とりあえず・・

デジカメのISO感度 その2

以前、デジカメの感度を変えても極限等級は変わらないことを検証しました。 感度設定が高かろうと低かろうと撮像素子に当たる光子の量は同じ(情報量)なので、 あたりまえといったらあたりまえなのですが。

では、星雲状の天体では写りに変化が出るのでしょうか?

先日、確認してみようと思い、ISOを100から6400までに倍々に上げてM42を撮影してみました。
機材は Nikon D5100 + 180mm f/2.8レンズ開放、露出は60秒固定、RAWで撮影しています。

画像はRAW画像1枚をステライメージでカラー画像 / 現像なし(手動)で開いて、レベル等の調整なしで等倍表示しています。
※ガイドが流れているのはお許し下さい。

まずは ISO 100

ISO 200

ISO 400

ISO 800

ISO 1600

ISO 3200

ISO 6400

当然、感度が高いほうが淡い部分まで写っています。(3200や6400はオーバーになっていますが。)
次にISO 100 と 6400 のヒストグラムを比べてみます。

ISO 100 のヒストグラム↓

ISO 6400 のヒストグラム↓

次に ISO 100 画像のレベル調整で最大値を狭めて、ISO 6400の画像と明るさにしてみました。

ISO 100↓

上のISO 6400画像と同じ画像になりました。ただ、あきらかに ISO 100 のほうがヒストグラムの 横幅の最大値が小さく、階調が狭いようです。

そこで、1つの恒星のピクセル情報を両感度画像で調べて

Gプレイン最小値の倍数をISO 100画像に乗算(掛け算)してみました。
上が ISO 100, 下 が ISO 6400

上、ISO 100, 下 ISO 6400 ↓

これで同じような画像になりました。

上が ISO 100, 下が ISO 6400 ↓

ヒストグラムも確認してみます。
ISO 100 のヒストグラム↓

ISO 6400 のヒストグラム↓

これでほぼ同じ階調になりました。
この ISO 100 画像をデジタル現像処理とレベル調整します。 ISO 800 の処理画像と比較してみて下さい。
ISO 100 ↓

ISO 800 ↓

どこか違うでしょうか???

今回はここまで、、、またあらためて。