よほどマニアックな物好きのための

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☆淳平ちゃんのマル秘プライベートデータ

■身長 171センチ 
■体重 80キロ・・・この夏生まれてはじめて自然減量6キロで自称随分スリムに!
■既成服のサイズ 
  AB7もしくはBE6・・だから春にディオールのバーゲンで買った最新の服はゆったりめ
■ズボンのサイズ
  ウエスト91センチ・・・・・この夏買ったジーンズは、88センチ(34インチ)でもゆとりなのだ
■くつのサイズ  25センチ・・・運動嫌い、歩くの嫌いの不精者だから小さめです
■視力  裸眼だと0.1あるなし メガネで1.2に矯正・・・小学校3年からメガネを離したことないです

☆僕の超私的嗜好の蘊蓄(1)

■トレードマークはゾウと髭

 髭は伸ばしはじめたのが、昭和61年の暮れだったと思います。年末年始の長い休み、単に不精で剃らずにいたら生えてきてしまったというだけのことで、大きな意味はありません。
 結果としては、かわいくて、貴公子然としていた(自分で言うか!)イメージを大きく転換することになったのは事実です。
 賛否は両論、髭がお好きな方お嫌いな方様々ですが、目立つのは間違いないですから、よく顔を覚えて戴けるようになりました。もっともこれは都合の良い場合と悪い場合がありますが・・・。
 テレビの仕事をするようになって、今さら剃れなくなってしまったと言う現状です。

(髭のない頃の秘蔵プロマイドです)

 もう一つの僕の共通アイテムに「象」があります。なぜ象なのかと言いますと、昭和57年夏、初めての海外旅行に単身アフリカのケニアへ行きました。アフリカへはそれ以来のご縁でもう、5、6回遊びに言ってますが、なんと言ってもサファリで一番印象的なのはあのゾウさんです。もの静かで、強くて、優しくて、何か温かいものを感じて、好きになりました。

アフリカ・ケニヤのマサイマラ国立公園のロッジで(1987)

 根が根気のない方ですから、余りマニアックなコレクションをする柄ではないのですが、象にまつわるいろんなものを見ると欲しくなります。人形や置物はそのものずばりですが、衣類では先ずネクタイを選ぶとき、象のついてるものと決めておくと、そう数もないですから、買いすぎることも、迷うこともなくて済みます。かつては、動物柄のネクタイは日本では余りなく、エルメスの中で何点か見つけたのが最初でした。外国へ行くとノーブランドでも結構面白い象柄が見つかるんですよね。その後、フェラガモ、クリッツィア、スパダチーニ、なんかで結構集めました。

 そういうのばかりしてると、人様も象のがあったからあげると、戴きものも結構増えまして、有難いことです。
 つい最近もインドへ旅行した友人が、骨董屋で見つけてきてくれた逸品もの「横笛を吹く象の神様」(勝手に付けた題です)なんかは、宝物ですね。
(左)インドのお土産の象の神様

 服の場合は、女性ものが多いので、精々Tシャツぐらいでしたが、そうこうするうちに、フランスのニースで素敵な象に出会ったんです。ジャン・ド・ブリュノフと言う作家が戦前に書いて、今でも息子のロランドによって書き継がれている「ババール」と言う絵本でした。物語も面白いんですが(ホームページがありますので検索してみてください)、その絵が何とも愛らしくて、アメリカ的キャラクターの機械的雰囲気とは違ったおしゃれなエスプリが漂ってるんです。それ以後、ババールのいろんなキャラクターグッズを集めました。日本でも翻訳されて出版されましたし、アニメにもなりましたね。最近では、衣類のババールショップが、デパートの中に出来ています。
 ほかに象皮のベルトや、象の尻尾の毛で作ったブレスレット(アフリカの原住民のお守りのアクセサリーです)なんかを南アフリカに行ったときに買ってきました。後にニューヨークのハンティングワールド(ここも象がトレードマークですね。デもべらぼうに高いから、余り買いませんが)の本店へ行くと、アフリカでみやげ物に売っている尻尾の毛が、ガラスケースに入れて非売品としてあったのには笑ってしまいました。
 そんな縁で、僕の雑誌のコラムは「GOGOゾウさん」と付けたんです。このホームページのカバーページのキャラクターは、そんな僕のために佐藤一志さんが書いてくれたものです。(感謝!)

■Qちゃんと僕の共通項。

 僕らの世代は、テレビ世代のはしりですから、うちにテレビがやってきた幼稚園ぐらいからは、ほとんどテレビと共に育ちました。最初に見ていたのは「ブーフーウー」。それから漫画。あのころの漫画の歌はほとんど覚えてますね。「ポパイ」「トムとジェリー」「ヘッケルジャッケル」「どら猫大将」「飛び出せフィリックス」「マイティーハーキュリー」「おばけのキャスパー」「バックスバニー」「クマゴロー」「空飛ぶロッキー君」・・これみんな外国漫画ですね。この後日本の漫画映画の時代になります。「鉄腕アトム」を見なかった少年はないでしょうが、僕は同じ頃やっていた「鉄人28号」の方が好きでした。「エイトマン」よりも「少年ジェッター」や「宇宙少年ソラン」が好みでした。そして「おそまつ君」より「おばけのQ太郎」が好き、と言うように好みが出てきます。
 なかでも「おばけのQ太郎」は、僕のはことのほか親近感があったんです。ずんぐりむっくりも似てたけど、何より犬が苦手というのはおんなじで、Qちゃんの気持ちが良く分かりました。今でも犬は苦手です。別に猫が好きというんじゃなくて、犬が恐いんです。自分では覚えていませんけど、犬に吠えられた幼時体験が焼きついているんでしょうね。
 おばQのなかでも、第二シリーズは、脚本も傑作でしたね。ギャグ漫画の中に、友情や義理人情、正義感を読み込んでいて、ほろっとさせられました。これが、僕の浪曲の世界を受け入れた原点になっているのかも知れません。

(つづく)