第25話 :「小便小僧の憂鬱」

<update/2001/12/14>

 

 

「駅」というのはある意味、その街の象徴でもある。

 

観光地では、まずその地を訪れた観光客に

「駅」「ようこそ○○へ」とか歓迎してくれるし、

街は「駅」を中心に繁栄していくものである。

 

「駅」は街の中心であり、象徴でもある。

また、訪れた観光客が、その街に触れる一番最初の

場所でもある。

 

そのため「駅」は、街のアピールの場として活用されており、

その土地「ゆかりの人」「歴史」「名産」等々のPRをするのには

うってつけの場所となっている。

 

例えば、誰もが知る「忠犬ハチ公」

これは、東京「渋谷駅」の象徴である。

 

まだある。

池袋駅の「池ふくろう」

新橋駅の「蒸気機関車」

等々。

 

地方に行けば行くほど、いろいろあると思う。

 

 

 

 

で、

 

 

 

東京は、JR山手線の駅に「浜松町」という駅がある。

 

「浜松町駅」近隣の歴史は良く知らんし、

何故そこにあるのかという意味は知らないが、

この「浜松町駅」のホームの一番端にそいつは居るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「小便小僧」

何故かは知らんが、毎日勢も良く元気な小僧が。

 

皆さんも知らない人はいないでしょう?

 

その「小便小僧」が最近、可笑しいのである。

 

まぁ、世の中この時期「X’mas」一色だ。

 

駅員のシャレか地元住民の差し入れかは知らないが、

この「小便小僧」が、今サンタクロースの格好をしているのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいよ、別に。

この位の「シャレ」や「遊び心」が無きゃねぇ。

 

でもね、「小便小僧」本来の姿じゃないわけだよ。

 

これじゃぁまるで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飼い主の自分の欲求や思い込みによる、

 

エゴに翻弄され、

 

訳も解らず無理やり服を着せられてる、

 

 

 

 

 

 

 

「犬」や「猿」

と一緒じゃねぇ〜かよ。

 

 

でもね、もっとわかんないのが、

 

 

 

 

この写真を撮るために、

 

わざわざデジカメ持って

 

途中下車しちゃった、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の行動力。

 

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