辻村深月コーナー♪
2018/04/23 16:15
空気の感じが、
すでになんとなくゴールデンウィーク。
つつじの花が吹きあふれ、
読書の森の緑がさわやかです。
スタートして二週間、
借りていた本もいったん返して。
予約がなければまた借りられます。
(間違って、
ある市立の図書館に北野の本を返した人がいます。
心当たりの人は、その図書館に申し出てください!)
本屋大賞2018候補作を並べた特設コーナーが
「入口すぐのガラス棚」にあります。
一時出払っていましたが、
戻りつつあります。
また、
大賞をとった辻村深月のほかの本を同じ場所に並べました。
本屋大賞2018候補作、
辻村深月の本に、
図書館サポーターが帯やポップをつけてくれています。
辻村深月さんに限らず、
原田マハさんや、
伊坂幸太郎さんなど、
以前の話題作も所蔵しています。
話題の作家の本を連休のお供にしてみては
■北野高校図書館にある辻村深月の本
『かがみの孤城』
『きのうの影踏み』
『クローバーナイト』
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
『図書室で暮らしたい』
『島はぼくらと』
『朝が来る』
『東京會舘とわたし』
『盲目的な恋と友情』
■本屋大賞2018候補作(すべて北野高校図書館にあり)
《大賞》
●かがみの孤城
辻村深月 / ポプラ社
2017/05出版
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた"こころ"の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこにはちょうど"こころ"と似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
●盤上の向日葵
柚月裕子 / 中央公論新社
2017/08出版
実業界の寵児で天才棋士。
本当にお前が殺人犯なのか!
埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。
遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、
かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが調査を開始した。
それから四ヶ月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。
向かう先は、将棋界のみならず、
日本中から注目を浴びる竜昇戦会場だ。
世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とは――!
日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!
●屍人荘の殺人
今村昌弘 / 東京創元社
2017/10出版
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、
同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、
想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立r狷もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け――。
部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。
しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった......!!
究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか!
奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!
●たゆたえども沈まず
原田マハ / 幻冬舎
2017/10出版
誰も知らない、ゴッホの真実。
天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。
二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。
彼の名は、林忠正。
その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、
放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。
兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。
そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出す――。
『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者によるアート小説の最高傑作、誕生!
●AX
伊坂幸太郎 / KADOKAWA
2017/07出版
最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、
爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!
書き下ろし2篇を加えた計5篇。
●騙し絵の牙
塩田武士、大泉洋 / KADOKAWA
2017/08出版
『罪の声』で2017年本屋大賞第3位。第7回山田風太郎賞受賞の塩田武士が、
俳優・大泉洋を主人公に「あてがき」した挑戦作!
斜陽の一途を辿る出版界に、圧倒的リアル筆致でメスを入れる!
●星の子
今村夏子 / 朝日新聞出版
2017/06出版
主人公・林ちひろは中学3年生。
出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、
両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、
その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく。
前作『あひる』が芥川賞候補となった著者の新たなる代表作。
●崩れる脳を抱きしめて
知念実希人 / 実業之日本社
2017/09出版
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、
ひとりの女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。
心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく。
実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
彼女はなぜ死んだのか
幻だったのかユカリの足跡を追い、碓氷は横浜山手を彷徨う。
そして、明かされる衝撃の真実!
どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!!
●百貨の魔法
村山早紀 / ポプラ社
2017/10出版
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは」と噂が飛び交う星野百貨店。
エレベーターガール、新人コンシェルジュ、
宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、
創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、
今日も売り場に立ちつづける――。
百貨店で働く人たちと
館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、
魔法のような物語!
●キラキラ共和国
小川糸 / 幻冬舎
2017/10出版
ツバキ文具店は、今日も大繁盛です。
夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、大切な人への最後の手紙...。
伝えたい思い、聞きたかった言葉、承ります。
『ツバキ文具店』待望の続編。
(『ツバキ文具店』も図書館にあります)
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