元々はインドのシヴァ神の化身のひとつです。
 サンスクリット語ではマハーカーラといいます。
 マハーは大、カーラは黒の意味です。
 古代日本には大國主神がおり
 大國大黒だいこくという音で通ずることから
 やがて二神は一体視されるようになります。
 そしてご存じの狩衣に烏帽子を被り、
 大きな袋を肩にかけた現在の姿となりました。
 表情も憤怒相から満面笑みを浮かべたものとなり
 さらには米俵の上に立ち、
 打ち出の小槌を手にするようになりました。
 
  現在は様々な幸福を生み出す有富希望の神
 としてあがめ奉られています。