★★ユース代表2008年シーズン★★ (タイトル画像クリックでトップページへジャンプします)
【U-19日本代表】
-U-19アジア選手権-
■韓国戦(11/8)
■サウジアラビア戦(11/4)
■イラン戦(11/2)
■イエメン戦(10/31)

【U-16日本代表】
-U-16アジア選手権-
■サウジアラビア戦(10/12)
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■U-19代表2008 GO For Egypt■
AFC U-19選手権サウジアラビア(準々決勝) 2008/11/08 サウジ・ダンマン
日本代表 0(前半)1
0(後半)2
韓国代表
※U-19日本代表は来年開催されるU-20W杯出場権を獲得出来ませんでした。

GK:1権田修一(5.5)
決定的なピンチを何度救ってくれたか?彼の反応の速さ、ハイボール の強さは特筆出来よう。それでも3失点。彼のスーパーセーブと、 韓国攻撃陣のミスが無ければ、何点取られていたのだろう、と(呆)。 失点は彼の責任ではないし、防げたとも思えない。しかし、3失点の キーパーに合格点は与えられないだろう。

CB:4金井貢史(4.5)
縦への速いロングフィードを警戒しすぎて、DFラインが低くなりすぎた。 スピード勝負では勝てない・・という不安があったのだろうか? 自陣深い位置で競り合うことが多く、セカンドボールを拾われ、即ピンチ という状態を何度も作ってしまった。また、ヘッドでのクリアが中途半端。 彼の位置で相手にプレゼントパスしたら、神に祈るしかない(苦笑)。

CB:5村松大輔(5.5)
「孤軍奮闘」というのだろうか?前に出ての潰し、味方がかわされた時の カバーリングと、強い意志を持って韓国に立ち向かっていた印象。 身体的に恵まれている訳ではないが、気持ちで負けなかった数少ない選手 のひとりだと思う。しかし気持ちだけで押さえ込めるはずもなく、 韓国の分厚い攻撃に屈する形となった。クリアボールが彼に当り、韓国 攻撃陣へ・・(不運としか言いようも無いが)2失点目は痛かった。 これで気持ちが切れてしまったかな?

RB:13岡本知剛(4.0)
サイドバック裏のスペースを狙われていたが、長いシンプルなパスへの 対応が悪かった。一度は落下地点を見誤り、更には、上手く身体を入れられ PA内への侵入を許した。これが失点の直接原因となった。決して身体的に 劣っている訳ではないが、彼にはスピードが無い。当りに行くタイミング なども、(サイドバックに慣れていないためか?)遅れていた。 クロス精度も目を覆いたくなるレベルだった。

LB:50吉田勇樹(4.5)
自陣で回すビルドアップには参加するものの、縦にパスを出して終わり。 フリーランニングでハーフの選手を追い越すといった、現在のSBに求めら れるプレーが少ない印象を受けた。裏を取られたくない気持ちが強すぎた のかもしれない。しかし自らの突破で、押し返すくらいの積極性が欲しい。 また絞ったときに味方と重なるシーンが何度か観られた。クリアが味方に 当り、追加点を奪われる原因を作った。

DH:6青木拓矢(5.0)
チーム戦術としてどうだったのか?観ているだけでは解らないが、 相手7番(司令塔)をフリーにしすぎた印象。ポジション的には、彼か 山本が観るべき選手だったと思う。守備に重きを持つ彼が、捕まえないと、 起点を作られる。そして危険なパスが、見方DFを直撃してしまう。 ディレイを掛けるわけでなく突破を許し、危険な位置でファウルを取られ FKを与えた。

DH:14山本康裕(4.5)
DF裏を付く、チャレンジしてのパスミスなら、さほど問題ない。 しかしクサビのパスで精度を欠いたり、消極的になって横パスを狙われたり、 トラップミスでボールを失ったり、攻撃のリズムを壊すプレーが度々観られた。 このような軽いプレーは、この試合に限った話ではなく、彼が抱える最大 の課題ではなかろうか?技術的なミスとは思えない不注意なものばかり・・。 守備面では、「福西2世」と呼ばれる片鱗も観られなかった。

RH:8水沼宏太(5.0)
前半一度だけ、ドリブル突破で韓国DFを振り切った。中の人数を考えれば、 シュートの選択が正しかったかも?クロスを挙げて、潰されてしまった。 これ以外のシーンでは、ほぼ守備専門で(自慢の?)運動量を使っていた。 それでも後半は、ポジションを変えたりして、状況打開を試みた。 ライン際を突破して・・というプレーもあった。しかしラストパスを挙げた のは1本か?気温の問題もあってか?なんとなく身体が重いように見えた。

LH:18鈴木惇(4.5)
前線との距離が開きすぎて、FWがポストプレーでキープしても、サポート に入れなかった。結局ボールを奪われ、彼も背走させられた。この悪循環を 打開するだけの力が、彼には無かった。また彼はパスを受けても、前向き にボールを運ぼうとしない。安全策というのか?ほとんど後に下げてしまう のだ。牧内監督が何故、彼をスタメン起用し続けたか?理解に苦しむ。

FW:17宮澤裕樹(5.0)
クサビのボールを受けてキープしようと頑張っている姿が痛々しい。 全く味方のサポートを受けられず、結局はボールを奪われるだけ。 彼の周りを走り回るセカンドトップタイプのFWと組めば、もう少し、活きた かもしれない。後半に入って(柿谷がサイドを主戦場とした為)からは、 1トップなのか?と思えたほど、、。守備を頑張ってくれるのは、 非常に有り難いが、DFラインまで戻ってどうする??

FW→LH:25永井謙佑(4.5)
スピードで相手DF裏に抜けるのが彼の武器。しかし全く中盤が機能せず、 サイドからの攻撃も、ままならない状況では、彼のストロングポイントを 示す術がなかった。コンビを組んだ宮澤との距離も離れすぎ。個人技で 勝てないなら、コンビで崩すなりの工夫が必要だった。 後半からサイドハーフに入り、スピードは活かせたが、潰されるだけ。 クロスボールを供給するまでには至らなかった。

FW:15柿谷曜一朗(5.5)−後半00分、鈴木惇に替わり出場−
次のプレーを見越しての柔らかい、かつ正確なトラップには、いつもの 事ながら見惚れてしまう。ボール扱いという点だけで言えば、別次元で プレーしていた様に思う。しかし、サッカーでは、いくらテクニックを 駆使しても、ゴールを奪わなければ意味がない。彼がボールに絡む事で、 いいリズムを作る時間帯もあったが、追加点を奪われ、「ジ・エンド」。

RB:2鎌田翔雅(5.0)−後半06分、岡本知剛に替わり出場−
スピードは韓国の選手に負けていなかった。何度かサイドハーフを 追い越して、、というプレーが観られた。全力疾走でDFに帰り、事なきを 得たシーンもあった。しかし、途中から入って何が出来たか?彼が ピッチにいることで、何が変ったか?という視点でみれば、何も・・・ という事になる。確かに岡本はブレーキになっていたが・・。

FW:20河野広貴(採点対象外)−後半29分、永井謙佑に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:21松本拓也、23大谷幸輝、DF:16薗田淳、36大野和成、MF:12下田光平、29木暮郁哉、40原口元気、FW:11遠藤敬佑

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AFC U-19選手権サウジアラビア(3) 2008/11/04 サウジ・ダンマン
日本代表 0(前半)0
1(後半)1
サウジアラビア代表
得点1:水沼(後半20)水沼からパスを受けた香川がドリブルで持ち上がり、前方にスルーパス。水沼が走り込み、落ち着いてシュートを決めた。

GK:21松本拓也(4.5)
好セーブも幾度か観られたが、失点の直接原因となった彼の判断ミスは 致命的。相手のロングスローに飛び出したが、ボールに触る事が出来ず、 (一度はポストにすくわれたが、結局は)ゴールネットを揺らされた。 味方との連携が悪かった様にも見えたが、基本的には「出たら触る」が、 キーパーの大原則だろう。

CB:16薗田淳(5.5)
ロングフィードの落下地点を見誤り(遅れてしまった)、決定的なピンチを 招いてしまった。ヘディングの高さ的には、申し分ないが、「試合勘」「経験」 に問題があったかもしれない。前に出ての潰しでも、ファウルを取られること が多々観られた。微妙なレフェリングではあったが、主審の癖(ボディコンタクト に神経質など)を把握する必要がある。特に背を向けた相手選手へのチャージ、 これは気を付けなければ!ハンドを取られなくてラッキーだったプレーも・・・。

CB:5村松大輔(6.0)
薗田と同様に、バックチャージでファウルを取られる事があった。 厳しく行く事は必要だが、自陣でFKを与え過ぎるのは、リスクが大きい。 アウェイなのだから、主審が「相手寄り」のジャッジをする事を考慮した 「賢いプレー」が望まれる。中盤でのミス(寄せが甘い)から、攻め込 まれるケースが多く、DFにとっては苦しい展開だった。しかし身体を張り、 「最後の砦」として立ちふさがっていた。初スタメンの選手に囲まれ、 踏ん張っていた方だと思う。

RB:50吉田勇樹(5.0)
過去2戦に先発した岡本と違い、彼は純粋な右サイドバック。 高橋(浦和)の離脱により追加招集されたとはいえ、専門職としての 「慣れ」、つまり豊富なアップダウン能力とクロスを期待していたが・・。 運動量はそこそこだが、質がともなっていない印象。繋ぎのパスは雑だし、 仕掛けようとする積極性に欠けた。攻守において、判断、実行が遅れている。 攻撃参加するタイミング、相手にプレスを掛けるタイミング、どちらも 遅い!!中に絞っての守備も軽い。

LB:2鎌田翔雅(5.0)
比較的、高い位置をキープし続けた。サイドハーフを追い抜く動きなども 観られたが、ボールを受けてからのプレーが単調すぎる印象。縦に抜いて クロスを挙げようにも、トラップミスで自爆した。初めから下げる(バッ クパス)「選択肢」しか持っていない場面もあった。守備は相変わらず軽い。 CBやボランチにカバーされる事が多かった。攻守において、1対1の強化 が必要である。

DH:12下田光平(5.0)
軽いスライディングで簡単にかわされたか?と思えば、強く行きすぎて (寄せが遅れているのだが)ファウルになったりと、チグハグなプレー が目立った。またボール捌きに難点がある印象。ボールを受ける迄(奪取 も含め)は良いが、その後のプレーが頂けない。慌てる必要も無い場面で、 パスミスを犯した。相手がインターセプトを狙っている事を察知出来ないものか? 後半20分以降(同点に追い付いてから)別人の様に良い守備を披露し はじめた、、。潜在能力は高い選手なのかも?経験不足が問題か・・・。

DH:7香川真司(6.5)
牧内監督は、「プレスの掛かりにくい位置でプレーさせたい」と、 考えたのだろうか?ポジションを1つ下げてボランチに入った。 それでもマークは厳しく、ボールを持ちすぎる傾向にある彼は、ドリブル しては潰されていた。(攻撃にアクセントを付けていたとも言えるが・・)。 後半になって、中盤にスペースが生じ、そこを上手く突く事が出来た。 溜を作ってラストパスを供給する。水沼の同点弾をアシストしたのは、 まさに典型的なシーンだった。

RH:8水沼宏太(7.0)
抜群の活動量。キャプテンマークを巻き、攻守両面でチームを牽引した。 序盤こそ、守備に追いやられるシーンが目立ったが、徐々にペースを掴ん ていった。後半は(相手の疲労も手伝ってか?)前向きにボールを持ち、 多くのチャンスを演出した。特に香川とのコンビは絶妙で、お互いを認め 合っているかの様なパス交換がみられた。彼が香川に渡し、ゴール前に走り込む。 正確なパスが香川から送られた。落ち着いてシュートを決め、同点に追い付いた。 ここぞと言うときの決定力は見事だ。

LH→DH:18鈴木惇(5.5)
彼を攻撃的なポジションで使い続ける意図が解らない。初戦で得点を決めて いるとは言え、攻撃にアクセントを加えたり、FWを追い越して前線に詰めたり するタイプでは無い。水沼などとポジションを入れ替えたり、香川が上がった 時にバランスを取ったり、、は、していたが、「勝ち」に拘るなら違う選択 (木暮か河野)があっていい。何故、打てるタイミングでシュートを打たない? 精度の高い左足を持っているなら、尚更だ。リスタートキッカーという印象だけ が、強く残る選手。ボランチに下がると存在感を示す?

OH:29木暮郁哉(5.5)
足元の技術だけで言えば、香川に引けを取らないものを持っている。 ボールタッチが柔らかく、時にトリッキーなプレーを見せた。しかし彼は、 セカンドトップで力を発揮するタイプでは無い。運動量は標準的に備わって いるが、ゴール前でボールに絡むシーンが少なかった。彼はスペースに 抜けたり、セカンドボールを狙ったりする選手では無いだろう。 むしろ(4-4-2の)サイドに置き、司令塔のような(人を使う)プレーを 求めるべきではないだろうか?

FW:11遠藤敬佑(5.0)
サイズ的(身長180/体重72)には、ターゲットマンとして、ポストプレーも 出来るはずだが・・。やはり1トップというシステムが災いしたか? 相手のプレッシャーがきつく、(倒されてFKは得たが)ボールを収める事が 出来なかった。運動量はあるが、裏スペースを狙うプレーも観られず、 多くはサイドに流れてのドリブル突破だった。これではゴールまでの距離が 遠すぎる!FWなのにシュートを打てない・・のも、致し方無い。

FW:17宮澤裕樹(採点対象外)−後半21分、遠藤敬佑に替わり出場−
SH:20河野広貴(採点対象外)−後半36分、下田光平に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:1権田修一、23大谷幸輝、DF:4金井貢史、13岡本知剛、36大野和成、MF:6青木拓矢、14山本康裕、40原口元気、FW:25永井謙佑

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AFC U-19選手権サウジアラビア(2) 2008/11/02 サウジ・ダンマン
日本代表 3(前半)2
1(後半)0
イラン代表
得点1:宮澤(前半01)左CK、ショートコーナーで山本がクロス。高い打点で宮澤がヘッドで押込む。
得点2:永井(前半07)GK権田のロングフィード。DFの処理ミスに乗じ永井fが裏を取りシュート。
得点3:永井(前半33)高速ドリブルで仕掛けた永井がシュート。相手DFに当りコースが変りネットを揺らす。
得点4:永井(後半33)後方からのロビングを受けた永井がDFをかわしシュート。

GK:1権田修一(5.0)
永井の得点(チーム2点目)をアシストする、素晴らしいロングフィードを 披露した。しかし、判断ミスと思える飛び出しもみられた。彼の良い面と、 悪い面が同時に出た試合となった。守備範囲の広いキーパーだが、時に、 それが裏目に出る。ロングスローをキャッチしに行き、かぶってしまったり。 相手FWを身体で止めてしまいPKを献上したり・・。これは、DFラインとの コミュニケーションが取れていない証拠でもあった。

CB:4金井貢史(4.0)
単純なロングボール対応を誤った。軽く足元でトラップしたボールが、 流れてしまい、相手へのプレゼントとなった。2-0リードで安堵していたか? 集中を切らしてしまったか?とにかく、許されないミスを犯した。 ただでさえ圧されっぱなしで、DFラインをズルズル下げてしまったのに・・。 恐いから下げてしまうのだろうが、中盤のスペースが開きすぎて、 味方はセカンドボールを拾えなかった。やはり彼のCBでは(強豪と)闘えない!!

CB:5村松大輔(5.0)
フィジカル的にタフな相手に手こずりながらも、身体を投げ出した。 しかし上手く身体をぶつけられ、彼がファウルを犯した様にジャッジされる ケースが度々あった。自陣でセットプレーを与えると、力ずくで押込まれる 危険性が高かまる。競り合いで(ほとんど)勝てない。セカンドボールを拾われ まくる。分厚い攻撃にさらされる。クリアだけになる。日本らしいパス回しが 出来なくなる。全く持って悪循環だった。

RB:13岡本知剛(5.0)
相手攻撃陣(特に12番?)のプレッシャーを受け続けた90分間だった。 比較的ねばり強く対応していた方だと思うが、それでも、フィジカルコンタクト で優位に立つ事は無かった。DFラインが下がってしまう為、中央の選手も低い 位置取りとなる。結局は、攻撃参加も出来ない、、悪循環に陥っていた。 彼の場合、割り切ってストッパー(守備専門)に徹する応用は利くが・・。 逆サイドを崩される事が多く、絞って守備しなければならなかった。

LB:2鎌田翔雅(4.5)
攻撃参加どころの話ではなく、如何に相手のプレッシャーを払いのけるか? つまりクリアするか!だけに奔走していた印象。いとも簡単にクロスを入れられ、 中央の選手は、その度に恐怖感を味わった事だろう。タッチラインに逃げる クリアをすべき所で、相手にボールをプレゼントしたり、、実力差を肌で感じた 試合だったと思う。これだけ守備が軽く、攻撃力も無いとなれば、相手国は、 必ず彼サイドを狙って来るだろう(苦笑)。

DH:6青木拓矢(5.0)
日本人選手の中では(比較的フィジカル面で)闘えていた方だと思う。 DFラインまで戻って必死にクリアする姿もあったが、自ら奪われたボールを 取り返しにいったという、ある意味、自作自演のようでもあった。 ボールの出しどころに困り、キープしている間にプレスを受け、奪われる 事もあった。彼のポジションで(ボールを)奪われるのは致命的。 無理だと思っても、サイドバック裏スペースに放り込む方がマシではないか?

DH:14山本康裕(4.0)
横パスを狙われ、何度もパスミスを犯した。これは初戦でも、ちらほら観られた 事だが、この試合では、片手で数え切れない程の判断ミス&技術ミスがあった。 失点には直結しなかったが、彼の軽いプレーで2.3点奪われても、 オカシクナイ展開だった。これから攻撃に入るぞ!というタイミングで ボールを奪われるのだから、チームのリズム(雰囲気)を悪くするばかりだった。 彼の場合は、プレスを掛けられ慌てて・・というより、単純なケアレスミスが 多い印象だ。次戦までに修正して欲しい。

RH:8水沼宏太(5.0)
90分間走り続けられる運動量は素晴らしい。出来れば、それを攻撃に活かして 欲しいのだが、この試合では、9割方、守備に使っていた(苦笑)。 守備と言っても、ボール奪取する積極的なものではなく、単にパスコースを 消す程度の緩いもの。または後追いで、振り切られてしまうだけだった。 身体を張りたくとも、フィジカル的に勝てる相手ではなかったと思うが・・。 昨年のU-17W杯以上の圧迫感を受けていたか?それほどに体格差があった。

LH:7香川真司(4.5)
局所的には貫禄(落ち着き)を見せてくれたが、多くの時間帯で何も出来ず。 むしろ味方の足を引っ張っていたのでは?と思えるほど、酷い出来だった。 ドリブルで相手をかわしにいっても、鋭いプレスにあい、簡単にボールを 失った。コンディション不良があったのだろうし、久々の合流でコンビネー ション不良もあったろう。「A代表での経験をチームに還元する・・?」、 それどころかチームにとってマイナス要因となり、交替が遅すぎたくらいだ。

FW:17宮澤裕樹(6.0)
開始早々のヘディングシュートによる得点。彼の高さが活きた瞬間だが、 それ以外は、何も出来ずに終わった印象。相手DFとの競り合いでは、ほぼ 勝つことが出来ず・・ターゲットマンとしては落第点。守備に回る時間が 続いた不幸はあるが、彼がFWであることを忘れてしまっていた(苦笑)。 先制点を評価し、6.0を付けるが、決して(本人も)満足いってないだろう。

FW:25永井謙佑(8.0)
まさに「救世主」と呼べる活躍だった。重要な試合でハットトリックを 決めたのだから、この採点は妥当(もっと高くても良いくらい)だろう。 しかも3得点全てが、彼の持ち味であるスピードを活かしての・・という所が 素晴らしい。圧されっぱなし(9割方イラン主導の試合)の中で、 少ないチャンスを全てモノにした決定力の高さは、特筆ものだ。この大会に おけるラッキーボーイ的存在となるか?。

LH→DH:18鈴木惇(採点対象外)−後半37分、香川真司に替わり出場−
LH:29木暮郁哉(採点対象外)−後半41分、山本康裕に替わり出場−
FW:11遠藤敬佑(採点対象外)−後半47分、宮澤裕樹に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:21松本拓也、23大谷幸輝、DF:16薗田淳、36大野和成、50吉田勇樹、MF:12下田光平、20河野広貴、29木暮郁哉、40原口元気

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AFC U-19選手権サウジアラビア(1) 2008/10/31 サウジ・ダンマン
日本代表 2(前半)0
3(後半)0
イエメン代表
得点1:水沼(前半12)宮澤とのワンツーで飛び出した水沼が、GKをかわしループシュート。
得点2:永井(前半32)宮澤とのワンツーで飛び出した永井が、GKとの1対1を落ち着いて決める。
得点3:山本(後半07)相手DFミスに乗じ永井がボール奪取、突破しゴール前の山本にパス。山本が流し込む。
得点4:水沼(後半08)右サイドからのクロス、攻撃参加の青木が落とし、水沼がミドルシュート。
得点5:鈴木(後半10)右サイドに流れた鈴木がPA外から、右足ミドルシュート。

GK:1権田修一(6.0)
DFラインのミスで飛び出された(フリーの)選手に対し、素晴らしい 読みと判断でナイスセービングを披露。前半から、幾度か危ないシュート を打たれたが、反応の良さは見て取れた(実際は相手が外してくれた)。 遠い将来ではなく、所属クラブでもレギュラーの地位を奪う力を持っている。 このチームでは、どれだけCBをコーチング出来るか?だろう。

CB:4金井貢史(5.5)
高さの無い相手攻撃陣に救われた感が強い。それでも1本のロングパスで 「駆けっこ勝負」、、相手に勝てず、あわや?というシーンを作られた。 彼は読みでプレーするタイプだろうか?1対1の勝負になった時、幾度となく 脆さを露呈した。身長が無い(174p)からCBに向かないとは(短絡的に) 言わないが、過去に世界大会を経験した世代と比較し、史上最弱CBかもし れない。U-17世代で通用したプレーは、恐らく・・・(汗;) 5点リードの終盤、慌てて精度の低い縦パスを出す必要があるのか?

CB:5村松大輔(6.0)
彼が潰して、金井がカバーに入るという約束事だったか?相手と競り合う のは、彼の役割だった様に見える。金井同様に、高さの無い(175p)彼が、 CBを務める現状は、厳しいと言わざるを得ない(体格は貧弱ではないが・・)。 イエメンの様に小さな相手、しかも単調な攻撃に終始するチームなら通用する だろう。しかし次戦以降を考えると、日本の弱点となる可能性が高い。 彼等ではセットプレーからの得点も期待出来ないだろう。

RB:13岡本知剛(5.5)
恵まれた身体を活かした守備力と、前への推進力はあるのだが・・。 本業がボランチだけに(U-17W杯ではDH)、突破しながらクロスを挙げる というプレーに慣れていない印象を受けた。抜ききって挙げる事は皆無、 クロス精度の低さは目を覆いたくなるレベルだった。 高橋の離脱で急遽、このポジションに入ったのだろうか? ただ、終盤入った鎌田の(守備での)軽さを観ると、次戦以降も、 彼を使った方が無難かも知れない。

LB→RB:2鎌田翔雅(5.0)
手元の資料ではアタッカーからサイドバックに転向した選手とある。 しかし利き足は「右」、主戦場は左では無いのだろう。ギコチナサ感と 言うのだろうか?視野がいつもと違う為か?攻守に中途半端な印象を 受けた。特に(強いとされる)守備面で、何度か崩されて危険なシーンを 作られた。後半途中から右に回ったが、守備力の低さに愕然。 相手シミュレーションとなったからいいものの、簡単にPA内に入れて はいけない。

DH:6青木拓矢(6.5)
前半は、高い位置まで攻め上がる山本とのコンビで、彼は守備のバランス (リスク管理)を取っていたのだろう。セカンドボール対応やカバーリング に費やす時間が長かった。ただ良いミドルシュートを持っている。 流れの中で積極的に打てれば、前が詰まった時に有効だろう。4点目は彼が、 サイドに捌いたボールを彼自身が走り込み、水沼のゴールをお膳立て。 山本と交互に、こういう動きが出来れば、良いコンビとなるだろう。 守備面に関しては、文句の付けようもない出来だった。

DH:14山本康裕(7.0)
ビルドアップの中心選手で、中盤からゲームをコントロールしていた。 彼がボールを受ける事で、チームに落ち着きがうまれた。 この試合のファーストシュートとなったミドルは、ボランチの選手らしい (引いた相手に効果的)見事なものだった。そして後半早々、前線まで積極的 に上がる姿勢が得点に繋がった。ジュビロ磐田で準レギュラー格というのは、 伊達ではない。寄せが速く、ボールを奪取しまくった。一方、軽いプレーで ピンチを招くシーンを散見。

RH:8水沼宏太(7.0)
サイドに張って起点にもなる。しかし彼の良さは、中に入ってボールを 受けた時、最大限に発揮される。宮澤を使って自らゲットした先制点は、 チームに安堵感をもたらした(逆に引きすぎてしまう悪い面も出たが・・)。 後半には、青木の落としたボールをダイレクトシュート。決定的な4点目を もぎ取った。いつもより運動量的には控えめだったかもしれないが、 ここぞという時のポジショニングが絶妙。難を言えば、チャンスメイク力。

LH→LB:18鈴木惇(5.5)
前半は柿谷、永井ともに彼サイドに流れてのプレーが多かった為か? 彼の位置が異常に低い印象を受けた。攻撃を受けての対応、、とも取れるが、 サイドハーフで守備の印象しかない・・というのは如何なものか? 本来は、もう一つ下がり目の選手なのだろう。体調を崩していなければ 香川が入ったであろうポジション。ちょっと彼には荷が重すぎたか? とは言え、利き足では無い右で強烈なミドルシュートを決めた。んーーー、 採点が難しい(苦笑)。まぁ5点目なので・・。

FW:15柿谷曜一朗(採点対象外)−前半23分負傷にて交替−
左サイドに流れてドリブル主体のプレーを披露。抜群のボール扱いで、 相手を翻弄するも、シュートまでもっていけたのは一度きり。才能溢れる、 「天才肌」の選手だが、フィジカルコンタクトに弱すぎる。 この試合でも、必要の無いところで身体を張り負傷。早々にピッチを 後にした。背中を蹴られたのと、フィジカルは無関係と思いつつ、 もう少し線(体幹)を太くしたいところ。

FW:17宮澤裕樹(6.0)
前半の2得点は、ともに彼からのスルーパスが起点。判断の良さと好パス で味方を活かした。大型FWに求められるキープ力(単純なロングフィードを マイボールにする)は、標準的なものを持っている。 ただゴールを狙う姿勢というか?相手に与える威圧感は、あまり無い 印象だ。巧いのだけれど、恐くはない典型なのだろうか? このチームは背の低い選手ばかり、セットプレーで期待出来るのは彼だけ!

FW:25永井謙佑(6.5)−前半23分、柿谷曜一朗に替わり出場−
スピードを活かしたプレーが持ち味。裏に抜ける速さと、スペースに 入り込む上手さを持っている。チーム2点目となった得点は、そんな 彼の特徴が出た結果だろう。アシストとなった突破も、スピードあって の仕掛け。ただ、イエメンDFが軽すぎる事も、(抜け出せた)原因のひとつ。 強豪相手に、この試合の様なプレーが通用するか?は疑問だ。

FW:20河野広貴(6.0)−後半18分、宮澤裕樹に替わり出場−
交替選手が何を期待されているのか?そして、どうしたら自分をアピール 出来るのか?この点を良く理解したプレーぶりだった。前線からのチェック (守備)、相手DFを、かき回す運動量。彼にとって本意では無いだろうが、 「スーパーサブ」として、十分な存在感を示した。 ロスタイムのシュート2本(GKに阻まれた)は決めたかった。

LH:40原口元気(採点対象外)−後半30分、岡本知剛に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:21松本拓也、23大谷幸輝、DF:16薗田淳、36大野和成、50吉田勇樹、MF:7香川真司、12下田光平、29木暮郁哉、FW:11遠藤敬佑

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■U-16代表2008 GO For Nigeria■
AFC U-16選手権ウズベキスタン(準々決勝) 2008/10/12 MHSKスタジアム
日本代表 0(前半)0
0(後半)0
サウジアラビア代表
得点:



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