上越新幹線 代替えバス旅行記

 新潟県中越地震の影響で、上越新幹線の越後湯沢から先の区間が不通になってしまいました。新潟〜長岡間は復帰したのですが、震災地の中心に近い越後湯沢〜長岡間は復旧が長引き、その間はバスによる振り替え輸送で賄うことになり、時間はかかるものの東京〜新潟間の輸送は確保されることとなりました。 いつも普通に使っていた新幹線が、このときは「普段使えることがどれくらいありがたいか」と言うことを感じさせてくれたものになりました。
 
 被災にあった高速道路を走るのですが、その時の様子をあれこれと撮った写真です。(2004.11.21撮影)





このときに買った切符です。料金は詳しくはわからないですが、ちょっと安くなっているようです。
これがないと代行バスには乗れません。バスに乗る直前で、乗務員の方に見せてから乗ります。




越後湯沢駅東口にあった案内板。バスターミナルにはかなり大きな案内板がいくつもありました。
他にも駅員さんや警備員さんたちが、乗り違いのないようにいろいろなところで誘導しておりました。




普段はバスを止めておくだけの駐車場なのですが、ここにずらりと並んでいるのが代行バス。
この後ろにももう1列並んでいました。
右側から1号車、その後ろが2号車、真ん中が3号車でその後ろが4号車・・・と並んでおり、
ここでも多くの乗客が誘導され、1号車から順に乗り込んでいきます。
まるで羊と牧羊犬のよう(^^;。




堀之内IC近く。小出ICあたりまでは順調に進んでいたのですが、その小出を過ぎたあたりから
車線が1本のみとなり、あちこちで改修工事がされていました。




地震でゆがんだ標識。路面もゆがんでいるのがわかるでしょうか。
バスに乗っていると激しく上下に揺れるため、スピードが上げられませんでした。




土砂崩れのあったところは、このようなブルーシートが被されていました。




改修工事が済んでいるところはアスファルトの色が違っています。
防音壁や中央のガードレールがゆがんでいるのがわかります。
車内が激しく揺れるので、撮影もうまくできませんでした。




震災を受けてから、立ち直ろうとする人たちの気持ちは皆同じです。
メインの通りにあるこの幕は、とても印象的に見えました。




長岡駅の入り口。上越線と信越線の柏崎方面は不通のまま。
右にちらっと見えているのは代行バス用の看板です。
駅の中の方はひっそりとしていましたが、入り口周辺では運行状況を確認する乗客でいっぱいでした。


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