題名: 「長期貸出」スタート/鉄腕アトム/コペル君
日時: 2017年12月4日 15:07

●テストの終わりとともに、

 「長期貸出」がスタート。

●12/ 5(水)〜1/ 9(火)が、

 長期貸出期間です。

 10冊まで借りられます!

●好きな作家のまとめ読みとか、どうですか!



-----------



○あわせて「図書ニュース」も配付しました。

 オモロそうなのが紹介されてますよ。



-----------



●『鉄腕アトム』全23巻(新本)が配架されました。

  箱入りでカウンター横に置いてあります。

●付録の絵はがきがあります。

 ほしい人は、司書室まで。



-----------



○新着予定リストを教室掲示しました。

○配架されたらメルマガでおしらせします。

○新規メルマガ登録募集中。




-----------



(新着予定リストから)

12月2日の新聞のコラムにこんな記事が。



「80年前、

少年向けに書かれた本が今年、

新たな装いで刊行された。

吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』。

活字版と漫画版で計100万部に達したそうだ。

読者の心をつかんだのは何か。」

(「天声人語」)



『風立ちぬ』などのアニメーション監督、

宮崎駿(みやざきはやお)さんは10月28日、

制作中の新作の題名が

「君たちはどう生きるか」

になると発表しました。



それも影響してるかもしれません。



宮崎さんは、

「1937年に吉野源三郎が発表した名著から取りました。」

「その本が主人公にとって大きな意味を持つという話です。」

「完成には3年か4年かかるかも」

といっています。



『君たちはどう生きるか』の主人公は「コペル君」。

15歳の旧制中学生です。

由来は地動説を唱えたコペルニクス。



「自分が宇宙の中心

という考えにかじりつくと

真理は見えてこない」



コペル君は学校生活の現実を観察し、

いろいろなことに気づいていきます。

その意味を、

コペル君は、

叔父さんとともに学んでゆきます。



出版元の編集者はヒットの理由について、

「不安の広がる時代だからでしょうか」

といっています。



みなさんには、

こう生きるという柱がありますか。



それはそうかんたんに見つかるものではないし、

かんたんに見つかったと思っているものは、

たぶん、幻想です。



しかし、

こう生きるという柱は、

だれにでも立ちます。



大切なのは、

それは、

自分だけの柱ではないということ。



岩波文庫版は閲覧室にあります。

漫画版も購入されました。



コペル君といっしょに考えてみませんか。


------------------------------

◆本の森バックナンバー・web版蔵書検索
http://orange.zero.jp/hmasui.wing/hon/hon_index.htm

◆図書館への連絡
kitanohon@gmail.com:kitanohon@gmail.com>