題名: 【本の森】センター試験2018の小説
件名: 【本の森】センター試験2018の小説
日時: 2018年1月15日 15:20

センター試験2018の小説は、

井上荒野(あれの)「キュウリいろいろ」から(『キャベツ炒めに捧ぐ』所収)。



クッキングブックじゃないよ(笑)



図書館にある井上荒野さんの本は、

直木賞をとった『切羽へ』(913/I47/1)だけ!

残念。



『切羽へ』は、

カウンター横の帯本コーナーに置きました。

(『切羽へ』書評)

 http://bookjapan.jp/search/review/series2/s2_080808.html



荒野さんのパパの

井上光晴さんの作品は15冊もあるんだけど。



作者ご本人が、

ツイッターでつぶやかれたそうです。



◆「今年のセンター試験に私の小説が出たのね・・。みんな、解けた?」(井上荒野さんのツイッター)

 https://twitter.com/arereno/status/952054090032300032


それに対する受験生たちの反応。



●「試験中、普通に泣きました。

 試験官に三度見されました。」



●「めちゃめちゃいい文章でした。

 センター終わったら、全部読もうと思います。

 ありがとうございました。」



●「国語の時間が終わって友人と、

『やっぱりセンターって結構泣かせにくる小説使うよね…』

『ほんとそれ、私なんか、何度読んだかわかんないよ』

『時間は?』

『足りるわけ('ω')』

 みたいな会話してすいません(=゜ω゜)←』



●「ガッツリ読んだせいで漢文残り3分でした」



思わず読み込んじゃう問題文ってあるよねー。

今回のセンターの問題文は、

古典も含めて、

メッセージ性のある、いい感じのテクストでした。



字を読む早さはふだんの読書にかかっています。

好きな本に没入するとき、

眼球は回転を学ぶのです!



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