THE 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON Volume
Two 1981-2003
(真・紅伝説〜21世紀のキング・クリムゾン・ガイド
Vol.2 1981-2003)

廃盤となっていた『紅伝説』を、新世代の解釈で再編集した4CDボックス。それぞれ、
(1)『ディシプリン』〜『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』+『しょうがない』
(2)そのライヴ・テイク集
(3)『スラック』〜『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ』
(4)そのライヴ・テイク集
といった構成でベスト選曲されている。
既発表音源が殆どだが、僅かながらレア・トラックが混在している。だがその数は『Vol.1』より少なく、本作はクリムゾン初心者かコア・ファンのみが購入すればいいだろう。ライヴ音源は既発表作品からの寄せ集めであるので、全作品を所有している者にとっては価値が薄い。なお、ライヴ音源にはプロジェクトの曲も収録されている。
本稿執筆にあたっては「King Crimson Data Base」を参照させて頂いた。
[Disc-1収録曲]
1.Elephant Talk
2.Frame By Frame
3.Matte Kudasai
オリジナル・テイクではなく、ディフィニティヴ・エディション以降差し替えられたテイクが採用されている。 30周年記念盤の『ディシプリン』にボーナス収録されたオリジナル・テイクのタイトルは“Matte
Kudasai(alternative version)”となっているので、このテイクが「通常の」テイクと考えれるべきなのだろう。
4.Thela Hun Ginjeet
5.Sheltering Sky
6.Discipline
7.Heartbeat
8.Waiting Man
9.Neurotica
10.Requiem
11.Three of a Perfect Pair
12.Sleepless
オリジナル・テイクではなく、ディフィニティヴ・エディション以降差し替えられたテイクが採用されている。オリジナルに収録されていたボブ・クリアマウンテンによるミックスとは異なる。
13.King Crimson Barber Shop
『紅伝説』を参照。
14.Form No.1
フリップ+ブリュー+レヴィン+マステロットによって2004年にレコーディングされた新曲。ストリングスの絡みがスリリングなインストゥルメンタル曲。この時点では新生クリムゾンの実体が見えていない状態なので、この曲をそのいち参考要素として見てみるといいのかも知れない。
15.Bude
16.Potato Pie
オリジナル・ヴァージョンでは曲終了後に飛来音のようなものが続き、そのまま次曲の「太陽と戦慄パートIV」にメドレーされていたが、ここでは飛来音はなく、唐突に終了する。
17.Clouds
18.Einstein's Relatives
『しょうがない』にシークレット・トラックとして収録されていた曲。この度、独立したワン・トラックとして収録されている。
[Disc-2収録曲(ライヴ)]
1.Entry of the Crims
2.Larks' Tongues in Aspic, Pt.3(Edit)
3.Thela Hun Ginjeet
4.Matte Kudasai
5.Sheltering Sky
6.Neal And Jack And Me
7.Indiscipline
8.Sartori In Tangier
9.Frame By Frame
10.Man With An Open Heart
11.Waiting Man
12.Sleepless
13.Three of a Perfect Pair
14.Discipline
15.Elephant Talk
[Disc-3収録曲]
1.VROOOM
2.Coda: Marine 475
3.Dinosaur
4.Walking On Air
5.B'boom
6.Thrak
スタジオ版の最初のリフの部分をカットしたもの。次曲へ繋がる。
7.Fearless And Highly Thrakked
『スラックアタック』に収録されている「スラック」の後半部分と、同作収録の「フィアレス・アンド・ハイリー・スラックト」の前半部分を繋げたもの。
8.Sex, Sleep, Eat, Drink, Dream
9.Radio II
表記はないが、20秒ほど短く編集されている。
10.The Power To Believe I
11.Level Five
12.Eyes Wide Open
13.Elektrik
14.Facts Of Life(Intro)
15.Facts Of Life
16.The Power To Believe II
17.Happy With What You Have To Be Happy With
イントロの前に10秒程度、ブリューとおぼしきイコライジングされた声が収録されている。
18.The Power To Believe III
19.The Power To Believe IV
[Disc-4収録曲(ライヴ)]
1.VROOOM VROOOM
『ヴルーム・ヴルーム』からの収録だが、そちらでは繋がっていた「コーダ:マリーン475」に繋がることなく終了している。
2.Neurotica
3.Prism(Abridged)
1分半程度短縮されており、メイン・リフがより印象的に耳に残る編集となっている。
4.One Time
ダブル・トリオによる未発表テイクだが、これといって新鮮な響きはない。
5.Lark's Tongues in Aspic Part IV
6.ProzaKc Blues
7.ConstruKction Of Light
8.Frakctured
未発表テイク。ライヴ2テイクを編集したもので、迫力を重視した厚みのある演奏。
9.World's My Oyster Soup Kitchen Floor Wax Museum
10.Sus-Tayn-Z
11.X-Chayn-Jiz
オリジナル演奏より若干短めに編集されている。
12.Deception Of the Thrush
最後のスティックの演奏部分がカットされ、次曲へ繋がっている。
13.2 ii 3
前曲から繋がる、スティック部分のパートの代用。