(蘇る悪夢編)

■続・「それでいいのね?」
(投稿者:紅兎さん)
ここに書くのは、ずいぶん前こちらに投稿した
「それでいいのね?」という黒夢の続編であろうものです。

非常に長い上に、多少グロテスクな描写を含んでいます。
サイトマスターである電機さん他、二名の方に検閲
・編纂をお願いしましたが、読む方は一応そのことを踏まえて
お願いいたします。
まあそんな、オオゲサなものでもないんですが苦手な方は
苦手でしょうし、念のため。

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つい最近見た夢です。
私は、山の中で誰かを追っていました。
同時にまた、その追われている誰か、も私でした。
(両方とも顔とかは現実の私の顔とは違うんですけど、
意識が繋がってると言えば良いかな)

最初はテレビか何かを見ているような感覚でした。
まあ夢ってそういうもんでしょうけど、視点がなんか…
固定されていないっていうか。アングルが小刻みに変わるんです。

ほんとに演出された映画とかドラマとか見るような、第三者な
視点だったと思います。
画面の中の登場人物をいっぺんに見ていて、両方に感情移入できる
感じでした。

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ざかざかざか、という草を掻き分けるような…
でももっと重い音が耳について、ふっと気付くと視点が
低いんです。

私は、「生き神さま」と呼ばれる化け物になっていました。
(これについては以前投稿したものを読んでいただければと
思います。前回の夢で薬を投与されていた人物が、今回
「生き神さま」として登場していました…)

そして、逃げ出した「生き神さま」の”後継者”を
連れ戻すよう命令されて、後を追っていました。

私は蜘蛛のように、地面すれすれを這うように疾走していました。

視線の先に、化け物の私に追われて逃げる相手の脚が、木の間から差しこんでくる月明かりにちらちらと白く光っています。

途中でずるっと手のひらが滑り、皮膚が剥がれたのが判るの
ですが、私は気にもとめず、ひたすらに目指す相手を追い続けます。

追われている「私」はざかざかざか、という異様な音が
ものすごい勢いで近づいてくるのが判り、恐くて恐くて
仕方なくて。

それでもなぜか、ふりかえらずにいられなくて。
ふりかえっても相手の姿は見えず、気配と音だけが変わらずについてくることに悲鳴を上げそうになりながら、必死に逃げていました。(息があがって、ノドがひりひりしている感じとか…
リアルだった…)

けれど足がもつれて倒れこんでしまって。
音があっという間に追いついて。

月が雲に隠れたのか、真っ暗な中、それでも相手のシルエット
だけはぼんやりと浮かんでいます。
動けないでいる、追われていた「私」の首に、追っ手の「私」の
手が触れました。

どちらの手足も泥まみれのはずなのに、追っ手の「私」の手が
べちゃりとぬれていることに、追われていた「私」は訳が
判らないまま震えました。
単に水にぬれているとかではない、もっと油じみた…
ぞっとするような、生の肉の感触でした。

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追っ手の「私」の目が、追われていた「私」の目を覗きこみ
ました。
同時に暗かった視界が、月明かりをまともに受けて明るく
なりました。

追っ手の「私」の姿に、追われていた「私」は絶叫しました。

腐りつつある、骨のみえる手足。
服は着ていなくて、全身に血と膿のところどころにじんだ包帯を
巻き付け、かろうじて出ているのは目と唇。

間近に覗きこんだ目にはなんの感情もありませんでした。
白目だった部分は黄色くにごり、さらに血管がやぶれているのか
ところどころ充血して、目頭から透明な、でも涙なんかではないとろりとした液体が流れていました。


こんなふうになりたくない―
みんなのところに帰りたい―


叫び続ける「私」の首にかかった追っ手の「私」の手に力が入り、
こきん、と軽い音が耳の奥に響きました。
ひぐっと断末魔の息を吐き出して、追われていた「私」は首を
折られて死にました。

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死んだ瞬間、なぜか殺された「私」の意識は殺した「私」に
吸いこまれるように同化しました。
同化して、ふいに両方が思うんです。

『終わりにできる』と。

追っ手の「私」は自我を失っているはずなのに、連れ戻すべき
相手を殺したそのとき、自分の手ですべてなにもかも終わりに
できる、という確信が急に生まれるんです。
殺されて同化した「私」も、「私は終わりにするために死んだ」
と思うんです。

「生き神」使いの一族という一族、一族を操る主、そして一族と少しでも関わりを持ったものは全て消してしまわなくてはならない。

「生き神」という存在を、たとえ名前だけでも、わずかでも知っているものは全て。

そうしてはじめて、なにもかも終わりになる。

両方がそう思って、そして「終わりにする」と決めてしまう
んです。
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追っ手だった「私」は、追われていた「私」の足首をつかんで
山の斜面を下り始めます。
土を蹴立てる音と、草を掻き分ける音が混じって、ざかざかざかざか、というあの異様な音になります。
だんだんに明かりが近づいてきます。

この時点でなぜか、今まで第三者の視点で見ていた「私」も
同化した2人の中に吸い込まれているんです。

明かりの方には、殺された「私」が好きだった、大切な人たちも
いるはずで、殺された「私」はその人たちのところに帰りたくて
逃げたはずなのに―

さっきまで、会いたい帰りたいとひたすら思っていた
はずなのに―同化した(第三者以外の)2人は殺された「私」を知っているからということで、その人たちのことまで殺そうとしているんです。

そのことに、第三者だった私はものすごい恐怖感を覚えて止まろうとするんですが、いくら止まろうとしても、


「イヤだ、やめてやめてやめて!」


と思っても体は自由にならなくて。
夢の中の「私」たちは山をどんどん下っていって止まらないん
です。

死体のはずの追われていた「私」が、引きずられながら狂った
ように笑っています。
明かりがもう間近に近づいてきています。
第三者だった私は悲鳴を上げて―

そこで目が覚めました。

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前の夢もそうだったんですが…
きっと今まで読んだ本とか漫画とかアニメとか映画とか
ドラマとか…。
そのうちで恐かったシーンとか、それ以外にもいろんな記憶の
断片が切り貼りされて夢になってるんでしょうけど。

なんかもう、夢の中の人物の感情があまりに生々しくて…。
夢の中の空気が、あまりに暗くよどんで、どこにも救いがなくて。

もう二度とみたくありません。
■女の子
(投稿者:カヅト様)
高校行き始めてすぐ見た夢です。


 真夜中に一人で部屋で寝ている(当たり前ですが)と、枕元に大きな黒板が現れたんです。それからどこからともなく赤い小さな光が3つ、その黒板に近寄っていき、黒板の前でおしゃべりを始めました。それはまるで今時の子のしゃべり方で


「ねぇねぇ、コイツ鈍くない?(私を見下ろして)」
「だよね〜、枕元でしゃっべってんのに」
「っていうかさ、うちらが一般人に見えるわけないじゃん」


と言いました。キャアキャア枕元で騒がれたんじゃ寝れたもんじゃないと思って、私はその光達に

「起きてるよ、うるさいなぁ」

と言いました。するとその光の玉は急に女の子の姿になりました、しかも年がそんなに変わらないくらいの。その姿を確認した瞬間、その子達の目をぐっとむき出して


「「「しゃべんじゃねーよ」」」


と声を揃えて唸りました。その瞬間、金縛りに遭い、目が覚めました。

 起きると汗がぐっしょりで体が震えました。家族の誰かを呼ぼうと思い、声をあげました。しかし誰も返事がなく、私は居間に向かいました。居間にも誰もいなくて、ふとテレビのブラウン管に目がいきました。

するとそこにはブラウン管越しに、さっきの女の子3人が目をむき出しにしたままこっちを見ていました。思わず逃げようと足を引くと急に重くなり、私の目の前のブラウン管には… おかっぱで頭が異様に小さい、着物を着た女の子が私の足にしがみ付いていたのです。その子はブラウン管越しに笑って言いました。

 「つぅかぁまぁえぇたぁ〜」


・・・そこで長い2本立ての夢から覚めました。
■annaさんの夢
(投稿者:annaさん)
■最初にこの夢は長くて意味不明だという事をあやまっておこう。
ゴメンネ。

***

その時私はスーパーで買い物をしてたのです。
まぁ生活に必要な物を。地元のイ●ーヨーカドーで。
んで、平和に買い物を済ませていたら突然

ゴギャメギェバキ!!!

とかなんとも言い表せない効果音を発しながらとてつもなくデカイ木の怪物(?)がオ
ロローンと店の中に入ってきたのです。
当然逃げ惑う買い物客達。
そんなのをしりめになぜか平然と目もくれず生活のためにバーゲン品をあさる我。

床のタイルをバキバキと根っこで破壊しながら
なんとそのツリーモンスター(勝手に命名)が私の方にまっしぐらに襲い掛かってく
るではありませんか!!
やばい!
さすがに私も危機を感じました。

やられる!!

危機一髪のところで、
「早くイトーヨー●ドーの外に逃げましょう!!」
と、見知らぬ、あんた外国人かい?
という程見事な長いブロンド髪の女の子に手を引っ張られ助けられました。

一目散に逃げる、二人。
しかし、なぜか足がもつれて思うように前に進めません。
後ろに迫り来るツリーモンスター。

道路のコンクリまでもゴギャメギェバキと破壊しながら距離を縮めてきます!!
弓矢で応戦しながら逃げるブロンド髪の見知らぬ女の子。(強えぇ)
必死に逃げながら歩道橋を上る私たち。

歩道橋の上には赤毛でロンゲでマッチョな、これまた見知らぬお兄さんがいました。
助けを求める私達二人にマッチョなお兄さんは
「ここは俺が食い止める。君達は早く隣のダ●エーまで逃げるんだ!!」
と言ってくれました。

頼もしいお兄さんです。(マッチョだし)
お兄さんがツリーモンスターと戦って時間を稼いでくれてる間に、私達はお兄さんに
言われた通り隣のダイエーに逃げ込みました。
平和なダイ●ーに逃げ込んだ私達は、●イエーで平和にアイスクリームを買って食
べ、平和にその夢は終わりました。

途中で頼もしくも戦ってくれたマッチョなお兄さんとツリーモンスターがどうなった
かは誰も知りません。

夢なんてそんな薄情なモンですよね。
皆さんもよくありませんか?

(投稿者:古世 弄さん)

あらじかじめ言っておきます。
この文章すごく長いです。

私の見る怖い夢ってけっこうワンパターンなんですよね。

えーほら・・・ゾンビとか殺人鬼とかに追いかけられる夢です。

とにかく自分が怖いと感じるものに追いかけられる夢です。
皆さんも見ますよね?そういうの。



それでです。



「うっわマジかよヤッベー」とか思って、まず・・・逃げますよね?普通は、怖いので。

で、必死こいて逃げていると、突然


足 の 動 き が 鈍 く な り ま せ ん ?!


なんというかこう・・・自分は全速力で走ってるつもりなんだけど、すっげスローモーションにしか走れないという。とてつもなくこっちが不利な。
 

そこで自分は焦ります。

「うっそ何でこんな遅くしか走れないの!追いつかれるジャン!?」と。 

でも夢ってうまく出来てますよね。
追いかけてきてる奴は、絶対に逃げてる自分を捕まえないんですよ。

手を伸ばせば簡単に捕まえられる距離なのに、手を伸ばさないでそのまま追いかけ続けてくるんですよね。
ずっとギリギリ捕まりそうな恐怖を体験させられる・・・。
皆さん、よくこういうことありませんか?

そしてもう一つ。

怖い夢が繰り広げられる舞台は、私の場合ほとんどデパートの中です。誰もいなかったり、店員とかがいるときもあったり。

で、やっぱり


追 い か け ら れ て ま す 。


殺人鬼とかに。
店員とかいても誰も動揺しないし、声かけても助けてくれません。

そこで私は隠れるんですよ。

デパートですから、隠れるところたくさんあります。
私が隠れるところは毎回、ロッカーの中とか、ダンボールみたいな箱の中です。

その隠れた場所には、必ずといっていいほど、外の様子を伺うことの出来る小さな穴があいています。
(ああ夢って本当によくできてます)
そこから殺人鬼などの様子をみるんですが、
そうしていると、殺人鬼からこちらの様子はみえないはずなのに、 


何 故 か ば っ ち り 目 が 合 う 。


そんで見つかって殺される瞬間に目が覚めるという。

鬼ごっことかかくれんぼとかしてると思い出しますよ・・・。
悪夢です・・・。



■ショッキングピンクの下半身野郎(投稿者:皐 劉菜さん)
■『学校の階段』を知らない人は居ないと思います。何故かオレはその学校の階段の舞台となっている学校に居ました。

そこは自分の学校という設定になっていました。(本当のオレの小学校は2,3年前に立て直したばかりでとてもきれいです)オレとオレの友達は学校探検をしていました。霊感があって幽霊が見えるくせにとても恐がりのオレは一番、探検を嫌がっていましたが、無理矢理連れていかれました。


 みんなで歩いていくと『テケテケ』(知っているでしょうか?)が現れました。

ショッキングピンクの下半身野郎はオレ達を追いかけてきました。逃げるオレたちは3階まで上り詰めて逃げ場がなくなったときにある張り紙を見つけてこれに何かを書き込むと助かるらしく急いで書き込んでいたのですが、そこに『リング』で有名な『貞子』が壁からぬぅっっと現れ、オレ達を襲ってきたのです。


 そこで母が「起きなさーい」とやって来て起こされたので続きは見ないで済みましたが、ほんとに恐かったです。特にテケテケは友達と学校の階段のゲームをやった事があって、それでテケテケが現れて以来大ッッッッッ嫌いです!!!長い廊下とかを見るとテケテケを思い出すのでオレは長い廊下を妙に嫌います。

■気持ち悪くて。
(投稿者:皐 劉菜さん)
ついさっき見た夢(じゃないと本気困る)なのですが、、、
私はいつも寝ているベットの上に座っていました。
自分のそのときの格好は何故か普段滅多にはかない筈の半ズボンでした。
ふと私は自分の足を見てみると・・・何と!
“すね毛”がすごいのなんのって、、、
しかもビックリして起きて、また寝ると・・・。
また同じ夢を見るのでした。(しかも、それをもう一回繰り返しました。)

後で気づいたのですが、それは私のおじいちゃんの足そっくりでした。
すごい色素が濃くて長くて太いとてもご立派なすね毛なのです。アレは抜いたら絶対に痛いなぁ。
と思わざるを得ませんでした。。。
■夜中に見た白昼夢
 (投稿者:ねおんさん)

■この夢(だと思いたい)はつい最近見た夢なのですが、夢見の悪さが一番嫌な夢でした。

夢の中で私は部屋で普通に眠っていたんですが、何故かTVがついてそれで起きました。
それでTVを消そうと体を動かそうとしました。

動きませんでした。
首から下が動かなくなっていたんです。

何とか動かそうとしても、指先と足の先しか動かなくて、必死になってると急に右手が動きました。
右手は私の両目を防いで、それきり動かなくなりました。

私はパニックになって大声で叫びました。

でも誰も来ませんでした。隣の部屋で寝ている筈の妹も来ませんでした

そして、いつの間にか声も出せなくなっていると、私の左上から女の人の声が聴こえてきました。


頑張って右指を動かすと、指の隙間から女の顔が見えました。

顔に嘲笑を浮かべてました。
私は怖くなって目を閉じました。

目を閉じて暫くは女の人の声が消えなかったのですが、いつの間にか聴こえなくなりました。
聴こえなくなったのを見計らって目を開けると、女の人はいなくなってて、金縛りも解けてました。
でも、TVは付いたままでした。

因みにこの夢は、寝る前に「筋肉少女帯」のCDを聴いてました。

■触手両替機
(投稿者:新葉さん)
■俺はその夢の中で夜の自分の町へ自転車で坂を下って帰ってくるんです。
でも実際坂道なんて無いんですがね。
で、普通なら田んぼがある筈の場所にビルが建ってるんです。5階建てくらいのやつが。

で、1階がコンビニと(ロ○ソンだった)ゲーセンで、ゲーセンは2階に続いてるんですね。
俺は1階が音ゲーやUFOキャッチャーがあることを確認、ポプをプレイした後2階には何があるか見に行ったんです。

で、もうエスカレーターであがる時からもう何かゾクッとする者を
感じたんです。

2階はゾンビ系のガンシューばっかがいくつも並べて置いてあり、誰もいないんです。
俺は少し気味の悪い店内を見渡していると、赤くて小さい両替機らしきものがあるんです。
で、近づいてみると・・・

・・・蛸足の吸盤がないような、で、先が丸い触手がいたる所から顔をのぞかせているんです。

俺はそれを見て気持ち悪さのあまり、ダッシュで逃げるのではなくもう半分放心状態
になりエスカレーターを降りていきました。
私信とか=あの触手は生々しいものが駄目な俺にはホントきつかった・・・
話したこの一連の場面以外何も覚えていません。

■迎撃回路
(投稿者:ターナさん)
■私が昔から、風邪や水疱瘡などの病気にかかると決まって現れるある夢の光景です。

それも決まって洒落にならない時のみ現れる。

私を中心にして、放射線状に広がる何かの回路。
さしずめコンピューターの回路のようなものが無数に広がってるんです。

回路の色は金色。というか光ってる。
私はその回路に注目していくだけの延々とした作業。
なぜかその時だけは、激しくうなされるらしい。

そんな面白くもない作業を目が覚めるまで。

そうして、朝が来ると頭痛とか、熱とかがけろりと直ってる。

医者もびっくりの回復速度。

友達はそんなのは出てこねぇと言うし。

そのうち、何度もそれをみるうちに名前までつけてしまい。
おかげで最近はよく見る気がしてます。

■夜中の学校
(投稿者:まかふしぎさん)
■恐らく私が中学生の頃に見た夢です。

なぜか私は卒業した小学校を徘徊しています。(しかも夜中)

当然、誰かがいるはずもありません。
しかし、私は追いかけられているのです。


その、私を追いかけている人達は顔の右側がぐちゃぐちゃだったり、包帯だらけだったりとにかく、人型をしてはいるものの何か恐怖心を煽るような……(そして何故か皆、病院着)


そして、もう逃げ場がないという時に私が1、2年の時にお世話になった先生(その時はすでに別の学校勤務になっていました。)が助けてくれたという……

しかし、逃げ切れたかどうかはわかりません。その前に目が覚めましたから。
眠り続けていたらどうなっていたことやら……。
思い出して再び怖くなりました……


■「それでいいのね?」
(投稿者:紅兎さん)
■普段あまり夢を見ないかわりに、時たま見るとなぜかえらくストーリー仕立てになってるんですが、そのうちから恐かったものを。

夢の中で私は、ある旧家の跡取りとして生活していました。
(イメージ的には○神家の一族みたいの)

その家には昔から、「生き神さま」と呼ばれる存在がいるんですが、分家の生まれの私は、突然その「生き神さま」になることが
決められて、にわか跡取りにされ、軟禁されているという夢でし
た。

夢の中の私は「生き神さま」がどんな存在かを知っているんですが…特別な薬で人間の潜在的な身体能力を最大限まで引き出されたかわりに、自我を失って獣のようになってしまった人なんですね。


で、その家の人たちは「生き神さま」を使って、自分たちの主の(政治家かなんか)邪魔になる人間を殺したりとか、そういうことを生業にしている一族なんですよ。(ここらへんモトネタがどっかに転がってそうですが…/笑)。


「生き神さま」には特殊な体質の人間しかなれず、さらに薬の影響で、なった人間の寿命は長くても半年か一年。
最後は暗い部屋にうち捨てられて、体の末端から腐って溶けてだれにも看取られず死ぬんです。
私は自分の前にそうやって死んでいった人のことを見て、もう知ってて。

(頭から足の指先まで血と膿のにじんだ包帯でぐるぐる巻き、その中で片方の目だけがこちらを見ている…っていうのを強烈に覚えてます)。

このままいたら自分も同じになるって判ってるんですよ。

口にするものすべてに薬が混じってて、だんだん記憶のない時間が増えてきてて。

最後の仕上げというか、本当に自我を壊される、心を殺される日が近いって判ってるんです。



で、ある日庭先に出て、垣根の向こうで普通に暮らしてる人たちが普通に歩いてるのをぼんやり見てると、そこにお家つきの医者と看護婦数人、本家の爺さまだの婆さまだのがやってきて。

ついに来たって判って、それまで諦めきっていたけれど、本能的にとっさに逃げかけるんです。
そしたらそこで、看護婦の一人が無表情に一言、


「それでいいのね?」と。


逃げていいのね?と。


特に冷たい声というわけでもなく、顔と同じように
無表情な声音なんですが、私はそれを聞いて
「こいつは容赦しない」って思うんです。
何の感慨もなく、淡々と残酷なことができる人間だって
悟るんです。

いま逃げても、数メートルもいかないうちに捕まる、そうしたらただ薬を投与される以上に酷いことをされるっていう恐さと、助けはないっていうのとで私はぎくしゃく自分で歩いて看護婦の所まで行って、縁側に腰掛けて。

看護婦に頭を抱きかかえるようにして拘束され、薬の注射器が用意されていって。
(その間、「お願いだから、お願いだから」と夢の中の私がつぶやいてたのを覚えてます。だらだら涙流しながら。)

看護婦の腕が首に回り、手がこめかみをあらわにして、冷たい感触とアルコールの匂いを感じたかと思うと、ぶつっと音がして。
同時に冷たい液体が自分のこめかみから体内に広がっていくのを感じました。

そこで目が覚めて、しばらく本当に恐くてまともに息ができなかったんですが、しばらくして落ちついてみると、どうにもツッコミたくなる点が一つ。

…看護婦さんがみんな美少女もしくは美人なおねいさんで、しかも黒ゴスロリなメイド服って…どういうことだろう…。

…病は深いということで、まあおひとつ。
■病院
(投稿者;電鬼)
■実生活で骨折した頃だから中学生位かな。この夢見たのは。

骨折して病院に行く俺。
だけど何か逃げなきゃいけない様な気がして、怖くて逃げようとするとギブス巻いた人が何人も立ちはだかってて通さないの。

で、タックルして何とか廊下に出ると、そこにはあのほら、車がついてるベッドあるでしょ?担架に車輪ついてる感じの。
あれが二つ迫って来るんスよ。

上にはスキンヘッドでギョロ眼、皮膚が白くてひび割れてる男と、同じくスキンヘッドギョロ眼、皮膚が緑でぶつぶつ盛り沢山の男。

寝たきりで顔だけこっち向いてて、よく見ると担架カー(名前知らねえんだもん)を長い手で漕いでるの。

で、俺の方に無言で近寄ってくるんす。
何するでもなくただ近寄ってきて。

そこにうちのオヤジが現れて

”逃げろ!!ここは俺が何とかする!!”

と言って割って入り、俺は病院から逃走、外でファンタを飲んで夢は終了。


意味わかんないでしょ?そんなもんよ夢だから。
■ゴミの山の奥底に
(投稿者;電鬼)
■部屋の中にゴミは山ほど溜まってるんすよ。
で、俺はその中で暮らしてて。

そんな生活を送り続けているある日、俺は思い出すんですよ。

”そういえばゴミが山になってるあの辺りで俺、ハムスター飼ってなかったか?”

”確かあそこのゴミの下には亀の水槽があったはず・・・”

色んなペットを飼っていたのを思い出すんだけど、どれも最後に見た記憶が3年以上前!!

無論生き物が動いてる音なんてしなくて、片付けようにも怖くてペットがいたはずの一角をどうしても片付けられない・・・そんな夢でございました。


※実際の俺の部屋は散らかってるけどそこまでじゃあないです。念のため。