ヘヴンズドア

椿の花が首を落とす その刹那
わたしは自らを切り刻んだ 深く 深く
冷たい口唇から伝わる体温を思えば
生きている証がとめどなく噴き出した

扉が見える 霞んだ視界の向こう
その先に進んではいけないと知りつつも
わたしはかんぬきを外して扉を開く
光に満ちた永遠の世界がそこにある

天国の扉がわたしを招く
砂塵にまみれ疾風に舞い
輪廻を夢みて瞳を閉じる
永遠がこぼれ落ちていく

ああ 願わくば
あなたと共にいきたかった
ああ 叶うならば
もう少し永く わたしを利用してほしかった