本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星
45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova

2011年09月28日 04h35mから
120s exp x 12 メトカーフコンポジット
ニコン180mmF2.8開放, Nikon D5000 (ISO = 1600x6コマ, 800x6コマ)
高橋EM200自動ガイド,
山口県柳井市池の浦にて


本田実さんが戦後まもない1948年に発見された、日本人の名をもつ初の周期彗星です。
周期は5.3年、近日点距離は0.5AUと小さく太陽に近づくと急激な光度変化を見せることでも有名な彗星です。
私も1990年、95年、2001年の回帰と観測していますが、2011年の回帰は特に好条件で9月末から10月始め、明け方の低空に素晴らしい姿を見せてくれました。
私は彗星捜索は行なっていませんが、本田先生の残された言葉、
「見つけようとするならおやめなさい。見つからなくていいならやりなさい」
を心に留めておきながら観測を続けていきたいものです。