6BX7 Single Power Amp.Haji's Audio HomePage




私のバイブル情熱の真空管 で Mini-Wattersというアンプが紹介されていたので、それを参考に手元に1本余っ ている6BX7を使ってシングルアンプを作ってみました。出力は1Wを超えてしまい ますので、Mini-Watterではありません。また、初段と出力段は直結ではありませ んし、出力段のカソード下のコンデンサーも、普通に片側が接地されています。

初期に私が製作した、6BX7差動PPアンプについては、初段の動作点を変更してみ たいという思いがずーっとあったのですが、先にこのアンプで試してみます。
相関を取るために、初段も5965と同じ球を使います
この5965ですが、Ep-Ip線図を見ると直線性が余り芳しくないのですが、それで どうなるか、試してみようというわけです。




※図中、6bX7カソードのところの電解コンデンサは100u/35Vが正です。

このアンプの回路の特徴は電源回路の整流部分ですが、変てこな回路にした理由 はただ一つ、整流管が好き!なのです。
電源トランスにセンタータップがあれば良いのですが、この大きさのトランスで センタータップ付きのものが無かったので、実験を兼ねて二極管と半導体のハイ ブリッド整流!です。

6BX7のカソードの電圧は、カソード抵抗値は選別しているのですが、左右差が出 てしまいまして、17.5V/20V(右/左)です。

参考までに、整流部を普通の半導体ブリッジ回路に変更すると、出力トランスの B端子で257V,6BX7のプレートが248V,カソードが19.6/22.6V,5965のプレートが 79V,カソードが1.6Vでした。こちらの値の方が、当初の設計値に近いです。




実装は、Mini-Wattersをまねて、平ラグを使ってみました。本機では15pを使って いますが、ちょっと窮屈!もう少し長い平ラグを使うべきでした。




音は、かつて製作した6BX7差動PPアンプよりも若干ユルメの音ですが、似ていま す。感覚的な表現ですが、高解像っぽく、レスポンスの良い音で、迫ってくる感 じは少ないです。
音量は家庭内で聞くには、充分です。Mini-Watterで充分というのも納得です。
左右差は、いつもスピーカーの真中から外れて聞いているので、よくわかりませ ん(笑)
また、現在は寒い季節というのももあるでしょうが、このアンプは連続運転して もシャーシが熱くなりません。これなら、夏、冬の電力供給制限がある時期にも 使っていいかな、と思わせてくれます。

最終更新日 2012年1月7日