あの頃 僕らは
| 僕たちは何を求め ひとつになったのだろう どうしても結ばれなくては ならなかったのだろうか どうせ再び 離れるさだめならば 最初から出会わなければよかったのに 他人のまま 知らないまま 君を汚さなければよかったのに 気づくには 少し 遅すぎた 君は君で 僕は僕 そんなあたりまえを知らず ひとつになればすべてうまくいくと 信じて疑わなかった そうして僕らは、傷つけ合った お互いのかさぶたを剥がし合った だからいつまでも治らず 血は逆流した あの頃 僕らは 理想に燃えていた 現実を知らず だから強かった だけど ふたりとも 本当は弱かった もう一度戻れるなら あの頃の僕らに 永遠を語り合った あの頃の僕らに。 僕たちは何を求め ふたつに散ったのだろう 後悔・諦念・忘却・回帰 ひたすらに感情の渦が もしも再び 出会うさだめならば 最後まで出会ったときのままでいよう 素顔のまま 愛のまま 君を汚すことはもうしたくない 気づくには まだ 間に合うはず 君は僕で 僕は君 誰かを愛せないと自分も愛せない ひとつになればすべてうまくいくと 信じて ただ 信じて そうして僕らは、求め合った お互いの傷を治るまで見つめていた だからいつしか傷は癒え 霧となった あの頃 僕らは 現実を知らなかった 振り向くと理想が遠のき だから怖かった だけど ふたりとも 本当は強かった もう一度戻ろうよ あの頃の僕らに 永遠を夢みていた あの頃の僕らに。 君が 僕が あなたが わたしが |