修理屋

■壊れた機械は彼の手で人生の再出発を迎え、人間は彼の手により人生の終焉を迎える。

再生と破壊が彼の仕事である。

昼の彼はきさくな街の修理屋で、おもちゃから自動車まで何でも修復。
差し入れの惣菜で食費を浮かせ、カレンダーを見ながら財布の小銭を数えるどこにでもいそうな好青年。

夜は精密な射撃でターゲットを恐怖に陥れる殺人鬼・・・とまではまだいかない。
才能は充分に持ち合わせているが、何分まだ若く感情的になる時もあり、仕事を下ろされることもしばしば。

これからが楽しみなスナイパーである。

                  支配人より一言

■私のゾイドだけこの人は手抜き修理するんです。