中越地震以降の新潟駅の様子

 中越地方で最大震度7を記録した新潟県中越地震。新幹線で初めて脱線事故が起きたほか、上越線、信越線、飯山線など多くの路線が被害を受けました。
 新潟駅周辺は目立った被害はなかったのですが、不通になる路線が多く運行状況も大きく変わりました。
 ここでは、新潟駅に行ったときに撮ることのできた写真をいくつか掲示します。





入り口付近には、随時運行状況を知らせる掲示板が出され、
今後の移動にどうすればよいかを見る人たちでいつもいっぱいでした。
日中には駅員さんも近くに席を設けて座り、乗客の対応にあたっていました。




まだ新幹線が復旧されていなかった頃の写真。
東京〜新潟間の交通量がいかに多かったか、新幹線がないとどれだけの人々が不自由になるかは
今後に知らされることとなります。




上越新幹線の新潟側は、最初は新潟〜燕三条間、そして長岡まで運転が再開されました。
写真は燕三条まで再開された日の当日のもの。
このときはまだまだ乗客は少なく、行き先表示は「臨時」となっていました。


  

上越線、信越線が復帰に時間がかかるため、越後線経由で長野まで走る臨時列車が設定されました。
長野で、長野新幹線に接続します。
車両は新潟区の485系。行き先表示はごらんの通り無表示でした。


  

臨時列車は、後にごらんのような行き先表示と「快速」の表示が作られました。
LED表示のこの車両には紙が貼られています。




今回の地震で磐越方面のJR磐越西線、磐越自動車道が早いうちから復帰したことから、
バスは磐越道経由で本数を増発しました。
東京(池袋)行きのバスも、最初は磐越道経由で復帰し、関越道の復旧とともに通常の路線に戻りました。






12月28日に、新幹線は復帰しました。 これに前後して在来線も運転を再開しました。
(いずれも震災地付近では、本数や速度に制限がありますが)
JRでは「がんばってます!!にいがた」キャンペーンと銘打ち、大きく宣伝を始めました。





キャンペーンのポスターと並んで貼られていた新聞記事(の写し?)です。
地元の方々の「言いたいこと」が、一番下のメッセージに象徴されているようです。
開通日の駅の様子は見られませんでしたが、いろいろな地域の方が宣伝をかねて
イベントを開催していました。


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