AV - eye
   
ここはエディが思いついたAV機器に関する妄想・体験について語ったり、新製品についてコメントしたりするところです。

2003年冬、何を買おうかな

(2003.9.30)


   秋を迎え、2003年もあと三ヶ月を残すのみとなった。AV業界においては、
   年末を睨みメーカー各社から力のこもった製品が続々と発表されている。
   私は今年、購入したAV機器は安いトールボーイスピーカー1台のみ(しかもすぐ売却)。
   やはりもう1つ買い物をしたい!ということで、私エディがこの冬に購入することを前提に
   注目しているカテゴリーについて整理してみたい。



  ― そろそろHDD/DVDレコーダー? ―


PIONEER DVR−510H
(予想売価8万円台半ば)
高速ダビング機能と、ダビング中でもHDDやDVDを見られるマルチタスク機能が魅力的だ。HDD容量は80GB。
  ずーっと頭の中に気にかかっていたのだが、今まで購入せずに
  来てしまったDVDレコーダー。遂に今年購入かと思っている。

  いろいろ理由はある。やはり便利さ。スマートさ。保存性の高さ。
  AVマニアとしてのあこがれ、または義務感。
  エンジニアとして、先端のものは実際に使ってみなくちゃという思い。

  DVDレコーダーは、画質の点では現在使用中のD−VHSと同等
  あるいは落ちることになるのだが、片面での記録にそれほど
  時間を欲張らなければ大丈夫だろう。

そして大きな問題が、実家にある100本に届こうかというVHS資産である。
これをスマートなDVDに変換して保存しなければならないと思っている。
VHSを良好に再生できる機器は、今後どんどん減っていくはず、
デッキが健在な今のうちにDVDに落とさなくてはならない。
同時に、独身で時間がある今のうちに、重要なコンテンツだけを残す編集もして、
DVDライブラリを構築してしまいたいのだ。
現行DVDよりも遥かに記録容量が大きいブルーレイディスクが今度広まっていくことは
想像に難くないが、そうなった時には私は所帯を持っている可能性が高く、カミさんと子供を
ほっぽり出してDVDライブラリをせっせと構築しているヒマはないだろうと思うのである。

HDD/DVDレコーダーは、松下・パイオニア・東芝の他、ソニー、シャープも発売を発表、
この冬は選択肢が一気に増えそうだ。ここにきて薄型でスタイリッシュなモデルも出てきて、
HDD/DVDレコーダーは普及期(つまりは買い時)に入ったという感がある。
予算は本体が10万円程度、DVDディスクに2万位かかっちゃうかな?
詳しい考察はまた機会を改めて行うつもりだ。

  ― 一気に80インチの大画面へグレードアップ? ―


EPSON EMP−TW10
(定価\168,000)
854×480画素のワイドVGAパネルの液晶プロジェクタ。700:1という高コントラスト、低騒音設計と充実の一台
  昨年も低価格なプロジェクターが熱かったが、今年もすごい。
  大画面は欲しいが、プラズマは高くて手が出ない。
  プロジェクターは安いと映像が粗くてダメダメ。
  ついちょっと前まではそうだった。だが、プラズマは高いままだが、
  プロジェクターは価格も下がって品質も上がってきた。
  案外プラズマよりもプロジェクターの方が、安くて、より大きな画面を
  GETできるじゃん!という状況になってきたのだ。
  
  特に私の場合、今の寮が14畳はあろうかという広さで、
  最近28インチのワイドテレビが小さく感じられてきたのだ。
  そんなわけでプロジェクター購入欲がにわかに盛り上がってきた。
  エプソンのEMP−TW10は、売価は12万円程度ながら
  かなり満足できそうな品質を備えており、スクリーンと合わせても
  20万円は越えない予算でOKだ。

低価格プロジェクタは昨年の「LP−Z1」のヒットが記憶に新しいサンヨーから後継機が、
松下は「TH−AE300」の後継機、ソニーは「VPL−HS2」の後継機、
オプトマはDLP方式を採用しながら戦略的な低価格モデルを発表するなど、
この冬は大豊作の予感が充満している。これも機会があれば稿を改めて考察してみたい。

  ― 薄型AVアンプでスタイリッシュに行こうよ ―


Victor RX−ES1
(定価\56,000)
高音質デジタルアンプ技術「DEUS」を搭載。手を叩くだけでスピーカーの初期設定ができるのがユニーク
  以前本コーナーで考察したが、薄型のAVアンプが欲しい。
  分厚いアンプが薄くなることで、我がホームシアターが
  どれだけスマートになることか。
  「RX−ES1」は薄くてスタイリッシュで、デジタルアンプと
  いうことで大出力、音も自分の耳で確認済み、購入の最右翼だ。
  
  他にはパイオニア、デノンが薄型AVアンプを発表した。
  実機を見る聴くしてから、また考えたい。

予算は3万円台〜5万円くらいかと思われる。ふんぎりを付けさえすればすぐに買えてしまう。

  ― まとめ ―

こうやって考えてみると、プロジェクタの購入は先に延ばすことができるが、
VHSデッキとVHSライブラリ資産の余命、それに時間的余裕を考えると、
HDD/DVDレコーダーの購入をこれ以上先には延ばせないかなー。
そういうことで、HDD/DVDレコーダーの購入を念頭において、しばらく過ごそう。

社会人1年目、そんなにお金はありませんので、HDD/DVDレコーダとプロジェクターは
二者択一になろう。AVアンプはそれと同時に購入することもできるかな。


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