第19話 :「宇宙創生の仮説」

<update/2001/11/2>

 

 

宇宙。

 

宇宙はどうやって生まれ、

宇宙には果てがあるのだろうか。

そして、宇宙人はいるのか。

 

それは、人類にとって最大の謎の一つでもある。

 

俺は、昔それを考えすぎて眠れなくなった事もある。

 

 

今人類は、宇宙を観測し、

少しずつではあるが、その謎が解明されてきています。

 

その中に、宇宙の定義とも言えるひとつの

定説がある。

 

 

それは、

宇宙は150億年前、

 

「ビッグバン」なるものにより

(もともと1点の火の玉から始まり、それが大爆発を起して)

 

現在の宇宙が創生され、

「今なお宇宙は膨張している」

というものである。

 

その根拠は

完璧な理論武装と物理学によって証明され

現在の人類では、定説となっている。

 

 

 

笑止

 

 

 

 

かぁ〜。頭悪すぎだよ。宇宙物理学者諸君。

 

だったらね、聞きたいよ。

「ビックバン」は、どこで起こったのよ?

宇宙になる前は、そこは何だったの?

 

「宇宙は膨張している」ってあんたねぇ、

じゃその先には何があるのよ?えぇっ?

 

それが証明できなきゃ、あんた等の定説は

成り立たないのよ。

 

 

 

ところがである、今から30年近く前に

小学生である俺が全ての定説を覆す、

宇宙創生の大胆な仮説を説いていたのである。

 

ホーキンス博士もアインシュタインも考え出せなかった

この仮説を、学会で発表しこの世に出たら人類が

パニックになっていたであろう。

 

 

その仮説とは、

「宇宙人はいる」

「宇宙に果てはある」

というものであり、

 

結論は、

「宇宙とは水槽である。」

というものである。

 

 

 

説明しよう。(ついて来いよっ!)

 

 

 

 

 

 

実は我々が想像も出来ないような宇宙人がいる。

そいつらの世界では「宇宙創生キット」なる物が売っており

宇宙育成がブームなのだ。

 

そして「宇宙創生キット」を買ってきたある宇宙人は、

まず、例えて言うなれば透明な水槽に水をなみなみと

入れるのである。

 

そして、宇宙の素となる専用の黒い液体を

水槽にいれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこれが、いわゆる

「ビッグバン」だ。

 

 

想像して欲しい。

水の中に黒い液体を入れると徐々に拡散し広がって行くのを

見て取る事ができる。

 

これが「宇宙が膨張している」と言われる現象だ。

 

 

今の人類で言う「何億年」という単位は、

彼ら宇宙人には1週間であったり1ヶ月であったりする。

 

 

その後、太陽系や銀河系等々が出来、

人類が生まれ今、我々はその真っ只中にいるのである。

 

 

宇宙人たちは「鑑賞用」としてその育成を楽しむのだ。

 

「俺の宇宙、上手く育たねぇよ」とか言いながらね。

 

そして、飽きたら捨てるのだ。

 

「宇宙の消滅」

 

 

 

 

宇宙は水槽であるから果て(突き当たり)がある。

そして誰かに育てられているから宇宙人はいる。

 

 

 

 

素晴らしスぃ〜。

素晴らしすぎるこの大胆仮説。

最高だよ、小学生の俺。

 

 

 

この仮説に「成る程なっ」と思った人に言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんた、ちょっとおかしいよ。

 

 

そしてこの仮説を全て読んでくれた人に言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付き合ってくれてありがとう。

 

img16.gif

[戻る]


Copyright(c) 2001 Marvelous Melancholy.All right reserved

MarvelousMLCLY@netscape.net