題名: そうだ、文楽にいこう!!
2018/05/25

あじさいの花が開きはじめました。

雨の季節を呼ぶのでしょうか。



言語が違えば世界を分節するしかたも異なる。

教室でそんな文章を読んだとき、



「日本列島では、

雨のようすを細かく分節している」



といったひとがありました。



はるさめ

さみだれ

こぬかあめ

しぐれ

きりさめ

しのつくあめ



たしかに日本語には雨の名前が多い。



月形半平太の名台詞

「春雨じゃ。濡れて行こう」

を人形浄瑠璃文楽で演じた動画があります。

50秒。

http://www.nhk.or.jp/kokugo/nihongo/?das_id=D0005150404_00000



うまく演じるものですねー。



「ワンコインで文楽 U-30」という企画があります。

国立文楽劇場の本公演が500円で見られるというもの!

http://www.bunrakuza.com/onecoin/



公演内容や座席にもよりますが、

ふつう数千円するもの。



ただし、18〜30歳の学生・社会人のみ。

高校生は対象外。



――に見えたのですが、

どうしてもこの機会を北野生に利用してほしい、

と思った先生たちが交渉し、

ワンコインで文楽が見られる機会を設けてくださいました。



案内が配られたと思いますが、

ほんとにワンコイン・ワンチャンス!

あなたたち限定の特典です。



「オーサカに住んでて、

ブンラク見たことナイデスカ?

モッタイナーイ!」

って、海外のひとにいわれちゃうよ。



申し込みは5/30まで。

申込書を1階教員室前特設ボックスへ。

または国語科の先生まで。





(図書館にある文楽関係の本の一部)

あやつられ文楽鑑賞/三浦しをん/ポプラ社

文楽の研究/三宅周太郎/

文楽・歌舞伎/内山美樹子,志野 葉太郎/岩波書店

文楽三代/竹本津大夫/大阪書籍

文楽入門/山田庄一/文研出版

日本の伝統3 文楽/安藤鶴夫,チャールズ・ダン/淡交社





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(配付された案内の内容)



みんなで文楽を見に行きませんか?

 2018年5月22日国語科



○ What is BUNRAKU ??

文楽とは、太夫・三味線・人形が一体となって行う、大阪を発祥とする伝統芸能です。



【太夫-TAYU】

いわゆる語り手。場面や情景を言葉によって紡ぎ、若い姫から隠居老人まで多様に演じ分ける。



【三味線-SHAMISEN】

音の響き・余韻による表現力は単なる伴奏に留まらない。太夫の語りと共に、背景や心情を描き出す。



【人形-NINGYO】

人形一体を三人で操るという世界でも類を見ない形態によって、微妙な動きや心の機微を表現する。



今回、「ワンコイン文楽」と称して、文楽を500 円で見ることができる機会が設けられました。

しかも、講演の前に簡単な解説まで付いて! !

大阪に住んでいてこれを逃す手はありません。

高校生の時期にこうした芸能に触れておくことは人生の糧となり得るでしょう。



文楽についてもっと詳しく知りたい人は「NPO 法人文楽座」のページ

(http://www.bunrakuza.com)がわかりやすいのでチェック。

「ワンコイン文楽」の主催もココ。



日時:平成30年8月2日

場所:国立文楽劇場(日本橋)

時間:17 時〜 20時40分ごろ



演目:新版歌祭文 日本振袖始

費用:500 円(当日現地にて支払い)

→ 大人が普通に見ようとすると

5,000 円くらいすることを考えるとめっちゃお得! !



定員:27 名(越えた場合は抽選)



興味がある人は5月30日までに

参加希望票に年組氏名を記入して

1F教員室前特設ボックスへ。

詳細は国語科まで。



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