射千玉

射千玉闇の中
闇浮く陰に君思う
されど現れしは夏の幻影
柳の樹に滅するばかり

嗚呼 八叉大蛇
呑みし剣はこの大和なり

彼は誰時
天津神出ずる闇の奥
天照らす御神封ぜられ
須佐乃男のみぞ救いつる

嗚呼 奇形の子
流れし先はこの大和なり

御神の剣振りかざし
御身に魂 宿れかし

嗚呼 勾玉 射千玉
吾子の剣に天照す

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ぬばたまやみのなか
やみうくかげにきみおもう
されどあらわれしはなつのげんえい
やなぎのきにめっするばかり

ああ やまたのおろち
のみしつるぎはこのやまとなり

かはたれどき
あまつかみいずるやみのおく
あまてらすみかみふうぜられ
すさのおのみぞすくいつる

ああ きけいのこ
ながれしさきはこのやまとなり

みかみのつるぎふりかざし
おんみにたましい やどれかし

ああ まがたま ぬばたま
あこのつるぎにあまてらす