二代将軍秀忠の頃の話。 荒大名で有名な明石候の大名行列をまりを追いかけて横切ってしまった6歳の小菊。 庄屋様や妙法華寺の住職が頼んでも聞き入れられず、小菊が「何でも言い成りになりますから命だけは助けてください」と懇願するが、聞いてもらえず御手打ちとなる。 これを知った尾張浪人の父が黄金の玉で小菊の仇を討つというお話。
平安末期のお話。 下田街道にあるお地蔵様が時々化けて「街道を通る人を脅かして悪さをする」と聞いた頼朝公がその妖怪の手を切り落としてやっつけると、、、、 あくる朝、地蔵の両手がなくなっていたというお話。
江戸末期の話。次郎長よりも大親分といわれていた久八の話。 「十国峠の戦い」生い立ちから若い頃の話で、やくざの仲間入りをした久八が、因縁をつけられ困っている小田原のかまぼこ屋の若旦那を助けたために、 真鶴の多左衛門親分と十国峠で喧嘩になるという話。 「お台場作り」立派な親分になった久八を、当時の韮山代官‘江川太郎左ェ門’が見込んで江戸のお台場作りを頼み、久八が苦労をして工期通りに仕上げ、 男を売り出すという話。
二代将軍秀忠の頃の話。 三島のうなぎは身が引き締まりおいしいのは有名だが、秀忠が食したあくる日、三島大社に住む守り神とされた大うなぎがいなくなる。 三島の一休さんといわれた亀吉少年がその行方を探し当てるという推理風講談。
万延年間のお話。 延明寺の日空上人が番犬として買っていた犬の親子、その中の子犬が死んでしまい、母犬は思い煩い病気になってしまう。 親思いの子犬たちは母を励まそうと兄弟仲よく力を合わせて母犬の看病をするという話。
十代家治の頃の話。 疫病が流行り妙法華寺の日淳上人が身を挺して庶民を救ったが自分が疫病に倒れてしまう。 そのとき昔助けてやった蛙が日替わりとなって住職を救うという話。 今でも妙法華寺の蛙のお守りを持っていると自分の身代わりになって病気や事故から守ってくれるという。
静岡の中部南部は水がなく、田畑もお天気が頼りで日照りが続くと不作で困っていた。 これを救うためには芦ノ湖の水を深良へ通すことだと考えた村主‘大庭源之丞’が、土木工事に優れた‘友野与右ェ門’と共に深良隧道を作る苦労話。
本能寺で焼け死んだとされる信長の首塚が、樹齢400年の大ひいらぎの木に守られた芝川町の西山本門寺にある。 なぜ?どうやって?信長の首が本能寺から西山本門寺に運ばれたのか。その経緯を講談にしたもの。
親同士が偶然に西国参りをし、別れ難く娘と息子の結婚を約束する。 その約束を守り青森から松島へ嫁入りすると婿様はすでに死んでいた。しかしこうれんは私の婿はこの人だけと両親に仕え、 なくなってからは頭を丸め尼となり菩提を弔らったという、けなげな女性の話。 今もお土産として松島銘菓「こうれんせんべい」は有名。