ER34 SUSPENSION


HKSハイパーマックスPro (取付:2002.09.27)

GABが・・・
GABレボリューションストロークUも走行距離が35,000kmを越えショックが抜けてきたのか?揺れの収まりが悪くなってきた。もともとスプリングの方が勝っている感じがあったので抜け始めたらウワン〜ワウン〜して高速道路なんかコワくて走れない状況になってきたのです。

試乗
そんなとき、友人のBNR34(ニュル)がHKS関西でブーストアップ&足周り交換をしたので引き取りに付いていき、そのBNR34に試乗させてもらったんですが、初めて乗ったGT−Rのパワーに感動するより、車高調のHKSハイパーマックスProの乗り心地の良さと、安定感にビビッビと来てしまったのだ。

購入
BNR34から降りてスグにコレ欲しい・・・と思い。1週間後には金も無いのに注文。
HKSのカタログには、ER34用のハイパーマックスProはラインナップされてませんが、HKS関西では独自に改造しER34にも付けれるようにしています。リアショックの下側取付部がシルバー色している部分が改造して付けられたところです。
手がかかっている割には他の通常品と同じ価格なのでよかったです。



車高調整本体はゴールド色。フロントにはヘルパースプリングがありません。(リアはヘルパー付き)
ハイパーマックスUよりもシェルを軽量化してるというので、どれぐらいGABより軽いのか測りたかったけど、この車高調はHKSプロショップ専用取付品なので現物を見たのは自宅に帰ってきた後だったので確認できなかった・・・。

減衰力調整

調整部はフロントはショック上部、リアはスピーカーボードに穴加工してノブを付けているので簡単に調整できます。
減衰力調整は前後共30段階です。GABはF:4段、R:8段でもピッタリとセッティングが決めるのは難しかったのですが、ハイパーマックスProの場合は前後同じ値にセットしとけばどの段数でもそれなりに満足のいくものがあります。やわらか目にしてもビヨ〜ンとなることもなくきっちり減衰力が効いているし、固めにしても乗り心地が犠牲になることはありません。
取り付けて500kmほどは、前後最弱にしていましたが、通勤快速仕様には「別にこれでイイやん!」ってぐらい快適でした。
取扱い説明書には、15段が推奨値となっていたので試したのですが、程度の良い舗装路ならこれで問題ないのですが、峠や通勤路のように ごく普通の道では微妙にコンコンとくるので、現在は前後20段(1が硬い)にしています。
15段の方がフロントの回頭性がいいのですが、20段にするとより自然なフィーリングになり、乗り心地も犠牲にしないレベルなので、オールマイティーに使えます。

使用しているスプリングは、フロント10kg/mm、リア8kg/mmとハードな方ですが、以前のGAB(初期品なので後期品よりハードだったのだ)も同じレートだったが、乗り心地は全然ちがいます。しっかりと踏ん張るのに突き上げ感が全くなく振動も一発で収束するので、常に車は安定しています。よく動くサスペンションってこんなに良いのか?って思います。


アライメント
今回の車高調交換の際に、車高の方もHKS関西さんに普通にドコでも走れるようにとお任せしました。以前は車高を落とし過ぎていた為にタイヤがインナーフェンダーにブチ当たり写真のうように中のコードの被覆が擦れて銅線が露出していました。
以前より10mm以上の車高アップとなり、リアのキャンバーも 2°→ 1°25′とかなり立ち気味にしました。
このおかげでリアタイヤは限りなくツライチになりカッコよくなりました。
サスペンションの感想ですが、とにかく車が安定しているので、安心して直線でもコーナーでもグイグイいけます!それにとても自然なフィーリングで曲がれます。
多少のギャップでも トン!トン!といういうだけで跳ねたりしません。リアのキャンバーも立てたせいもあり、コーナーでのリアタイヤが流れた際も、ハイグリップタイヤに履き替えたように粘りのある滑り方になりました。ドリフト時でも滑らかに思い通りに滑らせるますが、ちょっとハイキャスの癖が良くわかるようにもなってしまいました。
車高もちょっと高くなりこれで安心してドコでも思いっきり走れるようになったので楽しさ倍増です。カタイのに乗り心地が良いという相反する性能を見事に成しえた車高調で、値段は高かったけどとても満足のいく品物です。
おまけに初回オーバーホール&仕様変更が無料なので安心して乗れますヨ!


ピロテンションロッド (取付:2001.06.30)

世間のウワサでピロテンションロッドが効くというので、車検のついでに付けてみました。とりあえずあればいいと言う事で品物は¥13,000のドコかわからぬ安物です。さすがに安物 下記のクスコ製のアームに比べるとピロ部の質が悪い・・・。
効果の方は、ハンドルが素直に入っていくような感じで、ブレーキング時でも安定しているので安心して突っ込んでいく事が可能です。普段乗ってる分には振動や異音もないのですが、遮断機を越える時にはちょっとガチャガチャとします。
<サーキットでのレポート:2001.10.24追記>
ピロテンションロッドのおかげなのか、サーキットでのフルブレーキングからのハンドルを切り込む際でも全くブレがなく、素直に思ったラインにス〜とノーズが入っていきます。ノーマルでサーキット走行はしてないのでなんともいえませんが、ハンドルが安定してるのでいいですよ!


調整式リアアッパーアーム (取付:2001.06.30)

車高をかなり下げている為にキャンバーがつきすぎて、リアのトラクション不足に悩まされていたので、クスコ製調整式リアアッパーアームをつけてみることにしました。

せっかく付けた調整式アームだが、車高を極端に落している為にキャンバーはそれほど立てる事ができなかったが、アライメント調整の効果もありかなりリアにしっかりトラクションがかかるようになりました。


GABレボリューションストロークU

車高が高いのが気に入らないのでサスペンションを換えることにしたのですが、以前シルビアに乗っていた時にRSRのダウンサスを入れていたのですが、かなり突き上げ感が強かったので、「やっぱり車高調だな!」と思い発売したばかりのGABレボリューションストロークU(まだ雑誌の広告にも出てない時に購入)を購入しました。
本当はTEINのHAを狙っていたのですが発売が遅かったのと、リアの減衰力調整をやりにくい為GABにしたのです。(GABのリアショックは下部に調節ダイヤルがあるのだ)
取付についてはTEINがホームページで取付方法やセッティングを詳しく紹介しているので、これを参考にしました。(GABのマニュアルは役に立たないぞ)

金が無いのでこれも通販で買ったのですが、取付時にハプニングが、フロントサスを取付ようとしたところ、サス上部のネジが「ハ」の字に開いており入らないのです。もう一度ノーマルに戻すのもじゃまくさいので結局ボディー側の穴を棒ヤスリで削って広げて入れました。ボディーは案外軟らかく削りやすかったのですが、ストラットタワーバーが非常に硬かったです。
最初に調整ネジを適当な位置にして組んだのですが、ジャッキを下ろしてみるとノーマル比で60mmダウンになっていました。(タイヤにフェンダーが完全にかぶっている状態)
まあカッコが良いのでしばらく乗っていたのですが、さすがにフロント下部などの接触が多くインナーフェンダーとタイヤも干渉していたし、バンプラバーに当たっているのか全体的にピョコピョコする感じがしたので、翌週には車高を45mmダウン(15mmUP)に調整した。ちょっと上げすぎたという感じでダウンサス程度になってしまったのだ。
この設定で通勤や一般道では良い感じでしばらく走っていたのですが、ある日高速道路に出ると道路のウネリでの突き上げ感が非常にキツイので、減衰力を弱めるとピッタと走るようになった。
1ヶ月後上げ過ぎた車高をまた下げました。(ノーマル比:55mmダウン)ついでに5mmほど前下がりにしたのだが、以前よりも乗り心地が良くなったのだ。ご機嫌で乗っていたのだが、さすがにこの車高ではサスがストロークするとインナーフェンダーと干渉する為、フロントの減衰力だけを少し高めにしています。

やはりF:10kgf/mm、R:8kgf/mmというのは、通勤主体の使用ではだいぶ硬いなというのが正直な感想です、綺麗な路面ではとても良いのですが、住宅街などの継ぎ目の多いところではキツイです。

※ この件に関しては下記の記事で書いているが、タイヤを18インチにして印象がガラリと変化しました

コーナーリングはかなりシャープですが、ニュートラルステアでほどほどの腕ならドリフトも簡単なのだ、でもいい気になってアクセルを入れすぎるとある時点からクッルと回ってしまうので注意が必要なのだ。

サスペンションも交換してから5000km以上たってかなりスムーズになり、少しマイルドになりました。
ドリフト時も滑り出しのスピードに慣れてしまったのか?ピタッと決まるようになってきました。ノーマルよりもロールが少なく揺り戻しも皆無なので綺麗に収まります。
(1999.04.27追記)




1999年8月16日にBBSを購入、前後異なるサイズを入れた為に、再度車高を調整
と簡単に言っても2週間で5回ぐらい調整してやっとナットクのいくものになったのだ。

F:−42mm、R:−39mm*(ノーマル比)

やはり、18インチにするとノーマルの状態の時よりバタツキぎみになったので、前後とも1段硬くするとピタリと収まったのだ。

だだ、組み付け半年も経っていたので、前後共ネジ部の汚れがひどく、ネジがなかなか回らなかったです。

タイヤ交換によるフィーリングの変化について

依然はかなりサスが硬いという印象だったのが、嘘のように滑らかな乗り心地になりました。
これなら日常走行もあまり気にならないレベルです。
ただ、タイヤがM7Rではボディやサスに負けているような感じです、もうちょと金を貯めてネオバやRE711にしておけば良かったと後悔しています。
ショックは、F:3、R:4なのだ、これでもまだ柔らかいかな?と思えてしまう???