2006.1/8 寒いですね、この冬は。猫たちは外の五右衛門風呂の火の消えたあとの焼け残り薪を抱きしめたりして、夜をしのいでおります。まっ黒で灰だらけ。今日は、この伊豆半島の先っぽで一番高い平氏ガ岳(270m)に登ってきました。頂上の辺はぐいっと急な感じで、家から見るとなかなかかっこいい。うらの守り神って感じです。トップからは南に遠く式根や新島、噴煙あがる三宅島もうっすらと見えます。
北には山々の向こうに富士山の頭だけ見えました。おとといこのあたりでは雪が降って、まだ陽の当たらないところには残り雪もあるくらいなのに富士山のアタマはほとんど黒かった.。不思議ですなー。登ってくるとき昔はよく使われたんでしょうが、今は木の枝がかぶさりつつある山道を、ナタではらいはらい来るわけなんですが、途中手入れ不足でひょろひょろ細い杉林が、2004年風速67mの台風22号のせいかバタバタと倒れまくっていて、小道をふさいでしまっていて大変でした。放置スギはこまったもんです。3・4年前ポッキーがまだ生きていた頃、頂上からちょっと下ったところにあるおおきな椎の木の根元にドでかい、タタミ一畳はあろうかというイノシシが横たわっておりました。ぜんぜん微動だにしないので、てっきり死んでると思ったんですが、ポッキーがイノシシの尾っぽに鼻近づけてクンクンやると、突然ドーン!生きてたんですな。あっという間に視界からきえていったんですわ。そのふともものハツラツたる反発力。こっちは横で、あわわ・・・なんて腰抜かしてるのが精一杯で、ありゃまともに自分のほうにすっ飛んで来やがったらよけらんねーかも、など思ったもんであります。

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