ヴァーチュアリー

(ヴァーチュアリー パート 1)

さあ さあ さあ さあ

その 手を 差し 出し

汚く 刹那く 掴んで
醜く 鋭く 歪んで

その 手を

閉じ込め 宿らせ 腐敗し
死肉を 食らわせ 飛び込め

あー……コ・ロ・シ・テ……
あー……シ・ナ・セ・テ……
あー……


(ヴァーチュアリー パート 2)

誰だ? 誰だ? 誰が邪魔をするのか?
私の本質を見抜く前より 煙たい朝靄
狂騒のなかに壁を築きし者どもよ
どこへでも どこへでも 往け

ハルカ カナタ トオク
どこまでも 飛んで
飛び落ちるだけ
飛び落ちるだけ
飛び落ちるだけ
飛び落ちるだけ……

ド・コ・マ・デ・モ……


(ヴァーチュアリー パート 3)

消えろ 消えろ 鉄屑よ
私の本質から抜け出るのだ
消えていけ 私ごと
消えていけ 消えていけ

どんなに苦しくて どんなに刹那くて
どんなに歪んでて どんなに逞しくて
どんなに汚くて どんなに輝いていても

消し去れ 消し去れ 私ごと

こ・の・命


(ヴァーチュアリー パート 4)

私というものは刹那く儚い幻影のような生き物だった
それがある日生命を授かり覚醒し、咆哮した
それがすべての始まりであり、終わりでもあった

私という存在は、始まった時点で終わっていた
私という存在は、産まれた時点で死んでいた
私という存在は、宇宙の一刹那の出来事でしかなかった

死滅する太陽 枯れた大地 万物の流転 生命の輪廻
我こそは汝であり、汝こそ我である
色を すべての色を
今こそ、解き放て