Windows には 2つの異なるネットワークをブリッジ接続する 「ネットワークブリッジ」
の機能があります。これにより例えば、「ファイル共有」 は有線LAN を生かしながら、
インターネット接続は 無線LAN (Wi-Fi) を経由する等の使い方ができます。
(1) ネットワークブリッジのイメージ図
無線LAN (Wi-Fi) を導入し、PC 2台共インターネットに接続したいが、ケーブル接続
(有線) はそのまま利用する。 この場合の接続イメージ図は次のようになります。
ONU
モデム
インターネット
ルータ
 AP
カード
(無線ルータ)
無線アクセスポイント付
ブロードバンドルータ
・無線ルータ ・・・ 無線 AP 付ブロードバンドルータ
・無線LANアダプター ・・・ ノートパソコン用
アドホックモード
有線LANを構築している

導入

導入
かんたん無線LANと小学校教育実践
◇必要なもの
もご参照ください。
(注)
イーサネットや IEEE1394接続
でファイル共有 をしているが、
インターネットへの接続はない。
パソコン1
パソコン2
■ ネットワークブリッジ (無線LAN と有線LAN の接続)
ネットワークブリッジ
で無線と有線を接続
パソコン1
パソコン2
パソコン1
パソコン2
ケーブルで接続
「パソコン2」 でネットワークブリッジを設定して無線LAN と有線LAN をブリッジ接続、
「パソコン1」 からもインターネットに接続することができます。 この場合、当然ながら
両方のパソコンが起動している必要があります。
パソコン1
パソコン2
(2) ネットワークブリッジの設定
ネットワークブリッジを作成する PC は、無線LANアダプターと有線LANアダプターの
2つが必要です。ノートパソコンならほとんどが搭載されていますね。
ネットワークセットアップウィザードで LANの設定をした結果 意図せずに設定されてしまった場合は、
無線LAN (Wi-Fi) でインターネット接続ができない場合があります。この場合は削除しましょう。
(3) ネットワークブリッジの削除
Windows 10 図説
Windows 10 図説
この状態で無線LAN を組み、
インターネットにも接続したい
というケースです。

「ネットワーク接続」 画面で、無線LANの 「Wi-Fi」 と、有線LANの 「イーサネット」 の
アイコンがあるので、この 2つをネットワークブリッジします。

Windows 11 図説
Windows 11 図説