某堕落人間の絵板。


聖護院かぶら


 


 

 米国のイラク攻撃が始まった頃。今回は重いテーマで

ある…。

 

 生野高校文芸部のホームページ。ここには「お絵描き

掲示板」がある。あまりインターネットをしない人でも

掲示板くらいはご存じだと思うが、お絵描き掲示板(以

下、絵板)は、メッセージだけではなく絵を描き残すこ

とができる掲示板なのだ。某堕落人間・聖護院かぶらさ

んは、ここの常連である。

 その絵板に、米国の攻撃を受けて、ミサイルの絵が描

かれた時から、絵板内で戦争についての談義が始まった。

皆が持っている問題意識を話し合って、当時の顧問のゐ

先生はカナダ(…だったような気が…)の文章を引用し

て意見を表明して下さった。

 かぶらさんも常連としてはこの話題に参加せずにはい

られなかった。イラク攻撃にはかぶらさんもたくさん思

うところがあったが、文芸部(or図書企画実行委員会)

の中では討論っぽいことがあまり得意ではないかぶらさ

んは、とりあえず「信じられない」というような、自分

の気持ちだけを述べた。…ゐ先生の英文を読まずに。ど

うせこんな長い文章を英語で書いたって誰も読んでくれ

ないだろうに、くらいに思っていたのだ。

 しかしその後、かぶらさんは自分の書き込みについた

レスを見て驚いた。皆あの英文を読んでいたのだ。彼女

は自分の浅はかさを恥じた。人の意見も聞かずに、自分

の言いたいことだけカキコして…。自分の意見を表明す

るには、他人の意見もきっちり聞けなければならないの

だ。なのにかぶらさんといったら自分の未熟さをネット

上で全世界に公開していて、まったく何をやっているの

だろう。後悔で頭が一杯になり、ノートを広げても宿題

にまったく集中できない。悩むかぶらさんは…急に何か

思いついたらしく、席を立ってパソコンの方へ行った。

そして十分くらいして戻ってくると、それなりに納得が

いったようで、すっきりとして宿題にとりかかった。

 

 

 かぶらさんはまた文芸部の絵板で絵と反省の言葉をか

いていたのだ。

 反省の心を込めて、厳しい戦場をイメージした、砂漠

用迷彩柄の……ブリーフを。ブリーフとはもちろん、世

のお父さんとかが履いているアレである。ピンク色の背

景に、茶色いシミ模様のブリーフ一枚を大きく描き、緑

の線で「かぶらのはずかしいきもち」と高らかに銘打つ。

数分の作であるが、我ながら素晴らしい出来だとかぶら

さんは思った。

 ブリーフの絵は、好評だった。

 そうして安心したしばらくのち…かぶらさんはゐ先生

の粋なはからいにより(!?)文芸部トップページを派

手に回りまくる自らのブリーフを、目撃することになる。

 こうして、ブリーフは伝説になったのである。

 

 教訓:『反省の気持ちを伝えたいときは、カラダを張っ

て表現すべし』

 

 実際にはカラダを張っていないが。まあ、ある意味で。

 

 そんなわけで、タラドゥーを描いていらっしゃる三木

先輩が

卒業されてからは、新しくこの【ブリーフさん】が文芸

部のマ

スコットキャラクターになるのでよろしく(けっこう本

気)。

携帯で文芸部のホームページにアクセスするとブリーフ

の画面

が出てくるはずだから、データフォルダに保存を選ぶと

待ち受

け画面にもできるよ☆★ 実際、かぶらさんは待ち受け

にして

いる。自分で描いたのだからもうここまできたら恥ずか

しがる

より開き直るしかない。

 では、ブリーフさんが表紙の次号のジャックポットで

お会い

しましょう(嘘です)。

 

生野高校文芸部HP→

http://wing.zero.ad.jp/hmasui

 
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