27.各種「代理」サーヴィス

〜飽くまで「仲介」だ!〜

 前項で「請求書の料金はこっちが『払ってやってる』んだ!」と言いましたが、他のサーヴィスもそう。しかぁし、やはり「お客様」という座に胡座を掻いて気付かない阿呆が多いので、ここで改めて「各種代理サーヴィス」のことをちょろっと書こう。
……と、思ったら前項の「請求書」以外にはふたつしか思い付かない。あーほんとにちょろっと。2ccぐらいだった(← 相変わらず下品)。


「宅急便」

 はい、代表的な「代理サーヴィス」ですね。
 あのですね、宅急便は宅急便の会社(以下「運送会社」とする)が運ぶものです。管理するものです。だからコンビニがその「仲介」をしているだけなんです。客から預かった荷物を業者に渡す、それだけなんです、本来の役目は。
 はい、よく憶えておくこと。
 えー、チミタチの中で、コンビニで、
「荷物を取りにきてくれるんですよね?(これ多い)」
「10時までに持ってくればその日に届くんですよね?」
「引っ越しサーヴィスをお願いしたいんですけど?」
 などの質問をした愚か者はいないかね? いるだろう。いないとは言わせないぞ、この嘘吐きなクチめ!
 それらは実際には、殆ど「CMで見たんですけど」という前提が潜んでいる。
 あのねえ……それらは「運送会社」のサーヴィスです。コンビニじゃありません。
 考えてもみなよ? どうして少数の店員しかいないコンビニが、あんたの家まで荷物を取りにいける? 集荷の時間が限られているのに、その後に来てその日中に届けられる? あまつさえ、引っ越しなんて真似ができるとでも思ってんのか!
 だから勘違いするな。こっちは「仲介」をしてるだけだ。コンビニという場所柄、受け付けられる荷物が制限されるのは解るだろう。極度にデカいモノを運べる機械などない。人をよこす余裕などない。荷物を冷凍保存しておくスペースなどない。これ以上甘えないでくれ。ああ、しかも店名を書こうとしたら既に別の店名が……。あんた、他の店でもらった伝票持ってきたでしょ? 書き直せ馬鹿野郎! あ? 「店名書いてない伝票ください」だと? こっちは一応(スズメの涙の)手数料が入るから、自分の店に持ってきてもらおうと書いてるんだ! 他の店で支払う前提でモノくれと言うのは単純に「失礼」だろうが!
 っていうか、そんなにダルいなら早く「運送会社」に連絡せえよ!
 しかも「高い」とか言うんじゃねえ! それは「運送会社」の決めた値段だ!

「郵便」

 はーい、切手ありますよぉ。
 え? 90円切手……そんなの、ありません。
 はあ? 何で怒られなきゃいけないの? 品揃えが悪い? おいおいちょっと待てよ、ここは「郵便局」じゃないんだから、全種類の切手があるわけないだろうが! 10円と80円を組み合わせればいいだろうよ? え? ふみカード? だーかーら、ここは「コンビニ」です!
 そういうわけで、コンビニにある切手・葉書類は非常に限られている。そりゃそーだ。専門屋じゃねえんだから、普遍的なものを選んでいるのは当然だろう。それはコンビニに「ガロ」を買いにくるようなもんだろう。
 で、意外と多いのが「これ送るのに幾らかかります?」という客。
 だから……もう「だから」って何度も使ってるけど、これはやるせなさを表したものです。そう、やるせない。やるかたない。松方弘樹(まちがい)。
 だからね、ここは「郵便局」じゃありません。重さを量って「はいコレ○○円です」っていう機械はないの! あんな専門的なものは専門屋じゃないと置いてないのは当然でしょうが! 宅急便と勘違いして「ゆうパック」を持ってくるな! 買った切手貼った荷物をよこすな! おい何度も言ってんだろバアサン税金はここじゃ払えないの!


 これらは、不動産屋に「今月の家賃を払います」と言ってるようなもんだ。
 こっちは飽くまで「仲介」であって、あんたの目的と直接的には関係ない。