した。二人の娘の内どちらかが電話に

出たらしいんだが、どうも父親だと気付かなかったらしいんだ。

で、怒ったそいつはママに電話を変わるように言い

電話に出た奥さんに、こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

『いったいどういう事なんだい?ハニー。

僕の娘がパパの声をわからないなんて。

ねぇハニー、君はいったいあの娘たちに、

どんな教育をしているんだい?』

 

 

そしてそいつは、こう言って電話を切ったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところでハニー、

 

 

 

 

今電話に出たのは

どっちの娘だい?

 

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