エディがAV(オーディオ・ビジュアル)やホームシアターに関して熱く語る


新・リビングシアターの紹介

(2008.5.12)


結婚を機に、1ルームマンションから2LDKアパートへ転居した。
当然のことながらリビングに設置することになった
ホームシアターについて、報告も兼ねて紹介する。





  “マイ”シアターから“ホーム”シアターへ  

 転居したのが2月上旬のことなので、本来であればもっと早くに
 新しいホームシアターの状況を報告したかったのですが、
 転居後のドタバタ、結納、結婚式場選び、仕事の山場と
 多忙が続き、更新が遅れてしまいました。すいません。
 (まあそんな期待されてないか??)

 さて、転居に当たっては、AVマニアとして一番の懸念事項は
 「ボクのホームシアターはどうなるの??」
 であった。当然のことながらリビングにAV機器を置くことになり、
 なんならスクリーンは諦めるよ、リアスピーカーも諦めるよ、
 でもGold Signatureだけは連れて行かせてよ〜
 という感じで低姿勢でいたら、嫁さんが意外と寛容で助かりました。
 「好きにしていいよ。スクリーンも折角なんだから、続けなよ」

 1ルームを使った「自分だけが楽しむ場」としてのシアターから、
 リビングを使った「自分も家族も楽しみ生活する場」としてのシアターへ。
 趣味性の高い空間でありながら、リビングの雰囲気を壊さずに
 生活空間の中にAV機器を溶け込ませなくてはならない。
 とは言っても、私の場合は以前から「安らぎの場」としてのホームシアター
 というコンセプトでやってきたので、それを踏襲することにした。

 私は「シンプル、モダン、温かみ」というインテリア志向を持っているが、
 この方向性がほぼ嫁さんと合って(あるいは合わせてくれたのだろうか)、
 新しいリビングシアターの構築にあたっての部屋選び、インテリア選びなどは
 ほとんど衝突なく進めることができた。



   リビングシアターの紹介  

 

 LDKの広さは約11畳。本当はもうちょっと広いLDKを探していたのだが、
 住んでみると11畳くらいがちょうどいいという感じ。
 これ以上広いと、広過ぎて落ち着かなかったかもしれない。
 それに空調効率も下がりそうだ。
 明るいフローリング調(木材ではなくマット)の床、それと同系色の扉、窓枠(!)で
 部屋に何もない時点で明るい部屋だった。
 2004年築の築浅物件、駅徒歩10分、それでいて家賃もリーズナブルだったので
 嫁さんと満場一致でこの物件に決めた。

 

 AV機器の配置は何パターンか考えた末に、今の配置になった。
 以前はテレビとスクリーンを別方向に配置していたが、
 転居を機に同じ方向に設置したいと考えていた。
 上の図で、左下側がベランダ、左上側は扉があるため、こう置くしかない。

 スクリーンは、使っていた掛図式のものを扉の枠に引っ掛けたら
 下端がちょうどGold Signatureの頂点になったので助かった。
 問題はプロジェクター「LP−Z4」の設置場所だ。
 AVラックに置かれたRDZ−D70からHDMIケーブルを伸ばすとして、
 ソファを過ぎたあたりで5メートルである。
 HDMIケーブルは5メートルを超えると、減衰をカバーするための
 アンプ付のものになり、一気に価格が上がって2万円とかする。
 そのため、プロジェクター常設を諦めて、使用時のみソファ左後方の
 パソコンデスク上に設置するという形式を取っている。
 普段はソファ左下部にこっそり置いてある。

 リアスピーカーの置き場も問題となった。
 置くとすればソファの両脇やや後方にポールスタンドを使うなりして設置するか?
 しかしソファの右後方はキッチンとの動線上であり、ぶつかる可能性が高い。
 じゃあ部屋の隅の物入れと冷蔵庫の上を使って置くか?
 しかし冷蔵庫の上には電子レンジとトースターが鎮座しているのでダメ。
 ということで、ここは思い切って2チャンネルに整理することにした。
 HDMIを使ったロスレスサラウンドの波が来ている中、逆行することになるが、
 割り切ったシンプルなシステムというのも、どこか気持ちいい。
 マークさんが2チャンネルのシステムにした時も、気持ちよかった。
 シンプルな分、嫁さんも操作しやすくなることだしと、
 気持ちを決めたらあっさり自分でも納得した。
 AVアンプ「AVC−1630」、スピーカー「SC−V707」とはお別れした。

 

 照明は、やはり間接照明を置こうという話になったが、
 電器店でスポットライトと蛍光灯が一体化したジャンルを発見し、
 これなら間接照明を設置する場所に悩む必要がないし、
 制御も蛍光灯のリモコン1つでできるということで、購入した。
 LEDランプを使った松下電工製のものは高いが、私が買ったのはコイズミ製。
 10畳用の蛍光灯は大体2万円程度からあり、それに1万円弱加算する値段で
 スポットライトが付くので決して割高ではなかった。
 買ってみて、目論見通りの便利さだと実感している。

 これまでは、ソファに座った時の目の位置にスクリーン中心があったのだが、
 今回はソファに座ってやや見上げる位置になった。
 首が少し疲れるので、クッションを首に当てたりして見ている。
 それと、スクリーンへの距離が遠くなったからか、80インチが小さく見える
 ようになった。とはいえ100インチにするとスクリーンの下端が
 スピーカーにかかるし、右側も通路を塞いでしまう。
 スプリングローラータイプのスクリーンにすればいいかもしれないが、
 アパートに釘は打てないし、突っ張りポールを使って設置するのも
 大掛かりになってしまってリビングの雰囲気を壊しかねない。
 ということで、しばらくは80型で行こうと思う。



    次なるシステムアップは?

 現在購入を検討中なのは、液晶テレビとブルーレイレコーダーだ。
 液晶テレビは引っ越す時に買い替えかなと思っていたが、
 引っ越し先までブラウン管を連れてきてしまった。
 これが液晶に変わったら部屋の雰囲気が相当変わると思われる。
 検討しているのは32型。
 これを超えるとスクリーンにかぶってしまうからだ。

 選ぶポイントは画質はもちろん重視。
 部屋の雰囲気を壊さないデザイン、黒い物体や安っぽい物体は勘弁。
 テレビ自体の音質も、普段使いの時の聞きやすさという意味で重視したい。
 最近出てきた「超薄」はスタンド使用では意味がないので重視せず、
 レコーダーとの○○リンクもあまり重視しない。
 購入する機が熟したら徹底比較して決めようと思う。

 ブルーレイレコーダーの方はというと、「ブルーレイで残したい!」
 と思える番組が最近ないので、現行のHDD/DVDレコーダーでも
 用が足りてしまっていて購入欲は減退気味。
 買うとすれば、現在使用中のRDZ-D70が非常に気に入っているので、
 やはりソニーが筆頭だ。逝くなら最上位機種のRDZ-X90。
 しかしXMB(クロスメディアバー)や編集時のレスポンスが
 もっさりしているのがネックだ。

 しかし、今やAV機器の購入も嫁さんに伺いを立てなくては買えない身。
 結婚式、新婚旅行、ベビー(?)、車、貯金と、お金がどんどん必要に
 なってくるので、AV機器はいつ何が買えるか分かりませんなぁ。