はじめに:2

〜人には、やはりやってほしくないことがある〜

 感情というものを持つ人間である以上、どうしても嫌悪感は発生する。それは無論、私にも存在する。ここで「禁止」というわけではないが「なるべくは控えて頂きたい」行為をあらかじめ示しておくことで、少なくとも私に関するトラブルの発生率は抑えられると思われるので、脳裏の片隅にでも記憶しておいて頂きたい。主に、掲示板(のちに封鎖)や私宛のメールで起こり得る事象だ。

 などである。
 これらの項目は、ひょっとすると増えるかも知れないが、減ることはないだろう。
 そしてもし、このサイトがあなたに適合するものではないと思うならば、私に対する嫌悪感を抱くより早く去った方がいい。「類は友を呼ぶ」と言うが、私は、あなたに類する友ではなかったということなのだから。ネット上には幾らでも、あなたに適合するサイトはある筈だ。そこまでこの場に執着する理由もなかろう? 情報でもなんでも、盗めるものを盗んで、去っていけばいい。
 だが小説だけは、盗まれたら承知しない。まあ、ネット社会というものを完全には信頼していないので、本領のものはもともと掲載していないがね。一種の職業病だとも。
「僕」は、結構人に合わせられるようだが「私」にはそれができない。こうしてわざわざ人格乖離者のような振る舞いをするのは「Web社会の中の私」と「一個人としての私」が、私の中には確実に存在するがゆえだ。
 ここにわざわざ、このような辛辣なことを記したのは、当サイトに記された事柄が多くの批判を生むような内容であるからだ。正論での批判ならともかく、感情レヴェルのそれを無理矢理に論理化されると困るだけだからね。あとで怒りを買うより、ここで買わせてしまった方がいい。それだけのことだ。

 以上である。


*追記:「営利目的の宣伝行為」を行おうとしている者へ告ぐ*

 ここまで書いておきながらも、余りにこれに該当する書き込みやダイレクト・メールが相次いでいたので、管理人はここに文章を加筆せねばならない。
 営利目的の書き込みやダイレクト・メールを、管理人がなぜ嫌うか? 答えは簡単である。

「おまえのエゴを俺に押し付けんじゃねえよ」

 というひとことに回帰する。
 喩えば、音楽系統の掲示板でしょっちゅう見られる「チケット売り込み書き込み」。これは無垢な人間や、売り込みの対象に興味のある人間がたまたまそこにいればレスを返してしまうことなどもあるが、大抵は無視され、しかしそうした少数層を売り上げの一部としてしまいながら、もはや慣例となっている。
 だがそこには、管理人、及びその周辺の会話に参加している人々などへの配慮はまったくない。
 あなたがたは、自分のノルマをこなすために、人の家に土足で上がりこんでいるだけなのだ!
 考えてごらん? 確かに新聞勧誘やセールスなんかは部屋だの家だのに訪問するだろう。しかし彼らは断りさえすれば、中には入ってこない。なぜなら、断りなく入った時点で住居侵入罪が適応されるからだ。だが掲示板やサイトというものには、そういった決まりがない。そこへあなた方は、付け込んでいるのだよ。つまり、弱いと知りながらその部分に敢えて触れているのだ!
 そして利益を得るのは、あなたのみなのだ。
 卑怯ではないか?
 それ以前に、失礼だ。土足で人の家に上がり込んで足跡を残していくなど、失礼極まりない。そのくせこっちが興味ありげな反応を示しても、レスさえ返さない。そりゃ当然だよな! あなたにとって興味があるのはチケットを買う人だけで、なぜなら、そうすることで自分の利益となるからだ。
 それが、個人的エゴイズムの押し付けであるというのだよ。
 それと、親しい人間が催すイヴェントの告知とは、根本的に趣が違う。ネット友人達とはプライヴェイトの繋がりが存在する。つまりそこで交わされる告知は喩え相手がメジャーなミュージシャンであったとしても「なぁ、来てくれよ」という親しげな、プライヴェイトに等しいものだ。そのプライヴェイトな空間に自分の仕事(のノルマ突破)を持ち込んでいるあなた方とは、まったく違うのだよ!
 謝辞も何もなかったので、その一例を挙げよう。
 あるチケット売り込みの書き込みが、当サイトが当時10,000ヒットを踏んだのをいいことに、それをまるで祝うかのように掲示板に書き込みをした。いいかい、「祝うかのように」なんだ。それが問題なんだ。

「10000ヒットおめでとうございます。
 ところで、チケットですが……」

 こんな幼稚な手段に、踊らされるか!
 これは輪をかけて失礼な行為だ。結婚式でも何でも、そういった席に乗じて「やあやあおめでとう。ところでこれ買ってくれない?」と土足で上がりこむ他人、それであるからだ。
 せめて(仕事絡みではなく自分自身が)本気でそのミュージシャンが好きで、宣伝したいのであれば通常の人間交際と同じように、挨拶から始まって、何度も言葉を交わし、そのうえで「すいませんけど……」という謙虚な姿勢のひとつでも取ってみるといい。それが常識ではないのか? 現実世界では。それとも、ネットは現実世界とは関係ないとでも言うのかい? 現実に利益を得るあなた方には、それは解っている筈だがね! 突然売り込みをされることに納得がいかないのは、私にとって、あなたは「まったくの他人」でしかないということだよ。だというのに、それを敢えて無視しようとするあなた方の姿勢が反社会的であるというのだ!

 さあ、これだけ言ったのだから、今後チケット売り込みの書き込みやメールがあれば、それなりの対処をさせてもらうぞ。
 ああそうか、売り込み目的の人間は、律儀にこんな文章なんか読まないか! だから失礼だと言ってるんだよ!


……チケット売込みではない訪問者の方、激昂して申し訳ない。
 だが言い換えるならば、こうして激昂するほどに彼らの手段は卑劣で、そのうえ失礼極まりなく、やむところを知らないということであるのだ。もし、サイト運営などを考えている方がおられれば、こういったことにぜひご留意頂きたい。
 それに私は、通常の訪問者であれば大いに歓迎する。
 最低限の、人間社会に生きる人間としての礼儀をわきまえている方には。
 怖がることは、まったくもってない。
 ひどく厳しい口調にはなっているが、実は、こういったことはごくごく当たり前のことで、人間社会に属していれば自然とこなせているべきことなのだよ。