a-station presents 〜 elements of love
〜初の録音が収録されたオムニバス作品〜

(VICP-60008; 廃盤)
京都の同名FM番組で流れた曲を中心に編まれたオムニバス盤。elements(当初は“THE
elements”名義)はアルバム発表前の2曲を提供しているが、奇しくもそれがこのオムニバス盤のコンセプトを最も体現している曲となっている――現にタイトルを見よ。発売こそ1stアルバムの後だが、録音自体はそれに先立ったもので、こちらに収録されているものがオリジナル・ヴァージョンとなる(……ものの、現在のところ惜しくも廃盤状態)。本作に提供された2曲を中核として、elementsは最初のアルバムを制作していくことになる。
なお、作品名は「“アルファ”・ステイション」なのだが、機種依存文字ゆえの文字化けを考慮して「a-station」と記している。
04. in her element
(max)
アルバム『freedom captured』(詳しくはこちらを参照)でも冒頭を飾った、初期elementsの代表曲。後にすべて再録音され、楽曲タイトルに“(she's)”を付加したアルバム収録ヴァージョンとは基本軸こそ同じだが、最も大きな違いとしては2度目のコーラス部分の後にあるアコーディオン・ソロがまったく異なり、その直後にエフェクト処理した「Dメロ」ヴォーカルが挟まれている。また全体としてアコースティック・ギターの音色が強く、バック・ヴォイスやギターの有無による細かい相違点が多い。
11. circus of the sun
(max)
アルバム『freedom captured』収録の2ヴァージョンを複合させたような仕上がり。寧ろ、これを基本として2ヴァージョンを制作したと考えるのが妥当かも知れない。つまり、このテイクを基本としながら演奏を変化させ、アルバムの2ヴァージョンが作られたのではないだろうか。こちらもアコースティック・ギターが基調として響いている。他にも冒頭からして沖縄音楽を想起させる笛の音が被せられており、コーラス部分でのギターのキレ具合も異なるなど、相違点は様々。恐らくは、こちらも別テイクなのだろう。