樹齢四百年を超える巨木です。
薬師様の霊木としてあがめられ
枝を払うことさえも許されておりません。

 
それ故にか
木の成長は
留まる事をしらず
その太さは四人が
手を繋いで
漸く届くほどです。
 
薬師堂がこの地に
移転したおりに
この木は灯明の
油を採るために
植えられたと
いまに伝えられて
おります。