信じてくれ編


じっと見る女の人
(投稿者:血ノ瀬 撒さん)
林間学校の時の夜。
班の女子と他の班の女子と寝る事になっていました。
私と友達Mさんは窓側に寝ていて先生がくるかどうかを確かめる事になっていました。
私はよく確かめていて窓から外を見ていました。
そうすると,はっきり見えなくてよくは分かりませんが,黒髪の女の人が私の方をじっと見ていたのです。


なんか奇妙な感じがしたので目を逸らしてしまいました。
数秒だって見てみるといなくなっていたんです。
布団に潜りました。


そうすると,友達が"ねぇ,先生来た?"と聞かれてもう一回見てみると,また黒髪の女の人が居たんです…。


しょうがなくずっと見ていると女の人は歩き出してこっちに向かってきたんですよ…。
どうなるかと思ったらすぐに消えたんです。
そうしたらクラスの男子Kが歩き出してトイレに行ったそうで…。
私信とか=その後が良く分からなくなってしまいました…。(汗)
男子Kのおかげで何とかなりましたけど,男子K苦手ですよー。
その前にこの話…本当なんですよ…。
フフフ…♪(キラン)
■雨
(投稿者:オオツカさん)
俺が5,6歳くらいのときだったと思います。


公園で友達と遊んでいたのですが、友達が用事が有って先に帰りました。

俺と友達は砂場で城っぽいものを作っていて、それの途中で友達は帰ったので、俺はさらに一人で作ろうと思って公園に残っていました。


ちょっと暗くなって、雨が降ってきました。


あーあと思いながら、滑り台の下で雨宿りをしました。する事が無くて、暫くぼーっとしていました。
その公園は、JRの線路がフェンスを越えて隣り合って走っています。


気づいたらその線路沿いに人がいてました。
結構しっかりした足取りで、遠ざかる方向に歩いているのですが、今思うと遠ざかって行くという事は、反対側から来たか、いったん来て戻って行くかなんですが、俺はその部分は見ていません。

ぼーっとしてたからかもしれないし、突然現れたのかもしれません。
小さかったので違和感を覚えずにその人を見ていました。
雨も降っているのに、冷たくないんかなぁと思いながらみていると、雨に当たっているのにその人は濡れていませんでした。
それに、方向は遠ざかって行くように歩いているのに、何故かちっとも小さくなっていきませんでした。移動してなかったのかもしれません。

俺はあまりそのときは考えていませんでした。
見ていたのは、1分くらいだったと思います。


プワーンと音がして、電車が走ってきました。


そして、はしりすぎると人の影は無くなっていました。
無くなったと思ったのです、が線路の上を這う様に何か、塊のような柔らかいものような影が動くように見えました。



ゆっくりと、この時俺は、初めてこわいと感じました。その場から去りたかったのですが、雨がまだ降っていたのでその場を動けませんでした。

その変なものは、だんだん上に伸びるように動き、50センチくらいの高さになったところで、突然雨に打たれたところから消えるように、上部の方から消えてしまいました。


雨が降り初めてから、人(変なもの が現れて消えるまで、多分10分もなかったような話です。
雨はその後すぐにあがって、俺は走って帰りました。
親や、兄や、友達に言ったのですが、もちろん信じてもらえませんでした。


その公園は、近所の良く行く公園だったので、その後も何度も行っきましたし、雨の降る日に通ったこともありますが、
やはりそれ以来全くその変な物を見ることは有りません。
あのまま友達が帰らずに一緒にいたら、一緒に見る事になったのでしょうか。

小さい俺一人だったので、本当だったのかどうか俺自身も気になります。

あと、蛇足ですがそのときに作っていた砂の城(っぽいもの、なぜかその雨がふった次の日公園に行くと、何故か殆ど形を変えずに残っていました。他の部分は結構雨に打たれて、平らっぽくならされていたんですが。
子供が作る砂の城なんて、強度もたいしたこと無いのに、それも不思議ですね。
■イギリスの恐怖
(投稿者:TAILさん)
今日は私の恐怖体験の一つ(要するに複数ある)をお話したいと思います。

うちが巫女や神主の家系であることは、前にお話しましたが、今一番、霊感があるのはうちのお婆様にあたります。

途中で九州男児の血が混ざったりしているため、お婆様ほどの力を持った人はいないのですが、実は私がけっこうな霊媒体質だったりします。でも、修業なんかいっさいしてませんから自分で対処できない困ったちゃんだったのです。(頭がおかしいとかじゃありませんよ!)


ぴちぴちの11歳の時、父と母が仕事の関係でオーストリアに行っていたため、私はお婆様に預けられていたのですが、夏休みを利用して両親に会いに行ったのです。

父が「イタリアに観光に行っては?」とホテルをとってくれたので、イタリアに行くことになりました。

ところがどっこい、ダブルブッキングになってしまい、泊まることができなくなってしまったんです。他のホテルを紹介してもらい、泊まったのですが、そこの部屋を見てびっくり。他の部屋とは作りがまったく違うのです。

何故か上の方にあったのです。しかも手が届かないから開閉不可能。しかも何故か鉄格子。

「…牢獄?」っていうような部屋。しかも、その部屋に入ったとたん、お婆様が気分不良を訴えたのです。部屋は二部屋とっていたので、お婆様とお爺様に普通の部屋を譲って私と父がその部屋に泊まりました。



しかし、その夜。疲れていたので、ぐっすりと眠っていたのですが、猫の鳴き声が耳にさわったのと、異様な感じがして、目が覚めました。

すると見てびっくり。部屋中にクロネコがいるのです。父(いびきかいて爆睡)を起こそうにも何故か体が動かず、声もでません。


その時、腕を誰かに掴まれた気がして、視線だけ向けたら、父のベットの下から女の人が顔をのぞかせて、私の腕を握っていたのです。私はたまらず、力を振り絞って声を出しました。すると、何故かお婆様が部屋の扉を開けて入って来たのです。そのとたん猫と女の人は消えてしまいました。

しかし、父はまだ爆睡。お婆様いわく、


「いやな予感がして、部屋にかけつけた時に悲鳴が聞こえたので、いそいで部屋に入った」らしいです。


父に話しても信じてもらえず、しかも猫の鳴き声なんか聞こえなかったそうです。これは本当にあった話なんです。いや、本当に(病院に行かなくても大丈夫です)
■地味だけどホントなんですよ

(投稿者:鳳仙花 翡翠様)
■私が小学校低学年の時の事です。


ある時、家の洗面所にミカン入りの段ボールがありました。

私はそのミカン箱を何気なくふと見ました。
蓋の所には当たり前の様に注意書きが書かれていました。
『生物ですので涼しい所に保管して下さい』
最初は当たり前な注意書きだと思ってそう読みました。しかしよーく見てみると、
『生き物ですので涼しい所に保管して下さい』
・・・・・・生き物?

親に訴えましたが、その時にはもう捨てられていました。親は全然気がつかなかったらしいのです。
そう言えば少し物音がしていた様な・・・。

今となっては謎のミカン箱は密かな思い出です。
■尋ね宇宙人
(投稿者;電鬼)
■もう大分前。ってか俺が小学校の頃。なので相当前。

親戚の家に泊まりに行くのが毎週の行事で。
その時におかしなCMを見たんスよ。


何か宇宙が映ってキュイーンって感じの宇宙の音?とナレーション。

”○○○星人を探しています。○○○星人を見かけた方はご連絡を下さい。”


テロップには連絡先が出てて。
これは間違いなく見たんスよ。

そのCMを見たのってその一回こっきりなんだけど、他に見た人もいるっぽいんスよ。

一番気になってるのはその、なんとか星人が見つかったのかどうかって事ですな。
■修学旅行のこけし
(投稿者:お名前不明)

修学旅行の夜・・みんなであーゆー話をしていた・・
その後に見た・・(多分)ほんとうの霊の話・・。
12時過ぎ・・

友「でさ〜あいつってさ〜」・・・

急にふすまが・・


   ガタン!!

みんなでふすまを見た・・
しかし何もおこらなかった!!

話再開・・

   ガタン!!

みんなで再びふすまを見る・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガッターン!!

 ギャーーーーーーーー(心の中)

足が固まって動かない・・のどから声が出ない・・
ふすまがまだガタガタいってる・・俺も逝きそうな予感・・
でもこっちは七人!相手はたかがふすま!

でも勝てない!

  ふと気づくと・・ドアの所に女の顔が・・
見えたのは俺と、、Eくんだけ・・

  ふすまがガタガタいっている!

急に止まった・・

  友達とふすまを開けてみた・・

 そこには、、・・

友「な〜んだ・・座布団がおっこってきただけじゃん!w」
けれど俺には・・

中には何もないように見えた・・

  いや・・こけしがひとつあったと思ったな・・・
 

     泣いてました・・
■今から3…
(投稿者:病猫さん)
■えーと。今から確か9年くらい前??

わたくし、英語の塾に通っておりまして、そこで知り合った女の子二人に面白いものを教えてもらいました。


その名も「恐怖の電話」


ある番号にかけると、怖い話が聞けるという電話なのです。
誰も居ない家で、実際に試してみるわたくしと姉。


トゥルルルル…


トゥルルルル…


"…昔々…今から3…"


ガチャッ!!
暗い男の声に恐怖した姉は思わず電話を切った。
それ以来すっかり怖くなって忘れていたのですが、それからしばらくたったころ。ちょうど、英語塾を辞めたころにもう一度わたくし一人でトライ。


"おかけになった電話番号は、現在使われておりません"


あれれー??

最近姉に問うてみたところ、「そんなん知らないよ」の一点張りで。
怖いよー。
■時計の秘密
(投稿者:紅兎さん)
■つい昨日のことなんですが。
父の部屋で、ふと机の上にある時計に目をやったら
秒針がもの凄い勢いでグルグルしてたんですよ。
なんか古いタイムトラベルものとか、不条理ものな映画の
演出みたいな感じで。

で、私が見たとたんに
「あっヤベ見られた!」という…非常に焦った雰囲気で
普通にちっちっちっ…って。

ナ ニ ソ レ 。

しばらく見張ってたんですが、もうグルグルしてくれません
でした。

ちょっと自分の見たものが信じられなくて、母にも
「お父さんの部屋の時計だけど…」と訴えてみたんですが、
「あーあれ壊れてるのよね」とあっさり答えられました。
しつこく言うと、
「最近の時計は、自分で自分の時間の狂いを直す機能ついてる
らしいし、それじゃない?」と。

…あの動きは壊れてるとか機能とかじゃないと思うよ、お母上。
■小さい子供。
(投稿者:ヤスダさん)
■数年前の出来事です。
親戚のお兄さんとその奥さんが自分の子供達を連れてうちに遊びに来ました。
その子達は2歳と生まれたばかりの赤ちゃんでした。
私は姉と兄がいるだけで妹などが居なかったのでとても興味津々でした。
そして2歳になる子と兄と遊んでいたときのことです・・・。

兄「じゃぁお菓子でも食べようか?」
私「わーい!!」
子「何?何?」
兄「じゃぁ手を出して。」

兄が差し出したのはラムネでした。
それをもごもごと食べて私は兄にもっとくれとせがみました。
それを真似して2歳の子も兄にせがみました。
兄は「しょうがないな」とラムネをまた皆に分け与えたときのことです。
2歳児の口から信じられない言葉が飛び出したのです。


子「・・・殺してくれ」


それを聞いた瞬間兄と私は固まりました。
私だけが聞いたと思ったらやはり兄も聞こえていたようでした。
そしてその子はあばあばと元の子に戻りました。
一体なんだったのでしょう?
今でもたまに兄と話します。
他の人に聞いても誰も信じてくれません。
とても怖かったです。
■もう一人の私・それとも・・・
(投稿者:翔羽さん)
■少し前のこと。
仕事が終わり駅に行き、電車を待ち来た電車に乗る。そんないつものことをしようとした時でした。
乗る電車をその日はなんとなく目で追っかけてました。

その時見ちゃったんです。
電車の中で椅子に座ってこっちを見てにこりと笑っている

自分を

鏡で朝毎日見る自分の顔。しかも制服も同じ学校の。
世界には同じ顔をした人物が居るというけどアレは・・・なんだったんでしょう。

無論、これも誰も信じてはくれませんよ。
信じてってば。

■此処に。

(投稿者:翔羽さん)
■それは祖父様が亡くなった日。

本人の意思で死に化粧など全てを家族が行いました。
そして霊柩車で葬儀場へ。
祖母様も祖父様に着いていきたいからと他の親族と一緒に葬儀場へ。

私も行くために一度荷物をとりに家に入った時
誰も居ないはずの家から人の気配。
気配のするほうを見に行くと
祖父様の亡骸があったところに座る祖父様が。
こういっちゃ変ですが祖父の魂(?)はまだ家に居たんです。

でもこの話誰に話しても信じてくれませんよ。あまつさえ親族でさえも。

誰か信じてよぅ!
■月夜の晩に
(投稿者:あきさん)
黒くも怖くも無いのですけれど、誰も信じてくれない実体験です。

あるとき、私と妹で夜中に家を抜け出して散歩をする事が度々あって、"満月の夜のお約束"といって、満月の晩、1:00頃から出かけるのです。

そんなある日の満月の夜、いつもよりやけに気分が良くて、ふと立ち寄った公園で月を仰ぎ見たのですよ。

したら。

なんかが、ふっ。と月を横切ったのです。
満月の手前を、赤い羽根のなにかが飛んでいった!


「ユーリ!?」


思わず叫んだ私に、妹は「は、莫迦じゃん」と冷たい一言。
でも、赤い羽根を持っていて、かつ成人男子くらいの大きさって、ユーリしか思いつかなかったんだものー!

再び見なおしてもなにも見えなかったけど。
ユーリではないにしろ、大体成人男子くらいの大きさの、赤い羽根を持つものって…なんだったんだ??
■テレビの中のハゲ頭
(投稿者:まかふしぎさん)
■私が小学生の時(カーブミラーとは年が違ったと思いますが。
)夏休みに祖父の家に帰省していた時のこと。


昼時に「ワイドウォッチャー」というバラエティ(?)番組が
あって、一週間心霊特集をしていたんですが、その、5日目だ
ったと思います。

いつものように「怖い〜」とか「きゃー」とかきゃいきゃい言いながら見て、番組が終わった時いきなりザーっと、画面が砂
嵐になってすぐ白くなったと思ったら、画面右下からハゲ頭が
……ぬぅって……いとこに言ったら「話しとったお坊さんや」
と……番組の仕様だったのかどうなのか今となっては確かめよ
うもないのですが、そういうのは普通最終日にやりますよね…
■知らない男子
(投稿者:カヅトさん)
■私が小学1年生、もしくは2年生の頃にあったことです。

遠足で市内の川へ行きました。

その川には飛び石がいくつもあってそこでしばらく遊ぶことになったのですが、私は運動神経が非常に悪く、ずっと岸の方でしか遊びませんでした。

 しかし皆が飛び石を渡って、向こう岸へ遊びに行ってしまいました。私も皆についていきたかったのですが、飛び石の感覚が凄く離れて見え、足がすくみ皆において行かれそうになって思わず泣いてしまったのです。

 友達も向こう岸について遊び始めたのに、私はただただ足元を見つめるのが精一杯でした。


 その時、「大丈夫?」と男子に声を掛けられたのですが、その男子の顔を見ることが出来ませんでした。泣き顔を見られるのが嫌だったからです。


するとその男子は私の手をとり、ひとつずつ、ひとつずつ、ゆっくり飛び石を飛び越えていきました。ひとつ飛んでは私に向き直り、手を引っ張って。

 そうしているうちに向こう岸につくことが出来ました。
「ありがとう」と言いたくて顔を上げたとき、そこには誰もいませんでした。

 同じ学校の男子なのか、それとも地元の男子だったのか。誰に聞いても「見てない」としか言われ、結局今もその男子の正体がわかりません。しかし私は8日から、その飛び石が見える高校に通います。その人に「ありがとう」と言える日が来ることを祈って。

■カーブミラーの中
(投稿者:まかふしぎさん)
■おそらく私が小学生の頃、夏休みに祖父母の家に帰省していた時の話です。

その日は、車で出かけることになっていました。
しばらくして、車がカーブにさしかかった時、カーブミラーに
ふと目がいったんですが、カーブミラーには本来私たちの乗っ
ている車が映るはず。


なのに、なぜか、テレビの砂嵐が映っていて、その砂嵐を背景
に青いシャツを着たお兄さん(だったと思います。髪は短かっ
た。)が、見下ろされた形(つまり、ふかん)で映っていたの
です。

しかもそのお兄さん、目の部分には、心霊写真に写った人間の
方にはいってるような、黒い線が入っていたのです。


このあとすぐに同乗者にこのことを話しましたが、やっぱり信
じてもらえませんでしたね。ははは。なんだったんだろう……

■ガレージの何か
(投稿者:文安国さん)
■私が5歳ぐらいの頃、近所の家に古い大きなガレージがあって2階が物置になっていたんです。

探検ごっこのつもりでその2階へ続く階段を上がりきって横を見た瞬間、

「千と千尋」に出てくる「顔無し」というか
「ウルトラマン」の怪獣「ウー」というか

そんな感じの毛布(じゅうたん?)をかぶった化け物がガバッ!と出てきてパッと跡形も無く消えてしまったんです。

しかもその毛布が足元に丸まっていたんです。

恐くなって急いで外に出て2階を見上げたら
窓ガラスが、がたがた揺れていました。

そいつが何をしたかったのか分からないけど、
もうあのガレージへは行けません。

■UFO
(投稿者:新葉さん)
■あれはちょっと前の帰り道でしたね。
それは晴れた夕焼け空を凄い勢いで飛んでいきました。
俺は飛行機かなぁと思いつつ観察してみると、

消えたんです。晴れ空で。
それも緑色の光を発して。

近くの友達に言うと、
「バァカ、飛行機に決まってんだろうよ」
と当然信じてもらえません。
飛行機雲も立っていませんでした。

あれはUFOですよ!間違いない!

ちなみに、俺は目がイマイチ良くないんでなんなんですが友達の言うにはうっすり曇りだったみたいで。

でも、緑色の光は見たんですがねぇ。しっかり。

■踏み切りで見たオオカミ男
(投稿者:Sweet Vanillaさん)
■これは、私がまだ小学生だった時の話です。

当時から夢見がちだった私は、「この世界には、周りに正体を隠して人間のフリをして生きている不思議な生き物やモンスターが居るに違いない」と強く信じていました。

 そんな私に、ある日運命の出会いが・・・。


 当時ピアノを習っていた私は、レッスンからの帰り道、いつも通り踏み切りが開くのを待っていました。隣りには真夏なのに帽子を目深に被った長身の若い男の人が・・・。

 子供心に、暑くないのかなぁと横目で窺っていると、丁度線路に急行列車が通り、そのせいで急に突風が吹いたんです。 その瞬間、彼の帽子が飛ばされ、彼の頭の脇からピョコン!!と赤茶色の、尖ったハスキー犬のような耳が飛び出したのです。 

 私は瞬時に(この人は狼男だ!!)と思い、接触を試みました。しかし、驚き慌てたのは彼のほうで、怯えたような目で私を見ると急いで帽子を被り直し、タイミング良く開いた踏み切りの向こうへ人間とは思えない速度で走り去り、あっと云う間に見えなくなってしまいました。 この一連の出来事はその後、誰からも信じてもらえず終わってしまい、子供ながらに悔しい思いをしました。 でも、彼は確かにあの時、私の隣りに存在していたのです。 

今でも私は、ポップンミュージックのアッシュでプレイする度に、彼の事を思い出します。 

■鶏を絞め殺そうとした時の話
(投稿者:bow-knowさん)
■15年ほど前の話です。


両親が共働きなことや、地理的事情、引越しを繰り返したり…などの事情が重なり、保育所に預けられたり、祖父母に預けられたりしていた私は、両親とのふれ合いをあまり感じることなく、幼年期を過ごしていました。

やがて、両親の仕事がやや落ち着いてからは実家で生活できるようになり、日中は保育園に通うことになりました。


その、保育園での話です。

私は周りで活発に動き回る園児達に、あまり馴染めずにいました。
話しかけてくるのは保育士の先生や、園長先生ばかり。
先生も、他の園児達の相手をしなければいけない時は、私は一人で遊んでいました。


そんなある時、園庭のはじにある、鶏小屋に興味を持ちました。


小屋の中で飼われていたのは鶏のオスとメス、そして性別不明のチャボ。
自分よりも小さく、奇怪に動き回る小動物に、しばし見入っていました。

時刻は夕方頃で、他の園児達は親に連れられ、家に帰っていく時間。
その日もいつも通り、母親が来るのは遅く、園内に残っているのは数人の園児と、先生のみ。

先生は夕方遅くなると、事務室で仕事を始めてしまうので、園児の相手は園長先生が
一人で行っていました。
もちろん、園庭に目を配る暇もありません。
私は周りに誰がいたか、そんなことも確認せずに、躊躇無く鶏小屋に入っていきました。

小屋の中をせわしなく動き回る三匹の鳥。
私はオスの鶏をつかまえ、鶏冠をつまんだり、足を引っ張ったりして遊びました。

鶏は腕の中で激しく暴れ、私の膝のあたりを引っ掻きました。
鶏の爪は思っていたよりも鋭く、左足の内側、膝の隣のあたりから、血がどろりと流れ出ました。

足を伝って地面に滴り落ちる血を見て、少しずつ、怒りが込み上げてきました。
腕にも力が入り、ちょうど、鶏の首をきつく絞める状態になったのです。
鶏はさらに暴れ、羽をばさばさと振りまわしながら、かすれた声で鳴き続けました。

その時、鶏の顔がかすかに歪んだかと思うと、その眼を広く不気味に見開きました。

そして、鶏の鳴き声とは思えないような、低い人間のような声で、

「やめろ」

と一言だけ、呟いたのです。
その一瞬、私は巨大な殺意を感じ、目を閉じました。
腕にはさらに力が入り、鶏の動く感触は、だんだん、小さくなってきました。



「ちょっと、何やってるの!」

しばらくして、鶏小屋で鶏が騒いでいるのを聞きつけた先生が、やってきました。
私は我に返り、掴んでいた首をはなしました。
鶏は力無く地面に叩きつけられ、しばらくは動きませんでした。
その首には、握り締められた後が、クッキリと残っていました。

鶏に引っかかれた足は少し抉れていて、肉の部分が見えるほどで、すぐに病院に連れ
て行かれました。
その時の傷跡は、今でもまだ残っています。

■すごいよマサルさん
(投稿者:蒼風  玲弥さん)
■これは自分が小6〜中1にの時の話です。


アニメ版のマサルさん、見たことありますか?
最初に注意書きが映り、ナレーションが流れるんですよ。そのナレーションの声が男性版、女性版、そして二人同時に喋るパターンと3種類用意されており、男性と女性で全く逆の事を言うんです。w(これは番組での仕様でした)

小6の頃、友達内でマサルさんが流行っており、夜中まで起きてまで見るぐらいハマっていました。ただ、親に「いい加減寝なさい!!」と怒られ、毎回見れなかったんですが、ある回だけは親が出掛けていた為にビデオ録画に成功しました。

そして月日が流れ中学に入り、久しぶりに小学校の友達と遊ぶ事になりました。
自分はマサルさんが流行っていた事を思い出し、ビデオをみんなで見ようと思いビデオを見つけ一人で先に見ました。その時は普通に見てました。


次の日、友達が遊びに来て自分が「マサルさんのビデオがあったから見よーぜ」と言いだし、鑑賞会が始まりました。テープを再生すると最初にご説明したナレーションが始まり…

自分「あれ?」
友達「どーした?」
自分「昨日と違う…」
友達「はぁ?」

とにかくそのまま見てました。
違和感を覚えた自分は巻き戻して友達ともう一回見ました。

友達「別にさっきと変わんなくねぇ?」
自分「う、うん…」

二度目の鑑賞会も終わり、デッキからビデオを出し、残りの時間はゲームで遊んでました。
友達も帰り、ずっと気になっていた例のシーン、改めて一人で見ると…


またナレーションの声が変わってました。

友達と見たときは男性の語りだけだったんですが、改めて見ると、男女両方の語りだったんです。前日に見たときも男女両方の語りでした…
後日友達に電話し、話しても「バカじゃん?お前耳大丈夫ぅ?そんな事無いって」とあっさり返されました。

結局その後、恐くなったのでテープは処分しました。
今でもTUTAYAに行ってレンタルビデオを見る度思い出します…
アレは空耳では無かった。未だに誰も信じてもらえません…

■柔らかいもの
(投稿者:すいか虫さん)

■小学校中学年のころだったかな。

麦茶が記憶にあるんでたぶん初夏かなんか、家の縁側に座ってた時。
なんかのきっかけでふっと下を見たときに、なんか手の近くに「ヘンなもの」がいたんですよ。

直径3センチくらいかな。
それくらいのつやのない銀色の球体からヒョロっとした虫っぽい足が生えている
妙な「虫と機械の中間みたいなもの」が。

なんか、生き物の気配はないんですよ。
ダニか蜘蛛かな?って感じだけど、生き物とは思えないくらい幾何学的な雰囲気の存在で。
そもそも、全然動かない。
そっと指先で押してみたら…柔らかかったです。水銀みたいな感じ。

「うわ、何だコレ…」と思ってしばらく目が離せなかったその物体、
ふっと目をそらしたら、次の瞬間にはいなくなってました。

当時、「指先にささったトゲを放置しているとそのトゲが心臓に流れて行って死んでしまう」という話に
強く怯えていた自分は、とくに論理的な理由もなく「あ、体内に入り込まれたのかな…
もうすぐ俺死ぬか発狂しちゃうんだろうな」と醒めた気分で確信したことを、妙によく覚えてました。

あんなに衝撃的な体験だったのになんでコレを忘れてたんだろう。
とりあえず、夢とかではないです。

やな物思い出しちゃったなあ…笑


■クラシックにバレエ
(投稿者:弓弦さん)
■私は元テニス部員だったんですけど、そのテニスの試合で県内の少し遠い場所まで行きました。


試合も終って先輩の引退式をそこらでやろうとしていた時に、真っ白なワンピースを着た超可愛い女の子がいたんです。
引退式が始まるとその女の子はクルクルとテレビで見たようなクラシックバレエを踊り始めたんです。


先生が話している事もあったので「OH!ブラボー!」だとか拍手喝采などは出来なかったのですが話が終った直前に友人に「ホラ!あそこに美少女が!」といって聞かせると「・・・ついに壊れたか」というだけで全然話を聞いてくれないんです。

まったくしょうがないなと思い振りかえると・・・

いない。


そんなバカな。私は少女が踊っていた場所まで行ってみました。
すると、


「ごめんね?」
と聞こえたきりなにもありませんでした。
あの少女は一体何物だったんでしょう・・・

■妖怪背中舐め男(いや、女かも?)

(投稿者:ちきうでんき)
■多分小学校低学年の頃のこと。

当時まだ引っ越す前のボロ家で、その時は兄弟4人、狭い部屋で雑魚寝していました。
 
完全に眠っていた私は、妙な感覚に目を覚ましました。そして一瞬の後、恐怖に凍りつきました。
 
誰かが私の背中を一心不乱に舐めているのです!!
 
目は開けられませんでした。身動きも取れません。自分が起きているのを悟られてはいけない、悟られた瞬間に殺される。まったく根拠も無く、幼い私はそう確信し、ただただ恐怖に震え、じっとしていました。
どのくらいそうしていたでしょうか(実際はたいして長い時間ではなかったかもしれませんが)、しかし「それ」はいつまでたっても止む気配はありません。意を決した私は、突然がばっと起き上がり、鉄砲玉のような勢いで布団の下方、足下の方にと身を滑らすと、掛け布団で全身を包み込みました。


あくまで寝ぼけての行動で、そうした後はもう寝てしまっている・・・その時はそう見せかけたつもりの行動で、もちろんそうしたからには、その後は一切身動きをせず、ただただその何者かがいなくなることを願いながら目を瞑っていました。
 
その後はどうしたのでしょうか、今の自分には記憶が無く、ただ翌朝に目を覚ましたとき、一緒に寝ていた兄弟達の、あたりまえに寝ている姿を見て安心したことを覚えています。
 
あれは一体なんだったのでしょうか。怖くて何も見なかったので良く分かりませんが、基本的に超常現象は信じていない私の、しかしひょっとしたらあるのではないかと疑わせる、唯一の根拠となっています。
 

■溺れる魚
(投稿者;電鬼)
■まあ絶対信じてくれないってーかなんと言うか。
海で泳いでる焼き魚捕まえたんスけどね。

気持ち悪くて逃がしました。

皮膚病の魚じゃないかって?
捨てられた焼き魚じゃないかって?

泳いでたんだよ!!

■メル友
(投稿者:火鼠さん)
■一時期、『けいいち』という名前の男子高生のメル友がいました。
J●ォン同士だと電話番号でメールの送受信が出来るのですが、相手がメル友を探すために適当に打った番号に私のが当たって、それで知り合ったので、直接会ったことはありません。
でも一応写メールで顔は知ってました。

メル友としての交流は半年ほど続いたのですが、その間に不思議なことがありました。
実は、数年前に死んだ祖父も『けいいち』という名前でした。
漢字は『恵一』と書きます。
メル友は同じ名前でも『圭一』と書きます。
私が当時持ってた携帯は学習機能がついてたらしく、漢字変換の際によく使う漢字が最初に出るようになってました。
(ちなみに、今待ってる携帯はそんな機能ついてません)
ですから、『けいいち』で変換すれば、毎日使ってる『圭一』の字に一発変換される筈です。
しかし、ある日から必ず最初に『恵一』の字が出てくるようになりました。
いつからだったのかはよくわかりませんが、それまでは確かに『圭一』に変換されてたんですよ。

メールで『恵一』の名前を出した覚えはないし、それどころか『恵』の字も使ったことはないのに、何故なんでしょう?

■手
(投稿者:火鼠さん)
■私が小学3年生の時の事です。

春休みのある晩、頭が痛かったので母にそのことを告げてから寝ました。

夜中にふと目を覚ますと、自分の額に手が乗っていました。
それは、その人に熱があるかどうかを確かめるために額に手をあてるときのように、横向きに乗っかっていました。
『お母さんが心配してくれてるんだ』と思い、「お母さん」と声をかけようと顔を上げると、
その手には肘から上がありませんでした。
自分の手や、隣で寝てた妹の腕を調べてみましたが、やはりどっちのものでもなく、
しかもその手はいつまでも私の額に在って消えてくれそうになかったので、
目をつぶって頑張って寝ようとしました。
気がついたら朝で、手もいなくなってました。
母に聞いてみてもやはり、夜中に私の部屋には行ってないと言ってました。
もちろん妹も、自分の横でそんなことがあったなんて知る由もありません。

結局、あの宙に浮いた手については未だにわかりません。

■M兄ちゃん
(投稿者:火鼠さん)
■私が幼稚園児だった頃の話です。
そのころ、父方の従兄弟に当時小学2年生のM君というお兄さんがいて、私は「M兄ちゃん」と呼んでいました。
彼は生まれつき病弱だったらしく、ずっと入院生活を続けていました。
(何の病気だったかはよく知りません)

ある日、私は親に連れられて、久しぶりにMにいちゃんのお見舞いに行きました。
しかし、病室に入ってすぐ、家に連れて帰らされてしまいました。
M兄ちゃんとお話ししたかったのに。
お見舞いなのに。
私には訳がわかりませんでした。

その次の日の夜、夜中にふと目が覚めてしまったのですが、ベッドの横に白い丸い光があるのに気がつきました。
大きさはバレーボール位でしょうか。
その発光体を見て、私はこう思いました。
「M兄ちゃんだ」

次の日の朝、母が泣きながらM兄ちゃんが死んだことを告げてきました。
私はそれを聞いて『やっぱりな』と思いました。悲しくはならなかったです。事前にわかってたからでしょうか?

このことは両親には話してません。


補足
死んだと聞くまで、両親は私にM兄ちゃんが死ぬかもしれない病気だったということを伏せてたんですよ。
入院当初は見た目は元気だったので、大した病気ではないと思っていました。

■化け物サイズのでかネズミ(?)
(投稿者:ねおんさん)
■これは私が幼稚園の時に見たモノなのですが、今でもかなり鮮明に思い出せます。

ある朝、幼稚園に行く途中道の真ん中にネズミの死体と思われるモノを発見しました。
それはとても大きくて、通常の5倍はありました。
どうやら車に引かれて死んだらしく、グチャグチャになっていました。
白目をむいていたのも、ハッキリと見ました。
その時は「気持ち悪い」の一点張りだったのですが、その後図鑑とかを見ても、その様なネズミは一切載ってませんでした。

結局、あのネズミの死体は何だったんだろう…。

■影法師さん
(投稿者:たいまーさん)
■これは あたくしがたびたび遭遇する不思議な人の話なのですけど...

夜とか昼とか 横になって 漫画を読んでいたりすると
たま〜に いつのまにやら 影法師さんが
あたくしの部屋にいらして 枕元に座ったり
枕をトントンと指先で叩いたりして そのまま何事もなかったかのように 去って行くのです

なぜ影法師さんかというと 真っ黒なのですよ その人

害はないので ほっといているのですが
かつてのアパートメントから 今の新居にまで
ついてきてしまっているみたいで
新手のストーカーかとも 思うのですけど
まあ幻覚なので 気にしないことにしてます

誰かに話しても 信じる信じない以前の問題のようなので やっぱりほっといてます


ちなみに 薬はやってません
あしからズ




■ピアノの七色螺旋階段
(投稿者:浅坂葵さん)
■幼少の頃とある戦隊モノをテレビで見ていた所何かが私の脳内に洗脳の如く入って来、一瞬のうちに目を開けた私の視界は閉ざされ、次に見たのはテレビ画面では無く笑点カラーに近い七色のカーテンが現れ、それらは上下し気づくと階段のように段差が出来ており、今度は渦を巻いて螺旋階段を作り上げていったのです。

すると今度は永遠と続くピアノの白と黒が現れ交互に高音と低音を奏で始め、あまりの恐怖に泣き出してようやく現実に視界が戻ったのですが親は戦隊モノの怪獣が恐かったんだろうと終わらせました。
三歳の頃に見たあの記憶、今だに信じてもらえません。

その週の怪獣は口紅の怪獣でした。恐くもなんともありませんて。


■駄菓子屋で見た30円玉
(投稿者;電鬼)
■駄菓子屋通いが頻繁だった小学生の頃。
後から来た同級生が駄菓子を買う際に、駄菓子屋のおばあちゃんに見せた小銭。

ラグビーボールの様な輪郭で、真ん中に穴が開いてて、表面には”30円”って書いてある硬貨。ようは30円玉って事。
でもってきっちりそれで買い物して帰って行ったはずなんだけど、その辺の記憶があやふやです。

それ以来誰に聞いても30円玉なんて知らないと言うんスよ、無論俺だってそんなものがあるなんて話聞いた事も無いんだけどあの時確かに見たんだけどよ!
■1メートルの巨大生物VS飯村
(投稿者:宇宙電機)
■飯村君が幼稚園時代にどうしても見たと言い張ってる生物。

みんなで遊んでる時に突如全長1メートルの毛虫が現れたんだそうですよ。それを全員で棒で叩いて殺したら飯村君は全身に緑色の体液をかぶったんだそうな。

「いやぁ、僕はどうやら貴重な生物を殺してしまったようですよ、子供って残酷ですよね!!」

とさわやかに語ってました。
■自分しか知らない空き地のおじさん
(投稿者:ターナさん)
■小学の頃近くの空き地にいつも居て、いろんなことを教えてくれたおじさん。

しかし、この間友達に聞くと「知らない」

と、答えが返ってきたのです。
ずいぶん仲良くおじさんと遊んでいた覚えが私には確かにあるのに。

近所の人に聞いてみても「知らない」と、返ってきました。
今でもその空き地に行くとそのおじさんは居ます。
少し年老いて、かついつも忽然と姿を消すのは変わらず・・・
■ウルトラマンレオ
(投稿者;電鬼)
■これは幼稚園の頃かな。

ウルトラマンレオにウルトラ兄弟が総出演してマグマ星人と闘う話なんだけど、マグマ星人が放ったビームに当ったゾフィが、ゲッター2そっくりのロボットになってしまう話を見ました。

で、次回予告ではウルトラマンの顔がライオンになってたんだけど誰も信じてくれません。

無論調べてもそんな話出て来ないんだけど、誰か絶対同じものみた事あると俺は信じてるのですが。ですが。