葵祭は記録には9世紀始めに記載されているという伝統ある祭で、京都の三大祭りの一つとされています。 アクションはありませんが、当時の衣装をまとった行列が静かに行進する優美な祭です。 ハイライトである牛車(ぎっしゃ)は藤で飾られます。また、貴人の胸などに葵の葉が飾られます。これが葵祭といわれる所以です。 枕草子や源氏物語にも出てくることからも、その歴史がうかがえます。 毎年5月15日に、御所→下鴨神社→上賀茂神社→御所とパレードが行われます。