裏・「アマフェス2007〜天野月子withプレイボーイズ〜」ライヴ・リポート

〜主観的な、余りに主観的な〜

僕は2階のテーブルに座って演奏を聴いていた。
ステージはまったく見えない。しかし、メモは取りやすい。
こうやって、ライヴ・リポートのためのメモを優先している自分がいた。
それはライヴを楽しみきれていない、とても哀しいことだった。
しかも初日はライヴ後に不安神経症の発作にやられ、難渋した。
これなら、ライヴ・リポートなど書かない方がいいのかも……とさえ思った。

そんなことを思いつつ、席を立ってトイレに向かう。
テーブルには僕のバッグが置いてあるので、大丈夫。
……な、筈だった。
帰ってくると、1階から上がってきた無礼な4人組が席に居座っていた。
僕は恨めしそうにバッグをつかむ。バッグは、テーブルの遠くに押しやられていた。
人の席を横取りするなんて、無礼な連中だ。しかも大声で話している。
僕は負けなかった。連中が睨んで突っ立っている僕の不気味さに席を立つまで。
席を立つや、連中は1階に戻った。2階は人数制限があるのに、図々しい。
僕の気分は一気に醒めてしまった。演奏が、空々しくきこえてしまったほどに。
これが最後のライヴ観戦になるかも知れないのに――

というわけで僕は、持病とメモに集中してライヴを楽しまない失礼な行為をもって、
今後の天野ライヴには訪れないかも知れない。
大きな会場とか、途中でトイレに行けない会場とか、スタンディングのみでは、
メモもままならないし、ボールペンのインクは出なくなるし、それに何より、
ライヴ中のメモはやっぱり失礼かも知れない。
僕のライヴ・リポートを楽しみにしてくれた皆さん、どうもありがとう。
今後、参戦するかどうか判りません。

とりあえず、今までありがとうございました。