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YU先生の小学校教育実践
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何を飲みましたか?のグラフ
大人になったらお酒を飲みたいですか?のグラフ
日本酒
何と、64%の子どもが何らかの
お酒を飲んだことがあります。
4.保健学習「飲酒の害」
保健の時間に「飲酒の害」について学習しました。今回は,事前に子どもたちに
アンケートをとっていましたので,その結果を提示しながらの授業でした。
たばこと比べ,子どもたちは飲酒に対してあまり罪悪感をもっていないようです。
◇ 集中力,記憶力が低下する。
◇ 無気力になり,非行に走りやすい。
◇ 40代になってから肝臓の病気になりやすい。
等の点で非常に危険です。
また新入生や新入社員がコン
パなどの席で「いっき飲み」
を強要され救急車で運ばれた
事例も多いそうです。
(次のページへ続く)
結果を見ると飲酒の経験者が意外に多く「大人になったらお酒を飲みたい」と考
えている子も多いことに驚きました。また,高校生を対象に行ったある調査では
飲酒のきっかけで一番多いのが,家族(特に父親)からの強い勧めだそうです。
「お祝いだから」「男同士の付き合いだ」「ちょっと一口飲んでみろ」などと
強引に飲まされ,それを機に飲酒が習慣化する場合があるそうです。
◇ 急性アルコール中毒になりやすい。
◇ 短期間でアルコール依存症になりやすい。
…… まだまだあります。……
やはりチューハイとかビールなど
の飲みやすいものが多いですね。
ただ、91%は,子どもの飲酒が
法律で禁じられていることを
知っています。
「酒は百薬の長」などとも言われるように適量の飲酒がプラスに働くときがある
場合もありますが,少なくとも未成年の飲酒は有害であり,法律で禁止されてい
ます。未成年の飲酒は,