抗鬱日誌
〜統合失調症と診断されて〜
ある日、僕は行きつけのクリニックで「統合失調症」と診断され、「鬱病・パニック障害・統合失調症」と3つもの心の病を抱えるようになってしまいました。
心の病気のひとつ、「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴や幻覚、妄想を生じることもあります。
そう診断された時は、「ああ、やっぱりな」という思いがありました。
幻聴がきこえることも多々あり、現実を正しく認識できない、思考や感情を制御できない……というのはここのところ、ずっと続いてきたことでした。喩えば今日が何月何日の何曜日であるのか、まったく実感が湧きません。何かをしても、空想の世界でそれを行っているような気分になります。机からモノが落ちただけで激怒したり、残酷な事件の報道を見ても何とも思わない……だから、「やっぱりな」の感があったのです。
メインの処方箋はリスパダールとコントミンだったのですが、この後者が副作用が激しい。咽喉が(一般には渇くらしいが)タンが切れずにたまってきてうがいの頻度が増したり、よだれが止まらなかったり、そのまま吐いてしまったり、軽い尿漏れや残尿感、強い眠気、立ち眩み……などなど、薬には抵抗力が強い方だと言われた僕も、この薬には参りました。とにかく副作用が強いのです。さらなる転院後、相談の結果コントミンの服用は中止することになりました。余りに副作用が強過ぎたのです。
一方のリスパダールは、抗鬱剤にありがちな「眠気、太りやすい」という副作用がありながらも、それは余り作用しませんでした。いや、「太りやすい」というのは多少だけど、作用しているかも知れない。それほど食べていないのに体重が増えていたりしますから。でも、リスパダールは幻聴などがおさまっても再発しないようにしばらく服み続けなければならないそうです。
正直、コントミンを処方した、前医師を恨みたい気持です。それぐらい副作用の強い薬でした。お使いの方、ご注意のほどを。
さて、統合失調症は幻聴や幻覚を生む病気ですが、詳しいことはこちら、「統合失調症FAQ」に書かれています。この病気について知りたい片は、目を通されるといいでしょう。
統合失調症となったいま、僕は幻聴の再発を恐れながら生活しています。悲壮的な猫の鳴き声や「何をしているんだ」という怒声などが、またきこえてきやしないかと。でも、最近は復調しつつあるので、その恐れも薄まってきました。幻聴や幻覚も(薬のお陰もあってか)なくなりました。妄想の類はいまだ起こりますが……。
ともあれ、この病気は「鬱病」と併発しやすい病気です。鬱病患者の皆さん、知っておいても損はしないと思いますよ。