生命賛歌 別版
天地一新! 万物新生! 宇宙のすべては、一瞬一瞬、新たに生れ変わっている。 瞬々刻々、古いものは消滅し、新しいものに置き換えられている。 宇宙を創造し、進化させ、すべてを生かし続けている偉大な力! それを仮に神と名づけることにする。 宇宙のすべては神の波動によって生み出され生かされ、進化向上させられている。 神を離れては何ものも存在することはできない。これは厳然たる事実である。 命の本源から神の生命波動が生命の大河となって、一切のものの中を貫流している。 過去のすべてを洗い流し、清らかな生命の水によって洗い浄め、新たなる生命によって生かしてくれる。 過去のすがたは、つかんでとどめさえしなければ、すでに過去ったもの! すでに消えさったもの! 過去のことで思いわずらうことはない。 心を痛め、暗くする必要はない。 私たちは一瞬一瞬、神の中から光の子として新生しているのだ! 過去をつかみさえしなければ、どんどん新しいものに置き換えられてゆく。 今日の自分は昨日の自分とは異なっている。 明日の自分は今日の自分とは異なっている。 全く新しい光の自分として新生し、心をさらに明るくし、身体をさらに元気はつらつなものにし、神の生命を輝かせてゆくのである。 古いものの上に新しいものを積み重ねてゆくのではない。 古いものを消しさって全く新しいものに置換えてゆくのだ! 過去をつかむな! 消え去ったものを追いかけるな! 過去のどんな善きものよりも、さらにすばらしい善きものが、今新たに現われようとしているのである。 年の初めがあり、月の初めがあり、日の初めがあるのは、人間は常に新たに生れ、新たな気持ちで、新たな生き方をするように神が願っているからである。 光輝く生命の流れに自己を委ねて、一瞬一瞬新しい光の自分になって、一新された天地の中で、明るく楽しく生命の賛歌を歌い続けることが私たちに与えられた天命なのである。 よろこべば、よろこびごとが、よろこんで、よろこび集めて、よろこびに来る。 幸福は神の生命をほめたたえ、感謝することによって無限に深められてゆくのである。 (光の仲間より)
|