件名: 行動経済学の逆襲
日時: 2017年10月10日 8:20

2017年のノーベル経済学賞は、
米国のリチャード・セイラー氏に決まりました。
http://news.livedoor.com/article/detail/13724997/

リチャード・セイラー『行動経済学の逆襲』など、
行動経済学関係の本を何冊か
入口のガラスケースに置きました。

セイラー氏は、
行動経済学と呼ばれる分野の研究者です。

経済学は「人間は合理的に判断し行動する」という前提で理論を構築していました。
しかし、
現実の私たちは、しばしば不合理な行動を繰り返しています。

一方、「不合理な」行動も含めて、
人間の行動のしくみについて心理学は数多くの知見をもっています。

心理学の知見を生かし、
「不合理に行動する」人間を前提に組み立てられた経済学が
行動経済学。

行動経済学は初め異端視されますが、
その知見に基づき、
正確な予測や的確な政策提言が次々となされ、
いまや経済学の主流となっています。

数学や心理学に興味のある人は多いのではないかな。
経済学は、それらをツールとして展開しています。

これを機に行動経済学の本を読んでみてはどうでしょう？

次の本も購入予定です。
『かくて行動経済学は生まれり』（マイケル・ルイス）
お楽しみに！



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