★★五輪代表2008年シーズン★★ (タイトル画像クリックでトップページへジャンプします)
【U-23日本代表】
-2008年北京五輪-(全敗で予選リーグ敗退)
■オランダ戦(8/13)
■ナイジェリア戦(8/10)
■アメリカ戦(8/7)

■アルゼンチン戦(7/29)
■オーストラリア戦(7/24)
■カメルーン戦(6/12)
■アンゴラA代表戦(3/27)
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■U-23代表2008 For Beijing■
北京五輪予選グループB(第3戦) 2008/08/13 瀋陽・オリンピックスタジアム
日本代表 0(前半)0
0(後半)1
オランダ代表
得点:なし

GK:1西川周作(6.0)
主にリスタートで強烈なシュートを浴びたが、良い反応でセーブ。 クロス対応なども、安定感ある守備でピンチを未然に防いだ。 ただ後からのコーチングとしては、クロスを簡単に挙げられないよう指示 すべきだったか?(したが出来なかったのかも?) シボンのPKは、真っ正面を付いてきただけに足を残したかった。 もう少し動くのを我慢出来たら、足に掛かっていたと思う。とは言え、 PKを神懸かりで防げ!というのは、無理な注文だ。

CB:4水本裕貴(6.0)
安定感のある好守備を披露。高さ、速さ、強さにおいて、全く引けを取らな かった。相手が本調子でなかったのかも知れない。彼等の世代がワールドユース で味わったオランダの脅威的な攻撃は観られなかった。身体能力を武器に、 強引に突破されたら、防げたかどうか?しかしバベルはともかく、マカーイに、 その力は無かった。というより意志がなかった?そういう戦術ではなかった印象。 スタミナ温存戦術に救われた感もある。

CB:3吉田麻也(6.5)
単純に入れられたロビングボールには、ほぼ競り勝っていた。初出場とは 思えない(しかも相手はオランダ)、落ち着きぶりは「大物」の予感あり。 足元の処理もしなやかで、ぎこちなくパスを回す(苦笑)日本人DFには 珍しいタイプか?今後の成長次第では、フル代表を狙える選手と感じた。 ユース時代に攻撃的な位置でプレーした経験が、活きているのだろう。 後は(今日のパフォーマンスが)平均的に出せるか?だ。

RB:5長友佑都(6.0)
オランダの左サイドはワールドユース時代から強力だった。今日の彼はドレンテ とのタイマン勝負に負けないだけの守備力、ねばり強さがあった。相手陣形との 関係で、なかなか攻撃参加は出来なかったが、チームに(守備面で)貢献した。 時折見せたオーバーラップ。しかしクロスを挙げるまでには至らなかった。 オランダが本調子で無かったのかもしれないが、2005ワールドユースの悪夢は 若干、消せたかも(苦笑)。

LB:6森重真人(6.0)
安田の怪我で急遽、このポジションに就いたと推察される。代表において、 RBの経験はあるが、LBは初めてだったのでは?とは言え、相手が3トップ だった事を考えれば、システム的には問題なかった(むしろ正しい選択)。 ただ、簡単にクロスを挙げられすぎの印象。上下運動(特に守備への戻り)に、 遅さを感じた。クロスバーに阻まれた無回転のミドルシュートには、度肝を 抜かされた。決まっていればヒーローだったが・・。

DH:2細貝萌(6.0)
プレスが速く、相手に自由を与えない好守備を披露。ポジショニングの良さを 支えているのは、労を惜しまない運動量にあったと思う。チームの為にハード ワーク出来る数少ない選手のひとりだった。守備のユーティリティとして、 器用貧乏になるのではなく、ボランチとして地位を確立して欲しい。 繋ぎのパス精度に課題を残すも、1.2年後には海外でプレーして欲しい選手だ。

DH:10梶山陽平(5.0)
ボールを持つと何かやってくれそうな予感はした。しかしそれは悪い意味であり、 今日もまた、危険な位置でのパスミスが目立った。技術面なのか?冷静にプレー 出来ない精神的な問題なのか?。綺麗なスルーパスに見えても、受け手側との 呼吸があっておらず、独りよがりのプレーが散見。また、ボールに関われない時間 が長すぎた!。守備の意識は、かなり改善されたが・・・。 彼がゲームコントロール出来ないと、中盤は(攻撃的に)機能しない。

RH:11岡崎慎司(5.5)
惜しみない運動量は、攻守両面で発揮された。背後からスピードで追い付き、 身体を入れてボールを奪取する・・。ここまでは、素晴らしい出来だった。 しかし彼がPA内に入って仕事をすることは無かった。谷口とのポジション チェンジを増やして、セカンドストライカーの役割を担って欲しかった。 ベンチに指示もあって、難しかったと思うが・・。サイドハーフのドリブラーなら、 彼より優れた(18人に選ばれなかった中でも)選手がいる。

LH:8本田圭佑(4.5)
実に「紙一重」なプレーでPKを献上、オランダに決勝点をプレゼントした。 レフェリーの判断が正しいか?は別として、「微妙な位置」での「軽率な行為」 であった事に変わりはない。世界での経験値が最も高いはずの彼が、レフェリー の思考(オランダが勝ち上がらないと、大会が盛り上がらない?)を見切れ なかったのは残念だ。パス&ゴーでチャンスを作り、精度の高いリスタートキック を披露した。しかし全体的には、ボールとの関わりが不足していた印象。

OH:12谷口博之(5.5)
持ち前の運動量で、攻守にハードワークしていた。しかし豊田のワントップ の場合、彼の高さが前線で必要とは感じられなかった。むしろ、豊田をサポート 出来るタイプの(セカンドボールを拾いまくる)選手が必要だった。 彼のプレーにケチを付ける気持ちは無いが、「ポジションが間違っている」。 これは予選の3戦を観た共通の印象だ。トップ下での経験が、クラブに戻って 悪影響を及ぼさない事を祈る!!

FW:9豊田陽平(5.5)
ヘディングでの競り合いはフィフティか、むしろ優っていた印象だ。 問題は彼が落としたボールを拾う選手がいなかった事。ポジション的には谷口 なのだが、俄仕込みのトップ下では機能不全に陥るのも無理はない。 左サイドへのパスに追い付き、カットインしてシュート!GKの好守に阻まれるも、 可能性を感じさせてくれた。彼の招集だけは、反町監督の「成功」と評価 していいだろう。

FW:15森本貴幸(採点対象外)−後半35分、谷口博之に替わり出場−
LH:14香川真司(採点対象外)−後半35分、本田圭佑に替わり出場−
FW:17李忠成(採点対象外)−後半41分、岡崎慎司に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:18山本海人、DF:7内田篤人、13安田理大、(出場停止:16本田拓也)

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北京五輪予選グループB(第2戦) 2008/08/10 天津・オリンピックスタジアム
日本代表 0(前半)0
1(後半)2
ナイジェリア代表
得点1:豊田(後半34)相手GKのミスキックを拾った谷口が溜めてパス、豊田が落ち着いて決める。

GK:1西川周作(5.5)
2失点とも、彼にとっては「為す術無し」と言ったところか? 出来れば2点目は身体にぶつけてでも、はね返して欲しかったが、まぁ 難しいだろう。「勝利」が絶対条件の試合において、先制を許せば追加点 も致し方ない。守備陣としては、この辺が限界だろうと思う。 OA枠のキーパー(例えば楢崎)なら止められていたか?わたしは厳しい と思う。

CB:4水本裕貴(5.0)
最初の失点シーン。彼が相手10番に身体をぶつけられながら、反転を許した 事(ボールをキープされた)が直接の原因となった。ミスから速攻を受けた 形だが、FKを与える結果となっても「潰す」必要があった。サポートの選手が ゴール前に詰めていた事が、頭から消えてしまったか?感じる余裕が無かったか? とにかく10番を抑えられなかった事につきる。彼には酷な言い方かもしれないが、 (日本の攻撃陣では)失点したら絶対に勝利は無い!!

CB:6森重真人(5.5)
179センチと、決して身体に恵まれているわけではない。ヘッドは意外に 強いが、基本的には「読み」で勝負するタイプのCBと言えるだろう。 それ故か?鋭い切り返しや、強引な突破に付いて行けないシーンが観られた。 ストッパータイプでは無い彼に、1対1での対応は酷かも知れない。 前半(失点に至らなかったが)、2度ほどチームをピンチに陥れた。 後半は良いポジシィニングで、早めの潰しを実践した。

RB:7内田篤人(6.0)
下がって守備をするよりも、自分のストロングポイントを活かした方が良い。 フリーランニングでボールを受け、多彩なクロスでチャンスを演出した。 彼の裏を狙われた感はあるが、2ボランチとCBで、カバーすれば問題ない だろう。今日の試合は、「勝利」が絶対条件だから、「失点」のリスクを 負っても、「得点」できる可能性を追求すべきだった。その点、彼のプレー スタイルは好感が持てた。

LB:13安田理大(6.0)
この試合で自分が何を求められているのか?ハッキリと自覚していた印象。 高い位置をキープし、左サイドを疾走した。そして得点の臭いを「ぷんぷん」 させる良質のクロスボールを供出。特に前半32分の谷口に合わせたそれは、 素晴らしい!の一言に尽きる。結果が伴えば、(過程を評価するならば) もっと高い点数を付けて良いのかも知れない。

DH:16本田拓也(6.0)
組織として、常に数的優位を作り対応する事は難しい。90分間の中で、 2.3度は1対1で頑張らなくてはならない場面が出てくる。そしてファウルと自覚 しても止めなければならない場面も。彼には、その辺のメリハリ(判断)が 付いていた。身体能力が高く、スピードもある相手に、(安易に飛び込まず) ねばり強い守備を披露。もう少し攻撃的になれないか?と思うが、彼らしい 「黒子役」は十分にこなしていたと評価出来る。

DH:2細貝萌(6.0)
前半は玉際に厳しく行くことで、足の長い(懐の深い)アフリカ選手とも 十分に渡り合える事を証明した。「質」「量」ともに、活動量が多く、 ハードワークしていたと思う。彼がボールを奪取し、攻撃の起点となることも シバシバ。時にDFラインに下がり、ビルドアップに参加。壮行試合で骨折 した時は、バックアッパーと代えるべきと思ったが、世界で闘える選手かも? 失点してからバイタルエリアを空けたのは、(前がかりになる必要があり) 致し方ないだろう。

RH:8本田圭佑(4.5)
彼の持つストロングポイントは何か?体幹の強さであったり、シュート力で あったり、(海外でプレーする故の)経験値の高さだろうと思う。 しかし、それらは全くチームに還元される事なく、予選リーグ敗退が決まった。 内田を活かす好パスはあったが、全体的な印象としては、決定的なチャンスを 作れない、絡めない。シュートを打てる場面で何故打たない?失点してから、 攻撃的になっても(シュート有り)意味がないだろう?

LH:14香川真司(4.0)
劣悪なピッチコンディション(デコボコして芝が剥がれている)の影響を 最も受けた選手と言えるかもしれない。ドリブルしながら次のプレーを 決めるタイプだが、足元に気を取られ?判断が鈍った。それで焦ってしまう のか?パス精度も著しく悪かった。トラップミスが多く、攻撃のリズムを つくる彼が、むしろ壊していた印象。後半は失点に繋がる軽率なプレーもあり、 散々な出来だった。

OH:12谷口博之(6.0)
攻守ともに素晴らしい運動量。身体を張ったプレーに脱帽。「彼らしさ」を 十分に見せてくれた。しかし李とのコンビは噛合わず、彼をセカンドストライカー で使うメリットが感じられなかった。クロスに身体ごと入っていくが、 普段Jで、やった事のないプレーを期待されても結果は残せないだろう。 マークの薄いところを狙って得点を決めるタイプ。安田からのピンポイント クロスは、決めたかった。豊田のゴールをアシストしたアウトサイドのパス を評価し、6.0とした。

FW:17李忠成(5.5)
相手DFと競り合いを演じ(ラインと駆け引きし)、フィフティに ボールを引き出す事に成功した。ポストプレーも無難にこなしていた印象。 しかし受けてからのサポートが得られず、また、単独で状況を打開するだけの 個人技もなく、潰されてしまった。守備面で彼の持っている才能を発揮した と思うが、1トップに耐え、シュートまで持っていくタイプではない。 横の2トップで彼がセカンドストライカーなら機能すると思うが・・?

LH:11岡崎慎司(5.0)−後半19分、香川真司に替わり出場−
泥臭くとも前への推進力は見せてくれた。しかしボールが足につかず、 追加点を許す遠因を作ってしまった。0-0均衡した中での「スーパーサブ」 という期待だったと思う。先制を許した中で、相手がしっかりスペースを 埋めては、彼の活きる術は限られてしまう。

FW:9豊田陽平(6.5)−後半19分、李忠成に替わり出場−
フィジカルの強い相手DFに付かれても、負けないだけの身体能力がある。 ヘッドでの競り合い、ボールキープと、標準以上の成果を上げてくれた。 両サイドからのクロスに対しても、枠外ではあったが、相手より先に触った。 そして何より、(日本にとって)初の得点を記録。反町監督の期待に応える 形となった。次戦は先発起用されると思うが・・・。

DH:10梶山陽平(採点対象外)−後半30分、細貝萌に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:18山本海人、DF:3吉田麻也、5長友佑都、FW15森本貴幸

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北京五輪予選グループB(第1戦) 2008/08/07 天津・オリンピックスタジアム
日本代表 0(前半)0
0(後半)1
アメリカ代表
得点:なし

GK:1西川周作(5.5)
足技を過信しているのか?序盤、相手に詰められても、手を使うことなく パスを選んだ。落ち着かせたい場面であった事を考慮すれば、(A代表の 川口が見せるような)ホールドして流れを切る必要があった。またパンチング が短い印象、セカンドボールを相手に拾われた。失点シーンは味方がブラインド になったか?触っていただけに、ゴールマウスから出せなかったのが悔やまれる。

CB:4水本裕貴(5.5)
中盤で変なパスミスがあり、逆襲を喰らうことがあった。それ故か? ライン設定には、かなり苦慮していた様に見える。相手FWに自由を与えない 早い潰しは効果的だった。空中戦でも、特に問題となるシーンはなかった。 ただクリアボールが若干、短い印象を受けた。失点の場面は、致し方無い かもしれないが、、。それでも相手へのプレゼントボールであった事は、 間違いない。

CB:6森重真人(5.5)
サインプレーでゴール前に抜けだした場面。どフリーの状態でボールを 流し込むだけだったが、合わせきれなかった。好機を活かせなかった事で、 試合のリズム(流れ)を、狂わせてしまった。ヘディングでゴールを狙うも、 枠外に。DFの彼に1度のチャンスをモノにしろ!というのは酷な話か? 守備面での破綻は、ほとんど無かっただけに、本人も悔しいだろう。 マクブライドに仕事をさせなかった事を、次の試合に活かして欲しい。

RB:7内田篤人(6.5)
守備の軽さはあったが、彼を起用するリスクとして当然抱えるべきものと 思う。それよりも彼の攻撃力は非常に魅力的だった。サイドの主導権を完全に 掌握したドリブル突破、フリーラン。ダラダラ感の強かったチームにおいて、 彼の躍動は、すがすがしさを覚えた。サインプレーを含めて、多彩なクロスを 供出した。ただ彼がボールキープしていても、(サポートが無く)孤立した シーンが幾度と無くみられた。

LB:5長友佑都(5.0)
非常に守備的な印象を受けた。ベンチの指示だったのだろうか? 特に前半は、ほとんどと言って良いほど、攻撃参加する姿を見られなかった。 さらに後半立ち上がりで、相手2番の攻め上がりを許し、ズルズルさがった 上に、いとも簡単にクロスを入れられた。1対1を作られた段階で厳しいと いうことか?それでも、彼には耐えられるだけの守備力が備わっていると 私は勘違いしていたらしい(苦笑)。

DH:16本田拓也(6.5)
相手エース格のアドゥに全く仕事をさせない「守備力」が光った。 簡単に前を向かせない身体の使い方、出来る選手が日本には少ない。 自分に与えられたミッションを忠実にこなすクラッシャー。美しいプレーは 無いが、チームにとって必要不可欠な選手だと感じた。特に梶山が(攻守で)、 どっちつかずのプレーをしていた為、彼の負担は大きかったと思う。 サイドへの配球も彼が行い、コンダクターとしての能力も見せた。

DH:10梶山陽平(4.0)
(暑さのせいもあったろうが)彼の活動量の低さが、チーム全体のリズムを 停滞させた。守備は本田拓に任せきりで、どこにいたか解らない。また、 単純な切り返しについて行けない・・(苦笑)。 オンザボールの時でさえも、何をしたいのか?意図が感じられなかった。 目を疑うようなパスミスも散見。守備をしないのなら、せめてゴール前 に詰めて、森本らをサポートすべきだった!ベンチに下げる時間が遅すぎた。

RH:8本田圭佑(5.0)
フィジカルで負けていなかった唯一の選手かもしれない。彼の突破(前への 推進力)は、相手守備陣を混乱させたと思う。しかしそれもPA付近までの 話。そこからのアイデア、コンビネーションが不足していた。また、内田の サポートを全く行わなかった点は疑問。中に絞って内田を上げるのは悪く 無いが、その後のケアをしないのは何故か?仕事を自分で限定している感じ を受けた。また、右足でのシュートが高校生レベル?。 クロスの質も低い。どフリーのヘディングシュートは決めたかった・・。

LH:14香川真司(5.0)
華麗なドリブル突破で、1人目はかわせるが、2人目、3人目と囲まれて ボールを失った。仕掛ける事は悪くない。しかし視野が狭くなっていたのでは? つまりパス出しの判断が遅く、精度が低い。比較的ボールは持てたが、 プレーエリアが低かった。「らしさ」を発揮できたのは、抜け出した本田圭 に出したパスくらいだろう(逆のプレーもあった)。五輪という「舞台」に 呑まれてしまったか?身体を押し付けられると、何も出来なかった。何度も 倒されていた(ファウルを取って貰っただけましかも?)。

OH→DH:12谷口博之(5.5)
最前線で身体を張り続け、制空権を握った。泥臭く気持ちのこもったプレーを 披露するも、FW森本をサポートする役割は担えず終わった。 彼がポストで森本がセカンドボールを拾う戦術だったのかも知れないが・・。 後半途中からポジションを下げたが、積極的にゴール前に入るなど奮闘。 玉際の強さは、監督の思惑通りだったが・・・。勝利が絶対条件となる 次戦は、彼をボランチで使うべきと思う。サイドに流れてのクロス精度は意外に高い。

FW:15森本貴幸(5.0)
孤独な闘いを強いられた。ポスト役としてボールを収める事も、ライン裏に 抜け出す事も出来なかった。フィフティな状態でもマイボールに出来ないの だから、厳しい。ただこれは彼だけの問題ではなく、中盤の出来の悪さ (パス精度、運動量の低さ、サポート)に影響されたものと言えるだろう。 サイドに流れる事が多く、ワントップに向いていない印象も受けた。 こんな普通の選手だったか?怪童のイメージからは程遠く・・(苦笑)。

FW:17李忠成(5.0)−後半19分、梶山陽平に替わり出場−
彼が入る事で2トップ気味になり、前線のターゲットが増えると思ったが・・。 その分、相手守備陣がスペースを消しにかかった。ピッチに入った事で、 日本チームに何かをもたらす事はなかった。森本(豊田)とのコンビも、 熟成されているとは言い難い印象。終了直前のヘディングシュートは、 せめて枠内に飛ばしたかった。枠外では1%の(得点)可能性も無い!

FW:9豊田陽平(採点対象外)−後半27分、森本貴幸に替わり出場−
短時間の出場ながら存在感を示した。身体の強さ、高さ、スピードを駆使し ゴール前に迫った。GKより一瞬早くボールに触ったり、フィフティのボールに 競り勝ちPA内に侵入したり・・(倒された場面はファウルだと思うが、アメリカ 寄りのレフェリングに泣いた)。ヘッドでの競り合いに勝てる彼は、次戦で 先発起用されるだろう。

LH:11岡崎慎司(採点対象外)−後半32分、香川慎司に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:18山本海人、DF:3吉田麻也、13安田理大、MF:2細貝萌

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北京五輪壮行試合キリンチャレンジ杯 2008/07/29 東京・国立競技場
日本代表 0(前半)0
0(後半)1
(雷雨により後半39中止)
アルゼンチン代表
得点:なし

GK:1西川周作(6.0)
何度も危険な位置からFKを打たれた。リケルメのキック精度がイマイチ だった事に救われた印象。多くのCKも打たれたが、安全なパンチングで ピンチを逃れた。カウンターを受け、中央で切り替えされ(DFを剥がされ) 打たれたシュート。反応はしたが、届かなかった。 彼の責任範疇を超えた失点だと思う。

CB:4水本裕貴(5.5)
ラインコントロールは主将であり、DFリーダーの彼が担っていたと思う。 アルゼンチンという強豪相手に対し、下がらざるを得ないのは仕方ない。 しかし、ものには限度というものがある。押込まれ続けると、攻撃陣に 余力が無くなってしまう。しかもハイボールの競り合いでファウルを犯し、 味方をFKの脅威にさらした。失点シーンは前に出て抑えきれなかった。

CB:6森重真人(6.0)
カウンターを受けての1対1の応対は、実に落ち着いたものだった。 慌てて飛び込む事もなく、ズルズル下がる事もなく・・。センターバックに しては身長が低い事(それでも179センチ)が気になる。アルゼンチンの 様なスピード系FWには強いが、フィジカルを前面に出してくるタイプに 適応できるか?心配。フィードを含めたキック精度はなかなか良い。

RB:7内田篤人(6.5)
強気のトラップと、躍動感溢れるドリブル突破は、観ている側に「勇気と希望」 を与えてくれる。チャレンジすれば、勝てるだけの走力と技術を持っている。 課題は、個人技で抜いた後のアイデアだろうか?中の選手との兼ね合いも あるが・・。守備面では、些か絞り気味の印象を受けた。ボランチとの受け渡し が出来ていないのか?大外からウェイブし入ってくる選手を観きれない場面もあった。

LB:13安田理大(6.0)
香川とのコンビで「ワンツー」でサイドを抜け出そうという意図が感じられた。 単独で突破し、仕掛けてカウンターを喰らうのを避けたかったのだろうか? 多くはなかったが、何度かクロスまで行ける場面があった。中との関係は 構築されていないが・・(苦笑)。当然の事ながら、いつもより守備重視、 バランス重視のプレーぶり。ただ失点時の身体の使い方に問題有り! 彼をサイドバックで使うなら、守備を期待しない割り切りが必要だ。

DH:16本田拓也(5.5)
中盤でボールを回された為、奪いに行く事が出来ず、DFラインに 吸収される場面が観られた。梶山との関係もあるのだろうが、サイドバック のサポートはせず、アンカーの様な役割だったと思う。前半は、相手攻撃陣 に自由を与えなかった(コースを消した)と評価すべきかもしれない。 ただスピード勝負になると脆さを露呈。ポジショニングを誤ると、リカバリー 出来ないタイプなのか?

DH:10梶山陽平(5.5)
多少囲まれた中でも落ち着いてボールキープできる。 時にそれが過信となり、奪われて速攻を喰らうこともあるが、前への推進力 が期待出来ない試合(強い相手)では、彼の様な選手が必要かもしれない。 ただもう少しゲームメイク力があれば、無理な横パスやクサビをいれずに 済むのだが・・。時折、「巧い!」と声を上げそうなプレーがある。 一方で(何度も言われることだが)、ゲームから消える時間が長い!!

RH:8本田圭佑(6.0)
(最近になく)FK精度は、なかなかのものだった。あわや?と思わせた ゴール前での混戦は、彼の左足が起点となった。リケルメと対峙するシーンが 観られたが、強いハートで臆することなくプレーしていた。相手との 力関係を冷静に判断し、守備で穴を作らない身体を張ったプレーも好印象。 クロスバーを叩いた強烈なシュートは入れて欲しかった・・。 また、右足のキックを少しは練習した方がいいと思う。

LH:14香川真司(6.5)
攻守に渡り豊富な運動量で、局面に顔を出した。 前半は「ドン引き」と言って良い程の守備的戦術であった為、彼が ボールを受けてもパスの出しどころが無かった。独特のドリブルでボールを 運ぶも、このレベルの相手だと、チャンスを演出する前に潰されてしまう。 しかしながら第3の動きでシュートを放ったり、マスケラーノの守備を かいくぐり、本田圭のシュートを演出したりと、輝きを放った。 前を向いて勝負が出来る希有な存在だ。

CH:12谷口博之(5.0)
彼の攻撃的MF起用は、前線(高い位置)からの守備にあると言って良い。 勿論、高い得点嗅覚を期待して、という事もあるのか? しかし、ボランチが本職故に、気が付くと下がってしまっている(苦笑)。 パスの起点である選手を自由にして、3列目で身体を張っている様では、 意味が無いだろう。身体の強さで良いポスト役になったが、セカンド ストライカーとしては評価出来ない。

FW:9豊田陽平(5.0)
ワントップのポストプレーヤーとして、(能力の範囲内で)身体を張り、 ボールを収めようと努力していた印象。ただ、囲まれて簡単にボールを 奪われてしまった。ファウルを貰えれば上々という出来だった。 彼だけの問題では無いが、ゴールの臭いはあまりしなかった(苦笑)。 前半終了間際、トラップミスでシュートチャンスを逃してしまった。

FW:15森本貴幸(採点対象外)−後半20分、豊田陽平に替わり出場−
RH:11岡崎慎司(採点対象外)−後半32分、本田圭佑に替わり出場−
LB:5長友佑都(採点対象外)−後半32分、安田理大に替わり出場−

※雷雨により後半39分に中断、その後、試合中止となる。(試合は成立)

【ベンチ入り】
GK:18山本海人、DF:3吉田麻也、MF:2細貝萌、FW:17李忠成

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北京五輪壮行試合 2008/07/24 兵庫・ホームズスタジアム神戸
日本代表 1(前半)1
1(後半)0
オーストラリア代表
得点1:香川(前半41分)内田が中央へパス、李がスルー、森本が落とした所に香川が走り込みシュート。
得点2:岡崎(後半44分)突破した安田が谷口に戻し、谷口が中央へクロス。岡崎が相手より前で頭に当てる。

GK:18山本海人(5.5)
彼にとっては(チームにとっても)、試合を経験しておく事が重要だった。 どんなプレーを見せるか?以上に、「まさか」の時でも対応できる強い ハートを持てるか?、、。DFライン(特にCB)との連携はイマイチの印象。 単純に放り込まれたシーンでも、危うさが感じられた。西川にアクシデント が無いことを祈りたい(苦笑)。

CB:4水本裕貴(5.0)
吉田のミスをカバーしきれなかった。位置的、数的にもディレイを掛ける べきではなかった。彼がボール奪取を試み、吉田がカバーに入るのが、守備の 常道だったと思う。ズルズル下がっている間に、相手に攻め上がる時間を 与えてしまった。ある意味、彼の判断ミスは、吉田のケアレスミスより深刻 だと感じる。そもそも彼にDFラインを統率する能力があるのか?疑問。

CB:3吉田麻也(5.0)
苦し紛れで縦に入れられたボールの処理を誤った。大きくクリアするなり、 味方にきっちり繋ぐなり、、。中途半端な胸トラップで、相手攻撃陣に ボールをプレゼントする結果となった。その後の対応も拙く、10番の走り込み を許した。先制点を奪われる致命的なミス。技術的な問題よりも、 精神的な面(引きずらないか?)が心配だ。後半持ち直したので、大丈夫とは 思うが、若い経験の少ない選手だけに・・・。

RB:7内田篤人(7.0)
果敢に勝負を仕掛け、そのほとんどで相手DFを凌駕した。 フル代表での「経験」が自信となっているのかもしれない。突破する事に ついて、何の迷いも無いようだった。彼がサイドを掌握した事で、 強固と言われた豪州DF(中央)に穴が空いた。しかし守備面で負担が 少なかった為、評価しにくい面もある。次の壮行試合(アルゼンチン戦)で 真価が問われよう。

LB→RB:5長友佑都(6.0)
サイドバックの攻撃参加としては、(頻度として)こんなものだと思う。 ハーフの香川が個人技で突破するケースが多く、逆サイド(内田)との バランスもあってか?突破を自重していた印象だ。 忠実な守備と、ここぞという時の攻め上がり。これがサイドバックの理想型 だと思う。加えて上下運動を厭わない彼は、計算がたつ選手。 李には合わなかったが、相手DFをかわして出したクロスは良かった。

DH:16本田拓也(6.5)
ボール奪取能力に長けており、彼の守備から良い攻撃に繋がったシーンが 幾度と無くみられた。システム変更でアンカー(DFライン前で相手10番に マンマーク)に入ってからも、持ち味を十分に披露。相手エースに、全く 仕事をさせなかった。ただスピードがあり、個人技に優れる相手に対し、 どこまで通用するのか?彼もまた、次の壮行試合(アルゼンチン戦)で真価が 問われるだろう。

DH→CH:2細貝萌(5.5)
パスコースを消したり、走り込まれるスペースを消したりと、目立たない ながらも良い仕事をしていたと思う。ただ本田拓とボランチを組む場合、 彼は多少、攻撃的な側面を出すべきだろう。格上相手に守備重視なら良いが、 行けるのに行かない中途半端な印象も受けた。4-1-4-1のハーフに上がって からは、役割を消化しきれなかった。(実際には彼が相手10番を前で潰す ミッションを与えられたようだが・・・)

RH:8本田圭佑(5.5)
2ボランチが、ともに守備的タイプだった為か?彼が下がり気味で、ゲームを コントロールしていた。突っかけて行く選手が多い中、彼のキープ&ボール捌きは、 リズムを変える役割を成した。自分で仕掛けても!という印象はあるが、 やたらと攻撃的だった内田との関係を考えれば、いいバランスだったと思う。 ただ彼の持っている(攻撃的な)パフォーマンスからすれば、いささか 物足りない出来だった。

LH:14香川真司(7.5)
攻守に渡り、良質な運動量を見せてくれた。ボールを奪ってからのドリブルは、 独特のリズム感があり、相手はファウルでしか止められなかった。 得点シーンは、上手くゴール前に走り込み、落ち着いてゴールゲット!。 1カテゴリー下の(ロンドン五輪)世代ながら、既にフル代表を経験している 格の違いをみせた。まるでセスク(アーセナル)のような存在感! ただ後半になって、消える時間帯も。

OH:17李忠成(5.5)
FW登録ながら、森本とは縦の関係を築いていた(つまり役割的にはOHか?)。 距離感、連携(サポート)に課題を残しつつも、香川の同点弾に繋がった シーンではイメージを共有する事が出来た。フィジカルの強い相手で、ボールを 収めるのに苦労していたが、奪われてからの対応が素早く適格だった。 前半のみの出場は、パフォーマンスの問題か?別のコンビを試したかったか?

FW:15森本貴幸(5.5)
香川の同点弾をアシストしたポストプレーは、ガッチリと相手DFをガードし、 落ち着きある素晴らしいものだった。しかし試合を通じての評価となれば、 1トップの責務を果たしたとは言い難い。李との関係、サイドからのクロス、 まだこのチームにあって、自分の位置(役割)を掴めていない印象。 シュートの意識も高くはなかった。

OH:12谷口博之(5.5)−後半00分、李忠成に替わり出場−
体幹の強さが、豪州DFに通用するか?注目されたが、ゴール前での競り合い、 ポストプレーは「まずまず」と言ったところ。攻撃面での良さを引き出す為 にOH(またはCH)で使われている。しかし初めからゴール前に居ても、 相手にとって嫌なタイプでは無いだろう。勝利を掴む岡崎へのアシストは 評価するが・・・。

CH:10梶山陽平(5.0)−後半08分、細貝萌に替わり出場−
彼がピッチに入ると、良くも悪くも「彼仕様」のチームになる。 縦への推進力が失われ、横パスが増える印象がある。本田圭はともかく、 香川の存在感が薄れてしまった。また、前と後が分断されてしまう。 動かないは、、玉際に弱いは・・(苦笑)。このチームの(ボール奪取から 縦に速い)スタイルに合っているとは思えない。

FW:9豊田陽平(5.0)−後半19分、森本貴幸に替わり出場−
フィードに対して身体を張ってのポストプレーは、及第点だった。 そしてラインを観て、動き直しをしたり、クロスを要求したり、やりたい事も 見えた。しかし如何せん、味方との連携が築けていない。実践では、アンゴラ A代表戦だけの評価で、代表入りした選手。パワープレー要員で使うなら、 平山だったか?反町監督の期待に応えたいところだが・・。

SH:11岡崎慎司(採点対象外)−後半28分、本田圭佑に替わり出場−
LB:13安田理大(採点対象外)−後半38分、内田篤人に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:1西川周作、DF:6森重真人

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国際親善試合-北京で勝つ為の闘いは続く。- 2008/06/12 東京・国立競技場
日本代表 0(前半)0
0(後半)0
カメルーン代表
得点:なし

GK:1西川周作(6.5)
コーナーキックからのこぼれ球をヘディングで押込まれたが、抜群の反応で ゴールを割らせなかった。あの近距離から打たれてセーブ出来るのは、 神業としか思えない。守備範囲が広い事も、魅力のひとつ。長身とは言えないが、 補って余りある運動能力の高さを持っている。キック精度の高さも武器、 いつフル代表召集されても良い選手だと思う。

CB:4水本裕貴(6.0)
彼が、あまり画面に出てこなかったのは、チームにとって悪い事ではない。 DFラインをコントロールし、相手FWを上手く封じていたという評価が成り立つ だろう。しかしクリアボールを相手に渡したり、ハイボール処理で西川との 連携が悪かったりと、「安定感抜群」とは言い難い。 (ガンバで出場していない)試合勘の影響は感じないが、周囲が成長している為、 相対的に伸び悩んでいる印象を受ける。

CB:19吉田麻也(7.0)
サイドバックが戻りきれなかったところのカバーリグ。追い駆けっこになった 場面でも、走力で負けることは無かった。またPA付近で1対1になった時の対応、 19歳とは思えない落ち着きを披露した。MF出身の為か?足元も柔らかで、トップ へのフィード精度が高かった。186センチの長身で強く、高く、そしてこれだけ 動ければ、近い将来のフル代表入りも現実味を増してくる。

SB:9森重真人(6.0)
本来が中央の選手である為か?ライン際を疾走する姿は見られなかった。 しかし逆サイドが攻撃的であったこと、ハーフに自力突破型の梅崎がいたこと を考慮すると、いいバランスを取っていたとも評価出来る。 中盤底をカバーする動きもみられ、内田や長友には無い「守備の魅力」を 感じさせた。強国と対戦する場合のオプションとしては有りかも?

SB:12田中祐介(6.0)
所属クラブではストッパーとして活躍しているが、左SBで本領を発揮した。 本田圭との関係で何度も縦への突破を試み、得意の左足で精度の高いクロスを 供出した。飛び出した裏を狙われた感もあるが、スタートポジションへの 戻りは遅くないと感じた。フル代表経験者の安田がいるが、守備重視で入る べき試合では、力を発揮出来るのでは?

DH:16本田拓也(6.0)
守備のリスク管理能力が非常に高く、味方が(1対1の競り合いで)勝てそうに 無い時のカバーリングが迅速だった。判断に優れるというより、連動する戦術を 良く理解していると言った方が適切だろう。黒子に徹する守備者は、チーム にとって不可欠。さらに欲を言えば、タイミング良く(ノーマークで)攻め上がる 事、それからミドルシュートを打つことだろうか?

DH:10梶山陽平(5.0)
ボールに絡もうとはしていたが、効果的なタッチは少なく、期待されたゲーム メイクは披露出来なかった。守備はそこそこ頑張っていたが、画面から消えて いる時間が長い悪癖は克服されていない。サイドへのボール捌きが観られないのは、 チーム戦術(縦に速いサッカー)故だろうか?だとすれば、彼を使い続ける メリットは薄れると思う。攻守ともに「帯に短したすきに長し」だ。

SH:17梅崎司(6.5)
西川からのフィード(こぼれ球)に反応しドリブル突破。相手DFが戻れないうちに 低く速いクロスをゴール前に入れた。縦に速い攻撃を狙い、実現させた良いシーン だった。中に絞って(逆サイドからの)クロスに合わせる強烈なシュートも披露。 相手にとって危険なエリアを付く嗅覚を持っている。タッチライン際を切り裂く サイドアタッカーぶりは、観ていて壮観だった。

SH:8本田圭佑(7.0)
ボールキープ力が高く、玉際で頑張れる(体幹が強い)選手だ。 状況判断に優れ、自分でドリブルする場面と、簡単にSBを使う場面の メリハリが効いていた。2人のマークをあざ笑うかのようなテクニックも披露。 味方をサポートする運動量もまずまずだった。伝家の宝刀FKは炸裂しなかったが、 決定的なスルーパスを出すなど、チャンスメークにも存在感を示した。 フル代表で俊輔の代役が必要となれば、彼が筆頭候補だと思う。 イングランド(スコットランドでも可)で力を発揮出来るタイプではないか?

OH:13谷口博之(5.0)
思い切ったミドルシュートなど「らしさ」は感じられたが、消えている 時間が長い。所属チームより前目のポジションに入っている事が原因だろうか? 攻撃力の高さを期待されてのトップ下起用だと思うが、ゴールに背を向けて のプレー(ボールキープを含め)が苦手に見える。また、下がりすぎの印象で、 森本との距離が開いていた。セカンドストライカーとしては、物足りない。 前からの守備という点では悪くないのだが・・。

FW:11森本貴幸(5.0)
開始早々、梅崎から「得点してください」と言わんばかりのクロス。 DFのマークを上手く外してゴール前に入ったが、決めきれなかった。あの決定機 をものに出来ないようだと、1トップ起用は難しい。その後、厳しいマークに合い、 クサビのボールキープをさせてもらえなかった。攻撃に絡もうという意識からか? 少々動きすぎの印象もあった。

FW:20李忠成(採点対象外)−後半18分、森本貴幸に替わり出場−
SH:7水野晃樹(採点対象外)−後半22分、梅崎司に替わり出場−
OH:21エスクデロ・セルヒオ(採点対象外)−後半31分、谷口博之に替わり出場−
DH:15上田康太(採点対象外)−後半31分、梶山陽平に替わり出場−
SB:5伊野波雅彦(採点対象外)−後半37分、森重真人に替わり出場−
DH:6青山敏弘(採点対象外)−後半42分、本田拓也に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:18山本海人、DF:3青山直晃、FW:14興梠慎三、(2細貝萌は負傷ベンチ外)

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国際親善試合-北京で勝つ為の闘いは続く。- 2008/03/27 東京・国立競技場
日本代表 0(前半)0
1(後半)1
アンゴラA代表
得点1:豊田(後半8分)スローインから長友がグランダーのクロス、相手DFを抜け豊田が合わせた。

GK:1西川周作(6.0)
あまり彼の見せ場は無かったが、時折やってくる強烈なミドルシュートに 落ち着いて対処することが出来た。経験、潜在能力からすると、A代表 に呼ばれても不思議ではないレベルにある。特にフィード精度は、 他のキーパーには無い、彼の武器だ。過去2大会、五輪本戦はOAが 務めているが、今回は彼で行けるのでは?と思う。

SW→CB:5伊野波雅彦(5.5)
一瞬の隙を狙われて、個人技で持って行かれた失点だった。 このシーン以外ではラインコントロールも成功し、ほとんど相手攻撃陣に 仕事をさせなかったのだから、余計に悔やまれる。 昨年はフル代表候補にもなったが、鹿島でベンチを温めている現状は厳しい。 いくら優れた選手であっても、試合勘の無い彼を使うのは難しいだろう。

ST:3青山直晃(5.5)
身体能力で優る相手とのマッチアップ、フィフティでは危険。ヘッドで 勝てないシーンが何度かみられた。また嫌な時間と警戒しながらも、やられた (失点)のも反省材料。ただ組織的に崩されなかったのは自信にしていいだろう。 課題のフィード精度に改善はみられない。水本に先を越された(A代表選出) 悔しさを持って清水で頑張ってもらいたい。

ST→CB:8森重真人(6.0)
ボランチが本職で3バックの真ん中も出来る選手、というのが私の森重評だった。 この試合ではストッパーを試されたが、まずまずの出来だったとみる。 フィード精度が高く、機を見て攻撃に参加する戦術眼にも長けている。 この世代の3バックは、A代表クラスの為、レギュラー獲得は難しいかもしれない。 複数ポジションが出来るという意味では、細貝と18人枠を争う事になりそう。

DH:2細貝萌(6.0)
試合を読む力に長けており、1手先、2手先を睨んだプレーが出来る。 守備の安定感はもとより、攻撃に出たときのアイデアもなかなかだ。 浦和でレギュラーを張る能力は、やはり高いという事だろう。 このチームにおいては、色んなポジションで使われてきたが、やはり本職 のボランチが一番良いように感じた。セットプレー時に見せる迫力は、 このチームでナンバーワンかもしれない。

DH:6青山敏弘(5.5)
誰と(ボランチの)コンビを組むか?によって、彼の役割は変ってくる。 今日は守備的な細貝だった為、バランサーではなくゲームメーカーとなる 必要性があった。そういう観点からすると、少々物足りない出来だった。 彼らしいミドルシュートはあったが、せめて枠内に飛ばさないと、、。 ボランチのポジション争いは熾烈であり、他のポジションが出来そうに ない彼、「なんとなく良い選手」では残れないだろう。

WB→SB:12長友佑都(6.5)
得点をアシストしたスローインを受けてのクロスは素晴らしかった。 しかし、やや相手が集中を欠いていた感があった。これ以外のクロスは、 お世辞にも良いとは言えず、内田、水野といった選手と比較すれば、見劣り する。ただ守備面や、上下運動におけるスタミナなどを総合的に判断すると、 面白い存在と思う。ボールを持たないでアップダウン出来るのは魅力。 もしかしたら、この試合で最もアピール出来たのは彼かもしれない。

WB→DH:15上田康太(5.0)
レフティである事が理由でか?この代表では左WBで使われる事がある。 本職はセントラルMFだが、磐田でも経験しているはず。得手不得手は あるだろうが、ドリブルやボールを持たずにアップダウンするような動きが、 出来ていなかった。梅崎が流れてくる事が多く、その辺りの連携もまた 課題として残った。テクニックは疑いようも無いので、このポジション で結果を残せるようだと、18人枠に近づく。

OH:7梅崎司(6.0)
開始早々のシュートといい、どうすれば味方リズムで試合を進められるか? そして自分がどう動き、どういうパスが望まれているか?を理解していた。 サイドチェンジを使うことで、身体能力に勝る相手DFを撹乱する事に (ある程度)成功した。疲労から相手陣内のスペースが空いたとみるや、 精度の高いスルーパスを通した。運動量も豊富で、(最終予選で活躍した) 柏木といいライバル関係となるだろう。

FW:17李忠成(5.5)
ポストプレーでしっかりボールを収め、攻撃の流れを止めない「良さ」を みせた。ポジショニングも悪くなく、クロスに対して入る形など、十分に 「らしさ」を発揮出来たと思う。しかし得点(あるいはシュート)で活躍度 を決定されるポジション、惜しいプレーもあったが、合格点は付けられない。 MFなら評価されるプレーもFWでなら別。

FW:9豊田陽平(6.0)
何より「得点という結果」を残したことを評価したい。前半は周囲と合わない 事も多く、イライラしていたようだが、身体能力の高い相手DFと競り合っても 当り負けしない強さを見せた。長身の割にスピードがあり、ラインとの駆け引き も出来る。梅崎からのスルーパスに走ったシーンなどを観ると、平山には無い 「プレーの幅」を感じた。J2は過酷だが、コンディションを保ち続けて欲しい。

FW:14興梠慎三(評価対象外)−後半22分、豊田陽平に替わり出場−
SH:13香川真司(評価対象外)−後半26分、梅崎司に替わり出場−
SH:16中山博貴(評価対象外)−後半29分、青山敏弘に替わり出場−
SB:4田中裕介(評価対象外)−後半38分、青山直晃に替わり出場−
FW:11岡崎慎司(評価対象外)−後半43分、李忠成に替わり出場−

【ベンチ入り】
GK:18佐藤優也

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