葛城

吉野葛(よしのくず/よしのかずら) 恋しや 盲目の君
いばらの冠 痛みは 従属の証

「わたしを愛して もっと貶めて
 それがあなたの愛 私の悦び」

針先で目を突付き 永遠の僕となる
痛みはない 喜びに震える指先

春先に 琴を爪弾き 愛を抄(す)く